表参道を観光するなら絶対行くべき! おすすめ人気スポット15選 4ページ目
「国立代々木競技場」は東京都渋谷区にあり、第一体育館・第二体育館の他、インドアプールなどからなるスポーツ施設です。中心施設の体育館の設計は、丹下健三氏の設計。第一体育館・第二体育館とも、吊り橋に用いられる吊り構造の技術を導入。第一体育館は2本、第二体育館は1本の主柱から、屋根全体を吊り下げており、建物内部に柱を持たない構造です。さらに、台風等の際にも大丈夫なように、油圧式の制震ダンパーで屋根の振動を抑える構造を採用。油圧ダンパーを制震目的で採用した建物は日本初。1999年、「国立屋内総合競技場」として日本の近代建築20選に選ばれています。
1964年(昭和39年)の東京オリンピックでは、大会のサブ会場として使用され、メインアリーナの第一体育館では競泳競技、第二体育館(別館)ではバスケットボール競技が開かれました。建設される場所には、それまで占領アメリカ軍施設・ワシントンハイツがあり、アメリカ軍との返還交渉が難航したことから工事着工が大幅に遅れ、そのため、竣工は東京オリンピック開幕のわずか39日前。1964年7月以降は24時間体勢で突貫工事が進められました。
競技場は、競泳以外の催事にも対応できるよう、冬季はアイススケート場として、また春季・秋季はプール部の上に木のパネルを貼って体育館として利用できる設計となっています。現在は、主にバレーボール・フットサル・ハンドボールなどにも利用され、またチアリーディング日本選手権大会の会場もこの第一体育館で行われます。
<観光情報>
■住所:東京都渋谷区神南2-1-1
■交通:JR「原宿」駅から徒歩5分
http://www.jpnsport.go.jp/yoyogi/
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◆表参道のおすすめ観光スポット11 ブティック・竹の子
「ブティック竹の子」は1978年3月18日に原宿にオープンした元祖竹の子ファッションのショップ。80年代には、この店で作られた独特のド派手なファッションに身を包み、中高生の若者たちが、代々木公園前の広い道路の歩行者天国で踊っていました。竹の子族、竹の子ファッションの名はこのショップの店名に由来します。この新種のトレンドの生みの親が衣装デザイナーの大竹竹則氏。昔、女性が愛用していたモンペをヒントに、それをダブダブにデザインし直して原宿・竹下通りで勝負に出たそうです。名づけて「ハーレムパンツ」。それが竹の子ブランドの第1号。お店のオープンから長蛇の列だったと言います。
かつては、若者たちが踊っていた代々木公園前の広い道路での歩行者天国は、今でこそ実施されてはいませんが、最近のファッションにあるコスプレ、ロリータ、アニメキャラコスプレなどの傾向は、竹の子ブランドを生み出した時代の空気に似たところがあるのかもしれません。
今や「ブティック竹の子」は、今や海外のガイドブックに観光スポットとして紹介されるようにもなり、外国人観光客はもちろん、時には有名なアーティストも店に訪れるとか。ニューヨークコレクションの若手人気デザイナー、アレキサンダー・ワンがここで6万円ほども買っていったり、レディー・ガガも訪れ、ブラックカードで爆買いに近い買い物をしていったりもしているそうです。「ブティック・竹の子」が提供するファッションは、一見ゴージャスで高価に見えますが、中高生の若者たちが着て遊んだり踊ったりするものとあって、価格は意外にリーズナブルなものばかり。ふだんは制服を着ていても、時には新宿らしいファッションの自由を楽しみたいものです。
<観光情報>
■住所:東京都渋谷区神宮前1-6-15原宿ジュネスビル1F
■交通:JR「原宿」駅下車徒歩3分
http://www12.plala.or.jp/fusenneko/j-2-takenoko.ht...