何年たっても色あせない! 日本人なら読むべき名作漫画ランキングTop10

学生の窓口編集部
2016/01/03
学生トレンド
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漫画大国日本にあって、星の数ほどある漫画。その中でも、発表当初に注目と支持を集めたのはもちろん、時代を越えて、20年?いえ100年先でも読まれ続けるにちがいない名作漫画を、ランキング形式でご紹介します。

■第10位『動物のお医者さん』

北海道にあるH大学の獣医学部を舞台に、「動物のお医者さん」未満の個性豊かな学生たちの日常を描いたコメディ。主人公の西根公輝は物事に動じない性格、ひょんなことからH大学の漆原教授からシベリアンハスキーをもらいうけることになる。同級生の二階堂昭夫とともに、その後H大学に進学。動物にまつわる騒動を繰り広げる。

当時、シベリアンハスキー犬のブームや、H大学のモデル北海道大学の志望者が上がるなどの現象にも影響を与えました。 作品の魅力は、獣医学部ならではのできごとの興味深さや人物造形のユニークさ。ネズミ嫌いなのに獣医学部に進むことになった二階堂や、マイペースで痛覚が鈍い先輩の菱沼聖子、アフリカ好きの漆原教授など、主要人物だけでなく、獣医学部に出入りする人物、またその家族がそれぞれ特徴を持って描かれます。さらには登場する動物たちも個性的。穏やかな性格の飼い犬チョビや、気の強い猫ミケ、凶暴なヒヨちゃんなど、その行動のおかしさ、ほほえましさにはくすりと笑ってしまうはずです。

著者:佐々木倫子
連載:1987年~1993年
連載誌:花とゆめ
出版社:白泉社
単行本:花とゆめコミックス全12巻/白泉社文庫全8巻/愛蔵版全6巻

■第9位『タッチ』

アニメ化のほか、実写のドラマ、映画化もされており、懐かしのアニメ番組では必ずといっていいほど登場する名作。上杉達也と和也は一卵性の双生児でありながら、性格の違う兄弟。勉強に野球に打ち込む和也に対して、達也は何に関してもいい加減な態度。隣りの幼馴染である浅倉南と微妙な三角関係を崩さないまま同じ高校に進む。ストーリーの軸は、甲子園を目指した高校野球、そして浅倉南を交えた恋愛。物語は、和也が突然の事故死を迎えたところから大きく動き出す。

野球漫画であるものの、それまでのスポ根ものとは大きく違い、絵のタッチやストーリー展開は軽妙なもの。野球というスポーツを深く知らなくても、ラブコメディという方面から楽しめる作品です。主要人物の死という深刻なできごとがあり、主人公はそれに影響を受けた道を進むという展開ながらも、重くなりすぎない作風はこの作者ならでは。登場人物の感情を、饒舌なセリフやわかりやすい表情ではなく、定型的な手法でない独特の間で表現していて、心に伝わります。

著者:あだち充
連載:1981年~1986年
連載誌:週間少年サンデー
出版社:小学館
単行本:少年サンデーコミックス全26巻/小学館文庫全14巻

■第8位『あさきゆめみし』

源氏物語を原作とした本作品。時代は平安朝、桐壺帝の子として生まれながら、母親の身分が低かったために「源氏」の姓をもらうことになった光源氏が主人公の物語。光源氏は、帝の新たな妃に亡くなった母の面影を見て惹かれるが、結ばれるわけにはいかない相手。思うようにならない運命に、光源氏は、妃の親戚にあたる紫の上を引き取ったり、ついには妃と密通したり。年上の六条御息所、左遷された場所で出会う明石など、数々の女性遍歴を重ねていく。

なにしろ原作のストーリーが平安時代に書かれ、現在まで読み継がれている息の長い作品です。高貴な人々が主な登場人物とはいえ、遠い過去から現在に至るまで、人間の悩み、苦しみは変わらないものだと思わせてくれる物語。原作は思い切り気合を入れないと読み終えられませんが、漫画だと平安時代の生活や習慣、衣装などのイメージがすんなり頭に入ってきます。漫画作者の繊細なタッチも作品にぴったり。「源氏物語」のストーリーも把握できるので、昔も未来も受験生必携の書です。

著者:大和和紀
連載:1979年~1993年
連載誌:mimi/mimi Excellent
出版社:講談社
単行本:講談社コミックスmimi全13巻/講談社文庫全7巻

■第7位『寄生獣』

ある日地球外から飛来した多数の生物。小さく見た目に特徴のない謎の生物は、人間に入りこんで寄生し、入れ替わって擬態することで、他の人間を捕食していく。その生物に入りこまれたものの、脳を侵されることを偶然阻止した主人公泉新一は、右手だけに寄生されることなり、「ミギー」と呼ぶことになった生物と共生生活を送る。感情を持たないパラサイト(寄生生物)による人間の襲撃は続き、その正体を知る新一は、葛藤を抱えることに。身近な人の死を経験しながら、成長や変化を遂げていく。

地球外の生命体がやってくるという設定はよくあるものの、その生物の生態が特異です。パラサイト(寄生生物)たちは人間に寄生するという性質を持ち、高い学習能力がありながら、人間的な感情は理解しません。人間の身体の能力を超人的に発揮させて戦う様子は、残虐的。本作でひきこまれる部分は、ごく普通の主人公が、パラサイトに寄生されることにより、悩み葛藤していくところ。読み終えたところで、本当の寄生獣とは、の意味を深く考えさせられる作品です。

著者:岩明均
連載:1988年~1995年
連載誌:月刊アフタヌーン
出版社:講談社
単行本:アフタヌーンコミックス全10巻/講談社文庫全8巻

■第6位『BANANA FISH』

ニューヨークのストリートキッズのグループを率いるアッシュは、ある銃撃事件から「バナナ・フィッシュ」の謎を追い始める。ベトナム戦争をきっかけに廃人となった兄にも関わる、その言葉の意味するものは? 謎を追うことで、マフィアと敵対するように。類まれな容姿と能力を持つがゆえに過酷な運命に巻き込まれる主人公は、一方で、日本から訪れた奥村英二と出会い、信頼を寄せあうようになる。

因縁を持つコルシカマフィア、そしてチャイニーズマフィアの策謀入り乱れてのハードな戦いが見どころ。 少女漫画の範疇にありながら、女性はほとんど登場せず、恋愛の要素もなし。マフィアやストリートキッズといった世界に身を置き、男娼として扱われた過去を持ちながら、クールに生き延びるアッシュがとにかく魅力的。作品中では17歳から19歳までの2年間であるものの、連載期間の長さからか、絵柄がかなり変わっています。緊迫感のあるハードなストーリー展開に、奥村英二との唯一無二の関係が読者にとっても救いになり、読み始めると、目が離せません。

著者:吉田秋生
連載:1985年~1994年
連載誌:別冊少女コミック
出版社:小学館
単行本:フラワーコミックス全19巻/小学館文庫全12巻

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