一人暮らしの味方! 「食パン」をまとめ買いして保存・美味しく食べる方法
食パンは冷蔵庫に保存するのが一番よくないって知っていますか?冷蔵庫の3~5度という温度は、ちょうど食パンの質を劣化させやすい温度なのです。あまり知られてはいないですが、食パンは冷凍庫で保存するのがよいとされています。一度では食べきれることも少ない分、しっかりと美味しく保存しておきたいですよね。今回は、上手に美味しさを保ちつつ保存する方法をお伝えします。また、食パンプラスお馴染みの食材でできる、簡単食パンクッキングレシピをご紹介。
■食パンの賢い保存方法
食パンは冷凍保存が一番です。と言っても、一体どうすればいいの?と思う方もいると思うので、下記にその方法を説明します。
1. 食パンを1枚ずつラップに包み、なるべく余分な空気を抜く。
(美味しさを保つポイント)
2. 冷凍庫のにおいがつくのを防ぐため、ジッパー付きの袋に入れる。
これで2週間程度は美味しさが保てます。しかし、衛生上の面から、長くとも1ヶ月以内に食べ切るようにしましょう。
1枚1枚ラップに包むのが面倒な場合は、100均などで売られている食パンの冷凍保存用タッパーがおすすめです。その都度ラップに包むより簡単で、ラップ代と包む時間の節約になります。
■食べるときは? おすすめの焼き方
食べる時は、凍ったまま焼いても大丈夫ですが、室温にしばらく置いて解凍してから焼いた方がやわらかくて美味しいトーストになります。
また、表面に霧吹きで水を吹き付けてから焼くと、ふんわりしっとり焼きあがるので、ぜひ試してみてくださいね。
ところで、食パンはフライパンでも焼けることを知っていますか?油など引かなくても、そのまま焼いて大丈夫。外はカリッと中はふんわりとして、トースターよりも短時間で焼けます。
その際、両面にバターを塗って焼いてみてください。できればフライパンとパンの表面が密着させた方がが好ましいので、浮いてしまう場合はフライ返しでパンがつぶれない程度に押さえましょう。両面こんがりと焼ければ完成です。バターがじゅわっと染みて、でも表面はサクサクで美味しいですよ。
■簡単食パンクッキング
ここではおすすめの食パンレシピを2つご紹介します。
・朝はこれ一枚!ボリュームたっぷり目玉焼きパン
1. 食パンを解凍する。(省略してもOK)
2. 食パンの耳のすぐ内側に、マヨネーズを一周ぐるっと絞って土手を作る。
3. そのすぐ内側にケチャップを一周ぐるっと絞る。
4. 真ん中に生卵を割り入れる。あふれないよう注意して、そっと割り入れてください。
パンの表面をちょっと剥がしてへこませると、卵があふれず納まります。
5. 卵部分にちょっと塩コショウしてトースターで普通に焼く。
6. 卵が好みの固まり具合になったらできあがり。
フライパンを汚さないので洗い物の負担が減ります。がっつり食べたい朝に。
・スイーツ系 チョコバナナトースト
1. 食パンに板チョコを並べてトーストする。食パンは凍ったままでも大丈夫。
この時バターを塗ってからチョコを載せると、塩気で味が引き締まるのでおすすめ。
2. チョコが溶けかかったところでスライスしたバナナを載せ、更に焼いてできあがり。
おやつ代わりになりそうなトースト。
何となく元気のない朝は、糖分を摂ってパワーアップを図りましょう。食パンはとにかく、買ってきたらすぐ冷凍、と覚えてくださいね。
1枚ずつラップで包む暇もないほど忙しい場合は、買ってきた袋のまま冷凍庫に突っ込んでも大丈夫です。形は崩れるかも知れませんが、カビを防止し質の劣化が防げます。霜がつきやすいので、2週間をめどに食べ切ってくださいね。