【ミス理系2015候補】アクティブな関西弁美女! 大阪大学大学院、金田彩佳さんインタビュー
「理系女子は暗い」「オタクっぽい」なんて昔の話。今年で4年目を迎える『ミス理系コンテスト』は、「美しさ」「知性」「理系のイメージアップへの貢献度」を審査基準としたミスコンテストです。9月7日(月)に行われるファイナルに出場できるのは、わずか6名の理系美女たち。今回は、元気いっぱいの関西ガール、大阪大学大学院1年生・金田彩佳さんの素顔に迫ります!
■研究ばっかもオモんないなって……
——早速ですが、ミス理系に応募したキッカケは?
大学を卒業して院生になったら研究ばかりの毎日で、なんかオモんないな……って思っていたんです。そんなときに、この『ミス理系』を知りました。ミスコンなんて今しかできないし、じゃあ応募してみよう! って。
——なるほど、思い立ったらすぐ行動するタイプなんですね。
はい(笑)。でも中学までは全然そんなことなくて、どちらかというと静かなタイプでした。人とあまり積極的にコミュニケーションを取ったりもせず、まわりから見ると私はいつもツーンとしている印象だったみたいで…。うーん、これじゃアカン! と思って、私から初対面の相手にもガンガン突破していく性格になりました。
■13カ国、旅しました
——学生生活の中で、特に力を入れていることはありますか?
“今しかできないこと"をしようと心がけています。旅行で外国を見てまわったり、いろいろな人に出会ったり。
——いいですね。ちなみに、旅行はどのあたりに?
韓国、マカオなどアジアが多いんですけど、あとはアメリカ、カナダ、イタリアとか。これまで13カ国を旅しました。お金がないので、いつも貧乏旅行ですけど(笑)。旅先でたくさんの人に出会って、話を聞くことが楽しいです。
——話すことが好きなんですね。
でも、しゃべりはホンマ苦手なんです(苦笑)。
——とてもお上手だと思いますよ。会話するときに気を付けていることはあるんですか?
声がメッチャでかいので、そこには気を付けています(笑)。あとは、人の話を聞くときに、気持ちを込めて相槌をするようにしていますね。
■理系の世界で頑張っている人のことを世の中にもっと広めたい
——今、大学院で金田さんはどんな研究をしているのですか?
癌細胞に存在している「BST2」というタンパク質あるんですけど、X線などを使って、これがどのような形をしているのか調べる研究をしています。
——どんなことに役立つ研究なんでしょうか?
「BST2」はとても小さくて顕微鏡でも見えないんです。この形がわかれば、それに効く薬、抗体の形を作ることができるので、将来的には抗がん剤の開発に役立てられる研究です。
——となると、将来はやはり研究職のお仕事に就きたいと考えているんでしょうか?
とても意義のあるお仕事だと思うので、やってみたい気持ちはあります。ただ、私自身が理系の研究職に進むのではなく、「BST2」の研究もそうなんですけど、一般的にあまり知られていない分野で日々頑張っている人たちにスポットライトをあてて、世の中に広めるような仕事に興味があります。
■会場のお客さん全員が私にとって初対面。だから笑顔で
——最後に、コンテストに向けて意気込みを一言お願いします
理系コンテストの中で、私だけ大阪から来ていて、本番は地元の知り合いもいないアウェー状態なので心細くはあります。でも、全員初対面のお客さんの中、笑顔で頑張れたらいいなって思っています!
——そのパワーで本番も頑張ってくださいね。ありがとうございました!
金田彩佳
大阪大学大学院工学部研究科応用科学専攻1年
生年月日:1991.6.8
出身地:大阪府
身長 160.3cm
血液型 O型
取材・文:小山喜崇(サイドランチ)
写真:下山展弘