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洗濯機には乾燥機能がついているものがあります。一人暮らしには乾燥機能までつけるのは贅沢品と思われがちですが、乾燥機能があれば天候を気にせずに洗濯ができますし、外に洗濯物を干す場所がない住宅での洗濯が楽になるといった長所があります。それに一人暮らしをするなら家事の負担は少ないに越したことはありません。そういった意味も考えると、一人暮らしにこそ楽になる家電というのは大事なものです。そこで、一人暮らしに最適な洗濯乾燥機の選び方や購入するメリットについて紹介します。
洗濯乾燥機があるとこんなに便利
乾燥機能がついていると、どんな天気であっても洗濯から乾燥までを行うことができますし、雨の日や花粉が気になる季節であっても洗濯物を干す必要がないので便利です。
乾燥機能がついていない洗濯機の場合は洗濯後に「洗濯を干して畳む」というステップが必要ですが、洗濯乾燥機は乾燥まで行なってくれます。そのため、寝る前や外出前に洗濯を始めてしまえば、朝のちょっとした時間や帰宅後に洗濯物を畳めばよいだけになるのでかなりの時間が節約できます。
アイロンがけが必要なものも一部ありますが、形状記憶の付いているワイシャツなどを選べば、アイロンをかける手間も減ります。加えて、洗濯乾燥機は十分な風量で乾燥を行なってくれるので、洗濯物がふわっと仕上がります。
単に外に干さずに済むというだけでなく、家事に費やす時間が減ることによって、より充実した毎日を送れる可能性を考えると、洗濯乾燥機は一人暮らしにこそおすすめしたい家電製品です。
乾燥機能がついていない洗濯機の場合は洗濯後に「洗濯を干して畳む」というステップが必要ですが、洗濯乾燥機は乾燥まで行なってくれます。そのため、寝る前や外出前に洗濯を始めてしまえば、朝のちょっとした時間や帰宅後に洗濯物を畳めばよいだけになるのでかなりの時間が節約できます。
アイロンがけが必要なものも一部ありますが、形状記憶の付いているワイシャツなどを選べば、アイロンをかける手間も減ります。加えて、洗濯乾燥機は十分な風量で乾燥を行なってくれるので、洗濯物がふわっと仕上がります。
単に外に干さずに済むというだけでなく、家事に費やす時間が減ることによって、より充実した毎日を送れる可能性を考えると、洗濯乾燥機は一人暮らしにこそおすすめしたい家電製品です。
洗濯乾燥機選びで気にしておきたい性能
洗濯乾燥機を購入する際に必ず見ておかなければいけないポイントは洗濯容量と乾燥容量、乾燥の方式です。
洗濯容量と乾燥容量
まずは洗濯容量ですが、一般的な一人暮らし向けの洗濯機は5~7kgのものが多いです。成人一人あたりの一日分の洗濯物の量は1.5kg程度とされていて、一人暮らしで2-3日に1回洗濯すると考えると5kg程度あれば良い計算になります。少し余裕をもたせたとしても7kg程度もあれば充分でしょう。
次に乾燥容量ですが、洗濯容量と乾燥容量はそれぞれ異なり、乾燥容量は大体洗濯容量の半分以下である場合がほとんど。7kgの洗濯乾燥機であれば乾燥容量は大体3kg程度です。
洗濯のときにパンパンに入れると、乾燥を2回に分けたり、半分は干したりといったことを考える必要が出てきます。多少はオーバーしても問題はありませんが、あまりオーバーしてしまうといつまで経っても乾燥が終わらなかったり、終わって取り出してみると生乾きで結局干さなければいけなくなったりと色々と不便が生じるので、特に外干ししたくないものが多い人は乾燥容量をよく見ておきましょう。
