ガリガリ君“ナポリタン味”は取り返しのつかないほど大赤字だった
13日の「ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(TBS系)では「国民的大ヒット食品のヒミツ2時間SP」を放送。
誰もが一度は食べたことがある、ポテトチップスやポッキーのヒミツが公開され、コアなファンも多い、ガリガリ君のヒミツも明かされた。
暑い夏、爽やかなブルーで涼しげなガリガリ君は、子どもたちから愛されている片手で食べられるかき氷、
定番の味以外にも、数々のフレーバーが発売され、その数はなんと100種類。
中でも、2012年に発売された「コーンポタージュ味」は、斬新な味が人気で、生産がおいつかず発売3日で販売休止になり、後に発売されたシチュー味も人気だった。
そして2104年には、ナポリタン味を発売した。
番組に出演した、AKAGI乳業のマーケティング部・部長の萩原氏は、「ナポリタン味は取り返しのつかない赤字を叩き出しました」とぶっちゃけた。
萩原氏によると、その金額は約3億円。
在庫は320万本ほどで、その原因は「やっぱりマズかったんですよ」と、事実を告白。
お客様からも、「マズい」、「ふざけるな」、「いい加減にしろ!」などのクレームが殺到したそうだ。
コーンポタージュ味、シチュー味が大ヒットして、次はどの味にするかというときに「魔が差したんでしょうね」と反省していた萩原氏。
そして、AKAGI乳業に残っていたわずかなナポリタン味をスタジオに持ち込み、出演者が試食。
やはり、「マズい」との声が続々とあがった。
また、ナポリタン味は社内でも不評だったが、漫画家の蛭子能収だけは「美味しい」と言っていたことも明かされた。