「ウスターソース」「コーンフレーク」まるで奇跡! 失敗や偶然から生まれた発明品7選 2ページ目
●「使い捨てカイロ」
冬場は欠かせない使い捨てカイロ。実は世界初の使い捨てカイロはお菓子で有名なロッテの関連企業から発売されたものなのです。というのも、お菓子の保存剤を作る過程で活性炭と鉄粉を混ぜたところ、化学反応で発熱。これが暖かくて良いということで、商品化されました。
●「プラスチック」日常のあらゆるところに使われているプラスチックは、1907年にアメリカで誕生し、1909年に工業化されました。「セラックニス」という高価なニスの代用品を開発していたところ、ニスではない化合物が誕生。これがプラスチックでした。
●「電子レンジ」
一家に一台という家電製品の電子レンジ。誕生のきっかけは、アメリカの企業のエンジニアがマイクロ波を出すレーダー機器のそばで作業していたことでした。実験後、ポケットに入れていたおやつのチョコレートがドロドロに溶けていることを発見し、この現象を調理に使えないかと考えたのだそうです。
●「バイアグラ」
ED治療薬として知られる「バイアグラ」も、失敗から生まれた薬品です。当初は狭心症の治療薬を開発していたところ、残念ながら狭心症に効果がないことが判明。ところが、勃起を引き起こす効果があることがわかり、ED治療薬として開発が進められたのです。
マイナスなことだと捉えがちな失敗ですが、そこから何かを学んだり、こうした新しい発見をすることもできます。みなさんも何かに失敗してしまったら、ただ挫折するのではなく、そこから何かをつかみ取るように意識するといいですね。
(中田ボンベ@dcp)