次に乾燥容量ですが、洗濯容量と乾燥容量はそれぞれ異なり、乾燥容量は大体洗濯容量の半分以下である場合がほとんど。7kgの洗濯乾燥機であれば乾燥容量は大体3kg程度です。
洗濯のときにパンパンに入れると、乾燥を2回に分けたり、半分は干したりといったことを考える必要が出てきます。多少はオーバーしても問題はありませんが、あまりオーバーしてしまうといつまで経っても乾燥が終わらなかったり、終わって取り出してみると生乾きで結局干さなければいけなくなったりと色々と不便が生じるので、特に外干ししたくないものが多い人は乾燥容量をよく見ておきましょう。
乾燥方式
乾燥の方式にも実は種類があり、大別すると「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」という2種類があります。
【ヒーター式】
ヒーター式はその名の通りヒーターを使用して温めた熱風を槽内に放射します。本体の値段がヒートポンプ式に比べて安いのが特徴ですが、ヒーターを使用するため高温になりやすく、縮んだり傷んだりしやすい毛物の衣類等を長時間掛ける場合は注意が必要です。また、電熱線を使用するので当然ながら電気代がかなりかかり、一度の乾燥でおよそ70-100円程度と言われています。
【ヒートポンプ式】
対するヒートポンプ式は簡単に言うとエアコンのような方法を利用して、除湿した温風をあてて乾かす方式です。
本体の金額はヒーター式の倍くらいしますが、電熱線を使わない方式なので電気代がヒーター式のおよそ1/3、中温の風を勢いよく当てるためシワの伸びや高温が苦手な衣類も気にせず乾燥させることが可能です。
ただ、一人暮らしを考えた時にヒートポンプ式はある程度大きくて価格の張るドラム式にしか付いていないため、縦型の洗濯乾燥機が現実的な一人暮らしを考えるとヒーター式になることが多いでしょう。なるべくしわのつきにくい素材やしわがついても問題ないものなどの洗濯なら、大いに活躍してくれるはずです。
ヒーター式はその名の通りヒーターを使用して温めた熱風を槽内に放射します。本体の値段がヒートポンプ式に比べて安いのが特徴ですが、ヒーターを使用するため高温になりやすく、縮んだり傷んだりしやすい毛物の衣類等を長時間掛ける場合は注意が必要です。また、電熱線を使用するので当然ながら電気代がかなりかかり、一度の乾燥でおよそ70-100円程度と言われています。
【ヒートポンプ式】
対するヒートポンプ式は簡単に言うとエアコンのような方法を利用して、除湿した温風をあてて乾かす方式です。
本体の金額はヒーター式の倍くらいしますが、電熱線を使わない方式なので電気代がヒーター式のおよそ1/3、中温の風を勢いよく当てるためシワの伸びや高温が苦手な衣類も気にせず乾燥させることが可能です。
ただ、一人暮らしを考えた時にヒートポンプ式はある程度大きくて価格の張るドラム式にしか付いていないため、縦型の洗濯乾燥機が現実的な一人暮らしを考えるとヒーター式になることが多いでしょう。なるべくしわのつきにくい素材やしわがついても問題ないものなどの洗濯なら、大いに活躍してくれるはずです。
洗濯乾燥機は縦型? ドラム式? どう違うの?
