内定解体新書for凡人学生(8)『就活を「入社する企業を選ぶこと」だと思っている凡人学生・マスト・ダイ~前編~』
■とにかくたくさんESを提出すること
前回、ESについて触れ、「とにかく就活の処理する量は増やそう。例えばESをたくさん出せば内定する確率はあがるから」と言いました。
僕自身、ESの受付が開始されて3,4か月くらいで、既に就活を通した平均ES提出数の倍近くを提出していました。
そしたら落選しなかったので説明会や面接の予定が埋まりまくり、ESの提出は終えましたが、仮に落選していたら同じくらいのスピードで提出し続けていたと思われます。
これは「凡人内定戦略」や「無能の就活。」を読んだ人たちもかなり内定に奏功したと言ってもらっています。
■無能はアホなの?と思ったアナタ
誤解を恐れなければ、手あたり次第に出していたと言ってもいいでしょう。ここで一部の就活生が言うわけですよ。
「行きたくない企業の選考に参加しても意味ねーじゃん!無能はアホなの?」と。
……あのですね。
こちとら在学中からプロとして就活で仕事しるんですから、そんなことは100万回くらい言われてきているんですよ!という話です。
僕は彼らを男女問わず片っ端からアルゼンチン・バックブリーカーで蹴散らしてきました。
■入社する企業を選ぶことが就活だと思っているのかな
僕にはちょっと何をおっしゃっているか分かりません。
就活をしていると受験企業の選考を途中で辞退する人にほぼ確実に出会い、彼らがよく口にする言葉に「どうせ内定しても行かないから」というものがあります。
残念ながらそれを言う権利があるのは、他に内定を持っている人、もしくは確実に内定がとれる有能学生です。
つまり「選択肢」を持っている人です。