衝撃の展開! スポーツで「番狂わせだ!」と言われる試合7選

学生の窓口編集部
2016/01/24
学生トレンド
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スポーツでは、下位と目されるプレーヤーが上位と目されるプレーヤーを破ることをしばしば「giant-killing(ジャイアントキリング)」と呼びます。「巨人を倒す」という意味で、日本語では「番狂わせ」ですね。今回は、スポーツ史に残るジャイアントキリングをご紹介します。

●アトランタオリンピック サッカー 1996年:日本 × ブラジル

1996年のアトランタオリンピックで日本は男子グループリーグD組でした。D組は「ブラジル」「ナイジェリア」「ハンガリー」「日本」の4カ国。7月22日、日本は、ロベルト・カルロスやロナウドといった世界的プレーヤーを擁するブラジルと対戦します。日本はわずか4本のシュートながら1点を決め(決めたのはボランチの伊東輝悦)、ブラジルから28本ものシュートを浴びますが無失点に抑えて大金星を得たのです。この結果には世界中が驚き、日本ではこの勝利を「マイアミの奇跡」と呼んでいます。

●FIFAワールド杯 1950年:アメリカ × イングランド

1950年にブラジルで開催された「FIFAワールド杯」のグループリーグ。「スペイン」「イングランド」「チリ」「アメリカ」が同じグループでした。この中ではアメリカが最弱と目されていました。というのは、アメリカチームは全選手がアマチュアだったからです。6月29日、アメリカはイングランドと激突します。対するイングランドはトム・フィニーやビリー・ライトを擁する強豪でした。ところが……アメリカのジョー・ゲーチェンスのヘディングシュートが決まり、焦るイングランドをよそについに無失点で抑え逃げ切ったのです。これは「FIFAワールド杯史上最大の番狂わせ」と呼ばれています。

●ソルトレイクシティオリンピック ショートトラックスピードスケート競技男子1,000m 2002年

2002年、アメリカのソルトレイクシティで開催された冬季五輪の「ショートトラックスピードスケート競技男子1,000m」では思いもよらない出来事が起こりました。同競技決勝で、オーストラリアのスティーブン・ブラッドバリー選手はレース終盤まで最下位(5位)という位置でした。ところが! 最終コーナーで先行する4選手が接触して全員転倒。後方に離されていたブラッドバリー選手だけが難を逃れ、そのまま無事にゴール! ちなみにこの優勝は、オーストラリアに「ウインタースポーツの世界選手権で初めての金メダル」をもたらしたのです。

●FIBAバスケットボール世界選手権 2006年:アメリカ × ギリシャ

2006年に開催された「FIBAバスケットボール世界選手権」では開催国が日本でした。9月1日、「さいたまスーパーアリーナ」でアメリカとギリシャが対戦します。ファイナルラウンドの準決勝です。アメリカは言うまでもなくバスケの本場。このときもNBAのスター選手を擁する強豪チームでした。対するギリシャは全員がヨーロッパのクラブ所属で格下感は否めません。ところがギリシャはゾーンディフェンスを駆使して組織力で対抗し、個の力で勝るアメリカを押さえ込むことに成功。見事「101-95」で勝ったのです! この勝利に喜んだアテネ(ギリシャ)市民数万人が市内に繰り出し、お祭り騒ぎだったとか。

●シドニーオリンピック レスリング グレコローマンスタイル130kg級 2000年:アレクサンドル・カレリン × ルーロン・ガードナー

2000年に開催されたシドニーオリンピックのレスリング競技で世界に衝撃を与えた番狂わせが起こりました。「グレコローマンスタイル130kg級」決勝で、鉄人と呼ばれたアレクサンドル・カレリン(ロシア)とルーロン・ガードナー(アメリカ)が対決します。鉄人カレリンはそれまでにオリンピック「3連覇」、レスリング世界選手権「9連覇」という大記録を達成し、1988年から2000年のそれまでに「13年間無敗!」というモンスター。なにせ「人類最強」という呼び声もあったのです。ところが! 得意のカレリンズ・リフトを不発にするなど、試合の主導権を握り続けたガードナー選手が見事勝利し金メダルを獲得しました。

このルーロン・ガードナー選手には面白いエピソードがあります。2007年に自家用飛行機でトラブルに遭ったガードナーはユタ州のパウエル湖に墜落。しかし、水温7度の湖を1時間泳いで岸までたどり着きます。翌日、釣り人が彼を発見して九死に一生を得ました。ガードナーもまた鉄人だったのですね。

●全仏オープン 男子シングルス4回戦 2009年:ナダル × セーデリング

2009年に開催された全仏オープンの男子シングルス、「セクション1」の4回戦で、ラファエル・ナダルとロビン・セーデリングが激突します。当時のナダルは、全仏オープン「無敗4連覇中」で「前年(2008年)の世界ランキング1位」のつわもの。対するセーデリングは「世界ランキング17位」で格下と見られていました。ところが! 「6-2」「6-7」「6-4」「7-6」のスコアでセーデリングが勝ったのです。最強全盛期のナダルを破ったということで、このセーデリングの勝利は歴史に残る一勝となりました。

●ラグビーW杯 2015年:日本 × 南アフリカ

記憶に新しい日本が起こしたジャイアントキリングです。イギリスで開催されていたラグビーW杯にて、日本は優勝候補と目されていた南アフリカチームを「34-32」で破り、世界中をあっと言わせました。南アフリカはW杯で2度優勝した世界に名だたる強豪チーム。ラグビーをナショナルスポーツとするウェールズですら112年間に2回しか南アフリカに勝ったことがないそうです。この日本の勝利がいかに価値あるものか分かりますね。

弱者はジャイアントキリングを起こすために智恵と勇気、培ってきた力を全て出し切ります。めったに起こらないからこそ「番狂わせ」なのですが、そのような奇跡の瞬間を見ることができるのもまたスポーツ観戦の醍醐味(だいごみ)ではないでしょうか。

(高橋モータース@dcp)

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