甘酸っぱすぎ! 観ると切ない気持ちになる青春アニメのおすすめ20選 4ページ目
13.花咲くいろは
放送期間:2011年4月3日9月25日
あらすじ
松前緒花(まつまえ・おはな)は母親と2人暮らしをしている高校2年生。ある日、母親が借金を作った恋人と夜逃げすることになり、緒花は住み慣れた街を離れ、これまで会ったことのない祖母のもとで暮らすことになる。祖母は大正ロマンの香り漂う温泉旅館「喜翆荘(きっすいそう)」を経営しており、緒花は、板前見習いの鶴来民子、仲居の押水菜子ら従業員と一緒に働きながら高校に通う生活をスタートする。
注目ポイント
見捨てられるようにして、親元を離れた緒花の成長、人間ドラマを描いた作品。ピーエーワークスの10周年を記念して制作されたもので、個性的なキャラクターたちが織りなす爽やかなストーリー、細部にまでこだわった美しい作画を楽しめます。
石川県・湯涌温泉をモデルとしており、同地では作中に登場する架空のイベント「ぼんぼり祭り」を実施。2011年に公開された作品にも関わらず、2015年開催の第5回「ぼんぼり祭り」では過去最高の来場者数を記録。今なおファンの心を根強く捉えているようです。
作品概要
原作:ピーエーワークス
監督:安藤真裕
シリーズ構成:岡田麿里
脚本:岡田麿里、樋口達人、浦畑達彦、小柳啓伍、西村ジュンジ
キャラクターデザイン:岸田メル(原案)、関口可奈味
音楽:浜口史郎
アニメーション制作:ピーエーワークス
14.TARI TARI(タリタリ)
放送期間:2012年7~9月
あらすじ
宮本来夏(みやもと・こなつ)の通う白浜坂高校には、普通科に加えて音楽科もある。来夏は普通科に入学したものの、歌うことが大好きで声楽部に所属していた。しかし、声楽部の合同発表会で緊張から歌うことができなかったことから、部内で歌うチャンスをもらえなくなってしまう。思い悩む高校生活最後の夏、来夏は自ら合唱部を設立することを決意する。
親友である沖田紗羽(おきた・さわ)の協力で、音楽科から普通科に転科した坂井和奏(さかい・わかな)らを入部させることに成功したが、発表会終了と同時に退部が続出。それでもめげない来夏たちは、なんと廃部寸前だったバトミントン部と統合! 「合唱時々バドミントン部」として再スタートする。はたして合唱部はどうなってしまうのか……?
注目ポイント
神奈川県江ノ島や江ノ電沿線地帯をモデルにした青春ものの学園アニメ。恋愛描写はほぼなく、家族や友情の大切さを丁寧に描く心温まる作品に仕上がっています。アニメ製作会社のピーエーワークス によるオリジナルアニメーション作品で、同社が手がけた『true tears』『花咲くいろは』に続く、青春物の第3作に位置づけられています。
作品概要
原作:EVERGREEN
監督:橋本昌和
シリーズ構成:橋本昌和
脚本:橋本昌和、佐藤梨香、横手美智子
キャラクターデザイン:tanu(原案)、関口可奈味
音楽:浜口史郎
アニメーション制作:ピーエーワークス
15.俺物語!!
放送期間:2015年4~9月
あらすじ
剛田猛男(ごうだ・たけお)は、常人離れした身体能力を持つゴリラ顔の高校1年生(推定身長2m、推定体重120kg)。正義感溢れる不器用な性格で同性からは好かれるが、異性からはまったくモテない。幼馴染のイケメン・砂川誠(すなかわ・まこと)とともに、集英高校に通っている。
ある日、猛男は電車で痴漢にあっていた小泉女学園高校1年生大和凜子(やまと・りんこ)を助けるが、その際、剛田は大和に一目惚れしてしまう。だが猛男には、「好きになった子は、必ず親友の砂川を好きになる」というジンクスが……。勘違いした猛男は、砂川と大和をくっつけようと尽力する――。
注目ポイント
なんといっても衝撃的なのは、少女漫画の主人公とは思えない剛田猛男のビジュアル。「ゴリ」という呼び名を持つスポーツ漫画の金字塔『SLAM DUNK』(スラムダンク)の赤木剛憲のような見た目です。しかし、猛男は自分よりも他人の幸せを望む純情な性格で、誰かがピンチに陥った際には体を張って救出に向かうナイスガイなのです! 彼の男前すぎる内面に思わずときめいてしまうかも。
作品概要
原作:河原和音
作画・アルコ
監督:浅香守生
シリーズ構成:高橋ナツコ
キャラクターデザイン:濱田邦彦
音楽:S.E.N.S. Project
アニメーション制作:マッドハウス
16.orange
放送期間:2016年7月~2016年9月
あらすじ
高校2年生の高宮菜穂(たかみや・なほ)は10年後の自分が差出人である手紙を受け取る。そこには今後起きること、それを防いで欲しいことが記されていた。いたずらだと思っていた菜穂だが、手紙の通り、成瀬翔(なるせ・かける)が東京から転校してきて思いを寄せる。翔が17歳の冬に事故で亡くなることが手紙に書かれており、10年後の菜穂は翔を死から救うために手紙を送ったとわかる。菜穂は「翔がいない未来」を変えるために努力する。
ある日、菜穂はクラスメイトの須和弘人(すわ・ひろと)、村坂あずさ(むらさか・あずさ)、茅野貴子(ちの・たかこ)、 萩田朔(はぎた・さく)にも未来の自分から手紙が届いたと知る。5人は協力して「翔がいない未来」を変えていく。死の遠因が楽しい思い出に変わり、翔が死なない未来になると思われた。一方翔は母親を自殺でなくしその原因が自分にあると思い続け、自身を責め自殺を考える。バレンタインデーに菜穂は翔に告白し付き合うも、翔の事故が起きた2月15日、5人は集まり事故を防ごうとするが翔は現れずーー。
注目ポイント
主人公の高校生たちが自分や未来を変えるために行動していく様を描いたSF青春ラブストーリー。原作は世界9カ国で翻訳されており、2015年には土屋太鳳が主演で映画化されるほど長い人気を誇る作品。
作品概要
原作:高野苺
監督:浜崎博嗣
シリーズ構成: 柿原優子
キャラクターデザイン:結城信輝
音響監督:長崎行男
音楽:堤博明
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム