洋服も夫婦兼用?! 服を共有して持たない生活を送るためのコツ
少し前に話題になった「断捨離」。ものを減らしてシンプルに暮らすことで、いろいろなことがスムーズに運ぶと言われています。最近では服を共用して数を減らす夫婦も増えているそうです。収納場所も取らないしお金もかからないと良いことだらけ。だけど、間違えるとケンカになってしまうことも。服を仲良く兼用するためのコツをご紹介します。
■ショッピングは2人で一緒に行く
服を買いに行くときはなるべく2人で行くようにします。1着の服をお互い着まわすことができるか、よく考えなければいけません。鏡を見て似合うかどうか、試着してサイズは大丈夫か確認してください。気持ちよく兼用生活を送るには、多少高くても2人が気に入ったものを買うようにすることが大切です。そういうことを続けていると、パートナーの好みがわかり、1人で服を買いに行ったときにも兼用できる服を見つけることができます。
■共用する服のおすすめはトップス
Tシャツやボタンシャツ、スウェットなどはオーバーサイズで着るのもかわいいので兼用がしやすいアイテムです。男性の体型に合わせて買って、女性は細身のパンツなどとコーデすればOK。ヒールパンプスで底上げしたら上半身のボリュームがちょうどいい感じになります。注意しないといけないのがボトムです。買うときは大きいほう(男性のほうが多いと思いますが…)に合わせてサイズを選ぶと思います。そうすると小さいほう(多くは女性かな…)が着たときにゆるゆる過ぎておかしくなってしまうことが。だから試着は必ずしてください。ベルトでウエストを絞ってもシルエットはきれいか、裾をロールアップしても大丈夫なデザインか、よくチェックしてくださいね。
■兼用OK? それともNG?
ものを増やしたくない気持ちが大きくなりすぎて、こんな奥さんも出てきました。夏の暑い日、短パンを穿きたかったけれど断捨離で処分してしまったので旦那さんのパンツ(下着の…)を穿きました。その快適な穿き心地にハマってしまい、夏の間、家ではずっとその恰好だったそうです。涼しそうですが、やはり見た目が…。もし男女が逆だったらかなり問題ですよね。下着の兼用はやめておいたほうが良さそうです。
鞄や時計、ニット帽などはユニセックスなデザインのものが多いので兼用するのにおすすめのアイテムです。しかし、女性ものを男性がつけるのは違和感があるので、男性っぽいものを買って、女性がかわいくコーデに取り入れるのが良さそうです。
夫婦で服を兼用することで、かなりの服を減らすことができます。だけど、ストイックになりすぎるとショッピングを楽しめなくなど、弊害も出てきます。ときには自分だけの服を買うことも必要。楽しみながら服を共用してものを減らすことが、"持たない生活"を続けるための最大のコツです。