目次
この記事で書いている3つのポイント
①玄関に置くべきものと、そうではないものに分類
②靴箱がない場合は、自分でスペースを作る
③靴箱以外に靴を収納する場合は、中味がすぐに分かる箱に
②靴箱がない場合は、自分でスペースを作る
③靴箱以外に靴を収納する場合は、中味がすぐに分かる箱に
玄関に収納すべきものと、そうではないものを分ける
玄関収納を考えるにあたり、まず自分の部屋の玄関を見てみましょう。靴が置いてあるのは当然ですが、傘や来客用のスリッパ、靴の手入れ用品などが雑然と並んでいると、あまり気持ち良いものではありませんね。
そこで、玄関に置いておくべきものと、そうではないものに分類しましょう。
そこで、玄関に置いておくべきものと、そうではないものに分類しましょう。
靴は普段使うものだけにしよう
まず靴ですが、普段頻繁に履くものは玄関に置いておいた方が便利です。
フォーマル用の靴や冬しか履かないブーツなどは、買った時の箱に乾燥剤を入れてクローゼットや押し入れにしまっておきましょう。フォーマル用の靴は、それを履くときに使うバッグ、靴下、ストッキングなどもまとめて一緒にしておくと、外出時の準備も効率アップします。
フォーマル用の靴や冬しか履かないブーツなどは、買った時の箱に乾燥剤を入れてクローゼットや押し入れにしまっておきましょう。フォーマル用の靴は、それを履くときに使うバッグ、靴下、ストッキングなどもまとめて一緒にしておくと、外出時の準備も効率アップします。
靴以外のものは極力置かない
使用頻度が少ないスリッパや靴の手入れ品を玄関に置いておく必要はありません。袋や箱にまとめてクローゼットや押し入れに収納しておきましょう。それだけでだいぶ玄関はすっきりします。
傘は、一人暮らしの場合、複数本は必要ないはずですが、急な雨で買ったビニール傘など、いつの間にか溜まってしまうもの。使わない傘は別の場所に移動して、使うものだけを細長い深めのケースに立てて入れて置けば、スペースの節約になります。
傘は、一人暮らしの場合、複数本は必要ないはずですが、急な雨で買ったビニール傘など、いつの間にか溜まってしまうもの。使わない傘は別の場所に移動して、使うものだけを細長い深めのケースに立てて入れて置けば、スペースの節約になります。
玄関収納は靴の収納から
玄関に収納すべきものと、そうではないものに分類したら、次はどうやったら玄関にきれいに効率よく収納するかです。
靴箱がある場合
まず玄関に靴箱がある場合は中に靴を並べて行くだけですが、ちょっとしたコツで収納力をアップすることができます。
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棚板下のスペースが空いている場合は、食器棚用の差し込みラックを棚板に引っかけて利用すると、靴の上が折りたたみ傘などの収納スペースに。
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靴箱の下のデッドスペースは引き出し式の収納をDIYすれば、有効活用できます。ホームセンターなどで、取り出しやすいよう靴箱の下の幅よりも少し短い板を購入し、その下にキャスターをステップルで打ち付けて固定するだけ。ここにサンダルや湿気を取るために一時置きする靴などを載せておくと便利です。
靴箱がない場合
では、靴箱がない場合はどうしたらいいでしょうか? そんな時は、スチールメタル製のラックを使うといいでしょう。
床から天井までの高さに合わせたものを購入し、天井面にはつっぱらせて設置すれば、地震の時の転倒防止に。ラックの高さは、自分の持っている靴の高さに応じて調節して、効率よく収納しましょう。
ラックの横には、フック式のパーツを設置すると、傘や玄関で使う小物を下げることができて便利。
床から天井までの高さに合わせたものを購入し、天井面にはつっぱらせて設置すれば、地震の時の転倒防止に。ラックの高さは、自分の持っている靴の高さに応じて調節して、効率よく収納しましょう。
ラックの横には、フック式のパーツを設置すると、傘や玄関で使う小物を下げることができて便利。
玄関をきれいに保つ収納術
以上で、靴箱がある場合とない場合について、収納方法についてご紹介しましたが、ここからは一歩進んで、よりオシャレに効率よく靴を収納し、玄関を清潔に保つポイントについてご紹介しましょう。
靴収納のポイント
季節ものやフォーマル用など、頻繁に履かない靴は箱に入れて別な場所に収納するのがいいのですが、その際には透明な素材の箱を選べば中味が一目瞭然で便利です。靴の写真を貼っておくのもオススメ。
高さがあって収納に困ることも多いブーツ。冬以外はクローゼットや押し入れに収納しておけばいいですが、頻繁に履く季節は、あえて玄関に置きっぱなしにしてもいいでしょう。
その場合は、専用グッズを使って立たせて玄関に置いておくのがオススメ。乾燥剤が入っているグッズを選べば痛み防止にもつながります。
高さがあって収納に困ることも多いブーツ。冬以外はクローゼットや押し入れに収納しておけばいいですが、頻繁に履く季節は、あえて玄関に置きっぱなしにしてもいいでしょう。
その場合は、専用グッズを使って立たせて玄関に置いておくのがオススメ。乾燥剤が入っているグッズを選べば痛み防止にもつながります。
玄関をきれいに保つ便利なアイテム
玄関は外からの汚れが入り込んで汚れがちな場所でもあります。
汚れの原因は、土や泥、砂埃などですが、それを防ぐことも玄関をきれいにするポイント。それには、玄関に使い捨ての古布やポリ袋を置いておくといいでしょう。古布は、外出から帰ってきたとき、雨に濡れたり汚れた靴をさっと拭くのに便利。ポリ袋は目立つゴミや、不要なDMなどを入れて簡易ゴミ箱に。
ただし、古布やポリ袋は見栄えが良いものではないので、目立たない場所に置いておきましょう。
汚れの原因は、土や泥、砂埃などですが、それを防ぐことも玄関をきれいにするポイント。それには、玄関に使い捨ての古布やポリ袋を置いておくといいでしょう。古布は、外出から帰ってきたとき、雨に濡れたり汚れた靴をさっと拭くのに便利。ポリ袋は目立つゴミや、不要なDMなどを入れて簡易ゴミ箱に。
ただし、古布やポリ袋は見栄えが良いものではないので、目立たない場所に置いておきましょう。
まとめ
玄関は外と内をつなぐ場所。他人を迎え入れる窓口でもあるので、いつもきれいにしておきたいものですね。一人暮らしの部屋はスペースが限られているので満足な収納ができないと諦めず、ここでご紹介したポイントを踏まえて、ぜひ気持ちいい玄関を作り出してみましょう。
監修:本多弘美
家事・収納アドバイザー
医療系短大を卒業後、臨床検査技師を経て家庭に入る。生活の試行錯誤から収納を考え、収納アドバイザーとしてデビュー。経験から蓄積され導き出されたノウハウを体系化し、講演やテレビ、執筆などを行う。収納を考えることは、家事の効率化をもたらすことから、家事・収納アドバイザーに。科学的な視点に基づく広い視野からの分析も好評。掃除関連の提案も行っている。『クセになるおそうじ術(暮らしのイラスト便利BOOK)』 『パパッときれいすっきり!時短家事術(だいわ文庫)』