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片づけ・収納・住まいに関する確かな知識と実績を持つプロフェッショナルでありながら、松竹芸能で25年の芸歴を積んだ、主婦層に圧倒的な支持を受ける男性ライフスタイル系タレントのパイオニア。整理収納に“笑い”を取り入れたセミナーが話題となり、年間講演依頼数は200本以上、著書・監修本は累計40万部を超える。“収育”を理念として掲げた一般社団法人日本収納検定協会を設立し、お片づけを楽しむ検定「収検(収納検定)」をスタートさせる。
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“デジタル整理収納”を活用しよう
どんどん溜まってしまう本や書類。本棚に入り切らなくなって床に積み上がっていませんか? 今やペーパーレスの時代。紙類はスキャンしたり写真を撮ったりして“デジタル整理収納”すれば、収納スペースが限られる一人暮らしのお部屋でもスマートに暮らせます。
また、現物と違って、データにしておけば大切な写真や雑誌なども劣化せず、いつまでもキレイな状態で保管できるというメリットも。
“玄関ゴミ箱”でお部屋スッキリ
郵便物やポスティンングチラシなどは、後で見ようと思いつつ放置して山積みになりがち。溜め込んでしまうと大切な郵便物をうっかり見逃すこともあるし、貴重な休日の時間を大量の郵便物を開封&確認する作業に使うのはもったいないですよね。
そこでおすすめなのが、「郵便物は玄関で処理」。玄関にゴミ箱とハサミを置いておき、帰宅したら、ポストから取ってきた郵便物やチラシをその場で開封&ジャッジ。不要な物は即ゴミ箱へ。いったん部屋に持ち込んでしまうと物が溜まる原因になります。
ゴミ箱の中を仕切れば分別がラク
ゴミをきちんと分別するのは大切なこと。でも、いくつものゴミ箱を置くと場所を取ってしまいます。だからといって、ゴミ袋が散乱していると見た目がよくないですよね。
それなら、ゴミ箱の中を仕切ってしまいましょう! ゴミ箱の内側の両サイドに粘着フックを貼ってレジ袋を何枚か吊るし、燃える・燃えない・ビン・缶・ペットボトルなどに分けて入れれば、一つのゴミ箱で一気に分別できるし場所も取りません。
“小さいゴミ袋”でゴミを溜めない
ゴミが溜まるのは、ゴミ袋にたくさんゴミが入るから。ならば、ゴミ袋自体を小さくすればこまめにゴミ出しせざるを得ない→溜まらない→散らからない! という発想です。
ここで裏技を一つ。レジ袋を3、4枚重ねておき、ゴミ出しのときは一番内側の袋だけ捨てていけば、いちいち取り替える手間がなくてラクですよ♪ ズボラさんに超おすすめ!
物が溜まらない置き方の習慣を
床に直接物を置かない!
床に直置きすると、「物は物を呼ぶ」で、どんどん物が溜まっていきます。さらに、持ち上げて掃除するのが面倒になってホコリが溜まり、ますます部屋が汚くなってしまいます。
物を積み重ねて置くのはNG!
書類や本などを寝かせて置くとどんどん積み上ってしまいます。どこに何があるかわからなくなるから、上にある物をどけて探すたびにますます散らかるし、時間もムダ。
立てて収納すれば、何があるか一目でわかります。インデックス付きファイルなどに入れて、さらにファイルボックスに入れると持ち運びも楽ですよ。
片づけは物を捨てなくてOK!
「片づけ」とは「物を捨てる」ことだと思っていませんか? まずは、みなさんの頭の中から「捨てる」という考え方を捨ててください。なぜなら、片づけが苦手な人って、物を捨てるのが苦手なんです。
片づけるとき、物を「いるか/いらないか」で分けると、「まだ使える」「もったいない」という気持ちが乗っかって片づけが進みません。ここは、「使っているか/使っていないか」という事実のみで分けるのが正解です。
そして、「使わないけど捨てられない物」は箱に入れて、しまい込まずに目につくところに置きましょう。ちなみに私は、この箱を“優柔不段ボール”と呼んでいます!(笑)
玄関など毎日見えるところにあると使い道を思いつきやすいし、出かけるついでに「今日会う子はこれが好きだから持って行ってあげよう」という風に、サッと持ち出せます。売ったり寄付したりするのもいいですね。
こうして使わない物から卒業していくと、自分にとって必要な物だけが残り、お部屋が散らかなくなりますよ。