一日1時間以下? 大学生の勉強時間が少ないのはなぜ?
みなさんは大学に入学してから、どれくらい勉強時間を確保していますか。あるデータによると一日1時間以下の学習のみという学生さんもいるとか。実際に大学生の勉強時間が少ない原因はなんなのでしょうか。自分の生活と比較しながらチェックしてみてください。
■大学入学が一つのゴール?
大学受験はいろいろな形がありますが、多くは入学試験を受験しその成績によって合否が決まります。希望の大学に合格することを夢見て、寝る間を惜しんで勉強に費やし、その努力の甲斐あって見事掴んだ合格は人生の中でも輝かしい瞬間なのではないでしょうか。長く続いた受験勉強の果ての合格は一つの目標を達成したことに繋がり、ゴールテープを切った感覚に陥ってしまうのかもしれません。その結果、志望校への入学を果たしても、その後の勉強の継続に繋がらないという学生さんが多いのも現状です。みなさんは大学に合格した後も夢に向かって努力を継続していますか?
■勉強以外が充実し過ぎる
大学生の多くがサークル活動やアルバイトなど、初めての体験を満喫しています。今までは勉強漬けだったため、すべてが新鮮で魅力的に見えるものです。そのようなキャンパスライフで色々な刺激や新しい仲間との出会い、楽しいことが続くと地味な勉強は後回しにしてしまいがち。平日の夜も土日休みも予定を入れすぎて、課題が出ていたことを忘れてしまうなんてこともあります。勉強とプライベートの両立は、まだ社会人として未熟な学生さんにとっては頭の痛い問題なのかもしれませんね。
■最低限の単位と卒論で卒業も可能
入学しやすく卒業が難しい海外の大学に比べて、日本は出席カードやレポート、そして試験での単位認定と卒業論文などをクリアすれば卒業可能です。学位も授与され、資格取得を希望する場合はそれに応じた単位を取得すれば、卒業と同時に資格も取得することができます。講義でノートをとっている友人に見せてもらったり、試験問題を共有したりと楽をすることに意識を向ける学生も少なくありません。しかし、楽をしてばかりいてはいくら単位を取得して卒業できたとしても、自分の力になっていないことは忘れてはいけないポイントです。せっかく入った大学ですから、卒業までにより多くの学びを得て、社会に出た時に生かせる知識を身につけることのほうが得策といえるのではないでしょうか。
いかがでしたか。現役の学生さんにとってはドキッとするものもあったのではないでしょうか。人生の中で一番光り輝く大学時代。でも本業は勉強だということを肝に銘じ、再確認しながら学生生活を送ることを応援しています。
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