目次
冷蔵庫は粗大ごみとして処分できない!
冷蔵庫は一般的な粗大ごみとして扱うのではなく、法律に基づいた方法で捨てなければいけません。
冷蔵庫や冷凍庫、テレビ、エアコン、洗濯機は家電リサイクル法で、製造メーカーによる再利用が定められています。家電製品に含まれる金属資源の回収・再利用を促進するためです。
対象の家電を買取専門店へ売却する時には、費用は発生しませんが、家電量販店、自治体での回収・処分時にはリサイクル料金と収集・運搬料金が発生します。
冷蔵庫の場合は、リサイクル料金がおおむね4000円前後、プラス収集・運搬料金で1000~2000円くらいのことが多いです。
対象の家電を買取専門店へ売却する時には、費用は発生しませんが、家電量販店、自治体での回収・処分時にはリサイクル料金と収集・運搬料金が発生します。
冷蔵庫の場合は、リサイクル料金がおおむね4000円前後、プラス収集・運搬料金で1000~2000円くらいのことが多いです。
冷蔵庫や洗濯機などは家電リサイクル法の対象
家電リサイクル券とは
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冷蔵庫を捨てる際に発生する費用は、対象の家電の種類と製造メーカーごとに決められており、支払時に発行されるのが「家電リサイクル券」です。
正しく廃棄したことを証明でき、記載の13桁の管理票番号によって、適正に廃棄されているかの確認ができます。対象の家電の廃棄時には、券の控えを受け取り、廃棄が確認できるまでは保管しておきましょう。
正しく廃棄したことを証明でき、記載の13桁の管理票番号によって、適正に廃棄されているかの確認ができます。対象の家電の廃棄時には、券の控えを受け取り、廃棄が確認できるまでは保管しておきましょう。
冷蔵庫の処分方法1:可能であれば売却する
まだ使える状態の冷蔵庫は、捨てずに売却するという手もあります。
年式が浅く状態がよければ、リサイクルショップや買取業者へ買取依頼したり、ネットオークションやフリマアプリに出品したり、誰かに譲るなどの方法で、費用をかけずに手放すせる可能性が高いでしょう。
製造年数が5年以内の物で、故障や欠品がなければ多くの場合が買取してもらえます。
年式が浅く状態がよければ、リサイクルショップや買取業者へ買取依頼したり、ネットオークションやフリマアプリに出品したり、誰かに譲るなどの方法で、費用をかけずに手放すせる可能性が高いでしょう。
製造年数が5年以内の物で、故障や欠品がなければ多くの場合が買取してもらえます。
冷蔵庫の処分方法2:リサイクル料金を支払って業者に処分してもらう
売れない冷蔵庫は、法律に基づいて費用を支払い、業者に廃棄を依頼します。その5つの処分方法について具体的に解説します。
買い替え時に新しい冷蔵庫の販売店に引き取ってもらう
新しい冷蔵庫の購入店に、古い冷蔵庫を引き取ってもらいます。設置と廃棄が同時に済み、手間のかからない方法なのでおすすめです。
手間はかかりませんが、リサイクル料金と収集・運搬料金は発生します。時によっては店舗のサービスで無料になっていることも。
手間はかかりませんが、リサイクル料金と収集・運搬料金は発生します。時によっては店舗のサービスで無料になっていることも。
購入した販売店に引き取ってもらう
冷蔵庫の買い替えはしないけれど、不要な冷蔵庫を廃棄したい場合、冷蔵庫の購入店に引き取ってもらえます。リサイクル料金と収集・運搬料金が発生します。
郵便局で家電リサイクル券を購入して指定引取場所に持ち込む
自分で指定の引取場所に持ち込む方法です。あらかじめ、郵便局で家電リサイクル券の振込用紙に冷蔵庫のメーカーや型番などの必要事項を記入し、リサイクル料金を支払います。
収集・運搬料金は発生しませんが、重量のある冷蔵庫を運ぶには、手間と労力がかかります。元々車を持っている人や、レンタカーで引越しを行う際についでに処分したい人向けです。
収集・運搬料金は発生しませんが、重量のある冷蔵庫を運ぶには、手間と労力がかかります。元々車を持っている人や、レンタカーで引越しを行う際についでに処分したい人向けです。
市区町村に問い合わせる
購入店舗を忘れた、すでに閉店している、引っ越しなどで購入店舗が近くにない、などの理由があって冷蔵庫の廃棄に困っているなら、自分が住む市区町村に問い合わせましょう。
廃棄方法や業者の紹介、時には市区町村が回収を受け付けている場合もあります。
廃棄方法や業者の紹介、時には市区町村が回収を受け付けている場合もあります。
不用品回収業者に依頼する
引っ越しなどで冷蔵庫以外にも複数の不用品が出るようなら、不用品の回収業者に依頼するのがよいでしょう。
冷蔵庫単品では家電販売店への依頼よりも割高になることが多いですが、他の不用品との一括処分時には安くなる場合もあります。
冷蔵庫単品では家電販売店への依頼よりも割高になることが多いですが、他の不用品との一括処分時には安くなる場合もあります。
悪質な不用品回収業者には注意を!
業者の中には、回収時に高額な費用を請求する違法業者も多く存在します。適正価格で回収を行い、適切な方法で廃棄してくれる業者を選びましょう。注意すべきポイントをご紹介します。
街中を巡回している回収業者は違法の可能性がある
大きな音を出して通りを走り回ったり、派手にチラシを配ったりしている業者は、無許可で違法な場合が多いため、依頼しない方が無難です。無許可の業者への依頼は、回収家電の不法投棄や不適正処理による環境被害に繋がる可能性があります。
家電リサイクル券を発行しないところは要注意
正しい方法で冷蔵庫を廃棄するには、家電リサイクル券が必要です。回収の際に処分の方法を確認しておくと安心です。海外に輸出やリユース目的でない場合は不法投棄されてしまう可能性があります。
まとめ
不要になった冷蔵庫を処分する場合、回収・処分を依頼したり、料金が必要だったり、と面倒なこともあります。ですが、資源のリサイクルのため、また悪徳な不用品回収業者による不法投棄や不正処理による環境破壊を防ぐためにも、法律に基づいた正しい冷蔵庫の処分方法をとりましょう。
監修:高橋洋介
株式会社alife 代表取締役
主に遺品整理や不用品回収などを行う「総合便利サービスにじいろ」を運営
作業実績年間600件以上