縦型洗濯機
縦型の洗濯機は水流と遠心力を利用して衣類を洗います。大量の水で洗剤をしっかりと泡立てて洗濯をするので、汚れをすっきりと落とすことができますが、衣類と衣類を擦りあわせて洗濯をするので、洗濯物が痛みやすい傾向にあります。
また、乾燥する場合も遠心力を使って衣類を掻き回すので、シワがつきやすく、素材によってはアイロンをしっかりとかけなおす必要が出てきます。
また、乾燥する場合も遠心力を使って衣類を掻き回すので、シワがつきやすく、素材によってはアイロンをしっかりとかけなおす必要が出てきます。
ドラム式洗濯機
ドラム式は、洗濯物を下に叩きつけて洗います。縦型に比べて少量の水と洗剤で洗うことができ、衣類が擦れ合うことないので衣類が傷みにくいというメリットがあります。乾燥も衣類を落としてほぐしながら乾かすのでシワができにくいのが特徴です。
ただし、ドラム式洗濯乾燥機は通常の汚れはきちんと落ちますが、泥汚れなどは苦手で、縦型よりも洗浄能力がやや劣ります。また、縦型よりも大きくて高価なものが多く、部屋に置けるかというスペースの問題と値段がネックになってくるかもしれません。
ただし、ドラム式洗濯乾燥機は通常の汚れはきちんと落ちますが、泥汚れなどは苦手で、縦型よりも洗浄能力がやや劣ります。また、縦型よりも大きくて高価なものが多く、部屋に置けるかというスペースの問題と値段がネックになってくるかもしれません。
一人暮らしの人に人気! おすすめの洗濯乾燥機
ここでは、一人暮らしをしている人に人気のある洗濯乾燥機をまとめました。これから用意をする人はぜひ参考にして下さい。
シャープ ES-PX8C
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乾燥機能がついている洗濯機の中でも、かなりお求めやすい価格。また、シャープの洗濯機の特徴である「穴無し槽」を採用しており、溜める水も少ないため節水に繋がるところが一人暮らしには嬉しい要素ですよね。槽の外側にカビが生えにくいので、お手入れも楽ちん。
東芝 AW-8V8
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東芝の最新洗濯乾燥機。低振動や低騒音に優れているので、アパートやマンションでの一人暮らしにもピッタリ。また温風を当てて水を温水にすることにより、皮脂の汚れや黄ばみを防いでくれます。
日立 BD-SG100CL
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日立のドラム式洗濯機の10kgタイプ。大容量のため、「洗濯は休日にまとめてやりたい」という人におすすめです。時速300kmを超える風を当てて乾燥させる風アイロンがシワをしっかりと伸ばし、ふんわりとした乾燥仕上がりになります。また乾燥はヒーターではなくヒートポンプ式なので、電気代がかかりづらいのも嬉しいポイント。ドラム式入門機としておすすめです。
パナソニック NA-VG730
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デザイン性に優れるパナソニック「Cuble」の最新機種。7.0kgと槽自体は小さめですが、その分ドラム式とは思えないほど小型化されています。またシルバーを基調とした角張ったオシャレなフォルムも人気があり、さまざまなお部屋のインテリアともマッチ。洗濯~乾燥まですべてやってくれるのは、忙しい一人暮らしにもってこいです。
洗濯乾燥機のお手入れ方法は?
洗濯乾燥機には、普通の洗濯機にはない「乾燥フィルター」がついています。これは乾燥機能を使用してから洗濯機を開けると分かりますが、1度使用しただけでもびっしりと綿ゴミが付着します。衣類についたホコリなどを取ってくれているのですが、それをそのままにしておくと乾燥の時間が長くなったり乾きが悪くなることがあります。そうならないためにも、毎回ゴミをしっかりと取り除くようにしましょう。
まとめ
洗濯乾燥機は夜の寝ている間や出かけるときなどにセットすれば、洗濯から乾燥まで一気に終わるので、時間短縮になる他、天候や空気の汚れを気にすることなく洗濯ができるので便利です。
あとはたたむだけという気楽さは、家事へ対する腰の重さも軽くしてくれるでしょう。一人暮らしの家事が面倒だと思う人ほど、乾燥機付きの洗濯機にすることをおすすめします。
あとはたたむだけという気楽さは、家事へ対する腰の重さも軽くしてくれるでしょう。一人暮らしの家事が面倒だと思う人ほど、乾燥機付きの洗濯機にすることをおすすめします。
監修:たろっさ
プロの家電販売員 兼 家電ライター
プロの家電販売員 兼 家電ライター。
札幌市在住。33歳。趣味はゲームと電器屋巡り。
20歳から家電量販店で働き、年間2億円、11年で25億円を売り上げた。
家電でわからないものはない家電スペシャリスト。