あなたはできてる? 遅刻したときに許せる謝り方・許せない謝り方は? 「人のせいにする」「事前の連絡」
社会人として時間を守ることは当たり前なことで、仕事ができる・できない以前に重要なことです。しかし相手の謝り方によっては「それは仕方がないな」と思えることもあるでしょう。逆に理由が言い訳にしか聞こえず、許せないこともあります。今回はそんな遅刻の謝り方について、社会人の男女に聞いてみました。
Q.遅刻してきたときに許せない謝り方、許せる謝り方を教えてください。
【許せない!】
■口先だけで態度が伴っていない
・口だけで申し訳なさが感じられない謝り方。言葉が薄っぺらく感じる(女性/28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・謝ったフリくらいの軽さ。せめて反省している態度くらい見せてほしい(女性/23歳/金属・鉄鋼・化学)
謝罪の気持ちがまったく感じられないような上面だけの謝り方では、逆に相手の反感を買ってしまいます。このような謝り方をする人は、何度も遅刻を繰り返す傾向があるのも特徴です。
■嘘をつく
・「電車が遅れていて……」と言っていたが、調べたら電車が遅れていなかった。つまり、寝坊か何かが原因にも関わらず電車のせいにした(男性/32歳/電機)
・明らかに遅刻の理由が嘘のとき。遅刻をしてしまったことは仕方ないので、そのあとの態度で評価を落としてしまうと余計悪い印象になってしまう(女性/31歳/自動車関連)
遅刻したときは、みんなが納得するような嘘をつくことを考えてしまいますが、それはやめておきましょう。嘘が絶対にバレないという保証はありません。バレたときは遅刻以上の損害が待ち受けていたりするものです。
■人のせいにする
・自分の非を認めず誰かのせいにする。自分のことを反省していないから(女性/25歳/警備・メンテナンス)
・妻が寝坊をしたからという理由を言われた(男性/30歳/電機)
自分が遅刻したことを、妻が起こしてくれなかったから、出かけるときに電話がかかってきたから、などと誰かのせいにしてはいけません。この言い訳が許されるのは、人の命が関わる事柄のみです。
【これなら許せる!】
■素直に反省
・最初にみんなに聞こえる声で謝り、「中断して申し訳ありません、すぐに続けてください」と言う。議論の中断を最小限にとどめる配慮がある(男性/50歳以上/電機)
・きっちり謝る。後は引きずらない。気持ちが伝わればいいかなと思ってしまう(女性/23歳/金属・鉄鋼・化学)
心からの反省はもちろんですが、すぐに切り替えることも必要です。一人の人間が遅刻したことをいつまでも引きずっていられるほど、世間は暇ではありません。
■事前の連絡があれば大丈夫!
・早めに遅刻する旨を連絡してくれる。相手が遅れることがわかれば、こちらも対策をとれて時間を無駄にすることがないので(女性/27歳/学校・教育関連)
・遅刻する時点で連絡を入れて何があったか説明がある。命の危機ではないとわかってホッとするから(男性/22歳/自動車関連)
多かったのがこの意見。事前の連絡があるだけで心持ちが全然違うようです。遅刻の理由がわからないと余計にストレスがかかってしまうので、遅れるとわかった段階で速やかに連絡しましょう。
日本人は時間に厳しいと言われていますがなかには何度言っても遅刻癖が直らない人もいます。遅刻は他人にも迷惑をかけますが、損するのは自分です。遅刻ごときで社会的信用をなくさないよう気をつけましょう。
調査期間:2015/5月(フレッシャーズ調べ)
調査対象:社会人男女
有効回答件数:475件