食欲の秋に観たい! ひたすらおなかがすく飯テロ映画7選
秋はもうすぐそこまで来ています。涼しくなってきて、お腹もすぐ空く秋は、美味しい食べ物も豊富なので、今からもう楽しみですね。より美味しい食事を楽しむためのおすすめは美味しい食事シーンが出てくる映画をみること。ここでは深夜の鑑賞注意の飯テロ映画を7本紹介します。
■「かもめ食堂」で日本食の素晴らしさを
2006年に公開された小林聡美・片桐はいり・もたいまさこトリプル主演の映画「かもめ食堂」の舞台は北欧・フィンランド。小さな食堂を切り盛りしているサチエのもとに訪れる一風変わった人々との出会いを淡々と描いたこの映画に出てくる食事は、おにぎりやお味噌汁といった日本食ばかり。フィンランドの風景を楽しみつつ、普段のご飯もおいしく見えてくる味わい深い映画です。
■堺雅人の演技が光る「南極料理人」
食べるものにも不自由する南極を舞台に、調査隊員たちを飽きさせない食事をつくる使命を請け負った主人公・西村が、限られた食材で料理を奮う映画「南極料理人」。西村役を務めた堺雅人が料理をつくる仕草がひとつひとつ魅力的で、過程を見ているだけでもお腹の虫が騒ぎ出しそうです。また、南極でつくる設定であるからこそ、ラーメンがより温かそうに見えてきます。
■やっぱりジブリはすごい!「天空の城ラピュタ」
ジブリ映画に出てくる料理はどれをとってもおいしく見えると評判です。中でも「天空の城ラピュタ」に出てくる食事は、パズーが食べていた目玉焼きトーストやシータが宇宙船でつくるシチューなど、どれをとっても最高。色彩豊かなジブリならではの食事シーンですね。
■スパゲティと言えば「カリオストロの城」
ルパン三世シリーズの中でも屈指の名作と評判の「カリオストロの城」はジブリスタッフが関わっているだけのことはあって、食事シーンも見逃せません。途中ルパンと次元が入ったレストランで出てくる山盛りスパゲティをふたりが取り合って食べるシーンはかなり印象的。一見普通のスパゲティも、食べ方次第でおいしく見えるというよい例です。
■数々のオリジナル料理を生んだ「ハリー・ポッターと賢者の石」
「バタービール」や「カエルのグミ」などさまざまなオリジナル食品を生み出してきたハリー・ポッターシリーズの食事シーンはどれも見逃せないものばかり。バタービールの白い泡をつけて飲むシーンが有名ですが、大広間に集まって全員で食事をとるシーンは和気あいあいとしていて、楽しく食事をとることの素晴らしさが伝わってきます。
■今見ても美味しそう「クレイマー・クレイマー」
アメリカの家族事情と親権問題を取り扱った名作「クレイマー・クレイマー」ではダスティン・ホフマン演じるエリートサラリーマンが家出をした母親に代わって慣れない育児に奮闘するストーリー。朝食時につくるフレンチトーストにも最初は失敗していましたが、徐々に上手になっていき……。物語終盤で成功したフレンチトーストを親子で食べるシーンは、屈指の名場面となっています。
■デザートといえばこれ「ショコラ」
名優ジョニーデップが出演している「ショコラ」はタイトル通りチョコレート専門店が舞台。パリのおしゃれな風景を楽しみながら、次々と作り出されるチョコレートは見た目だけでもとても美しく、うっとりとしてしまいます。かわいいカンガルーのシーンも見ものです。
邦画、洋画、アニメに関わらず食事シーンは映画にとってつきもの。普段口にしているものであっても、描かれ方や登場人物の食べ方によって途端に魅力的な食べ物に見えてきますね。映画に出てくる食事のレシピを公開しているところもあるので、ぜひチェックしてみましょう。