3万円のマイリコーダーを所持?! 謎に包まれた人気サークル「東大リコーダー同好会」の正体を探ってみた 2ページ目
■『吹く系楽器の鬼』が現れた
-人数が集まってよかったですね。その後は順調にいったんですか?
佐藤「いえ、実はサークル廃部の危機があったんです。最初に集まってくれた人たちも段々と来なくなってしまって……。でも、そこに救世主が現れたんですよ。吹奏楽をやっていたんだと思うんですけど、ホルンも吹けて、フルートも吹けて、リコーダーも吹けて、みたいな『吹く系楽器の鬼』みたいな1年生が現れたんです。埼玉大学からは『リコーダーを愛して十数年……』みたいなリコーダーのプロも来るようになって、サークル全体が活性化していきました」
-ほかの大学から来てもいいんですね! 持ち直してよかったです。今は総勢何名くらいになりましたか?
佐藤「17人くらいですかね。僕は興味がほかに移ってサークルに行かなくなってしまったので、正直どうなっているのかわからないのですが……」
-いろいろなことに興味がおありなんですね! では最後にお聞きしますが、佐藤くんが使っているそのリコーダーって一体おいくらなんですか?
佐藤「僕はけっこう良いのを使っていて、30,000円くらいです。小学校のときに使っていたリコーダーが3,000円くらいなので、10倍ですかね」
-リ、リコーダーに30,000円……! それだけ本気だった、ってことですかね……。
■まとめ
リコーダーのお値段が30,000円とは驚きましたが、聞けば聞くほど奥が深いようです、リコーダー。インタビュー中にも話が出ていましたが、場合によっては他大学からのメンバーも受け入れるとのこと。興味を持たれた方はぜひアプローチしてみてくださいね。
(佐々木ののか+プレスラボ)