リアル赤ずきんちゃん? ベッドを覗きこんだらそこには〇〇が!
大好きな飼い主が眠るベッドの足元で、丸くなって寄り添う犬。犬と仲良しになると、そんな温かい光景が毎日欠かさず見られます。しかし、ある犬が潜り込んだのは、飼い主の一人とはいえまだ小さい子供のベッド。それも、足元に寄り添うというより、かなり堂々とした添い寝だったのでした。犬も枕を使ってスヤスヤ眠る、そんな様子を米国サイトBored Pandaよりお届けします。
アメリカ・ノースカロライナに住む主婦、Kristin Leigh Rhynehartさんはいつも通り、まだ幼い娘の様子を見に子供部屋へ向かいました。部屋をのぞくと、どうやら娘のAddisonちゃんはベビーベッドでお昼寝中。
ベッドに近付き、Rhynehartさんがベッドを見てみると……、そこにいたのはなんと犬! まるで「赤ずきん」のオオカミのように、はたまた魔法で犬にされてしまったお姫様のように、大きな犬が布団をかぶって寝ているのでした。しかもしっかり頭を枕に置いています。
しかしご安心を。Addisonちゃんは犬に食べられたのではありません。ベッドの端っこに寄ってぐっすり眠っていたのでした。
この大きな犬は、Rhynehartさんが10年前に保健所から引き取ってきたそう。それから家族の一員として過ごし、今度は新しく誕生したAddisonちゃんにかなり大胆な添い寝をして守っていたようです。
Rhynehartさんは「10年前に犬を救ったけれど、時々私と犬のどちらが救われたのか分からなくなる」と語ります。「私は彼に家を与えたけれど、彼はもっとたくさんのことを与えてくれた」のだとか。家族として一緒に暮らす生き物に、種類の違いは無いのかもしれませんね。
(文/訳 木口マリ)
写真/記事提供:Bored Panda