2019年10月21日 更新

狭い部屋だから楽しい! 広見えテクでつくる“大人な秘密基地”ガイド

“四畳半暮らし”が悲壮感漂うイメージも今は昔。最近は狭い部屋でも、充実の設備や凝った内装デザイン!という女性に人気の賃貸物件も増えてきました。今回は、そんな小さめな部屋でおしゃれに暮らす人の部屋づくりのポイントを大公開! さらに、インテリアコーディネーターの堀よりこさんが、広見えポイントをレクチャー。“大人な秘密基地”のつくり方を提案してくれました。

@ayaooott Instagramより

@ayaooott Instagramより

小さめの部屋に住むとしたら何を持っていきますか? アイテムを厳選しなければ住めないということは、言い換えれば、本当に必要なものを見極めながら生活できるということ。「もののない暮らし」を理想とする人も、「子どものころに秘密基地にあこがれていた」という人も、小さめの部屋のメリットや楽しさを知ったら、きっと住んでみたくなるはず!
Roomo By Green interior 代表 堀よりこさん インテリアコーディネーター、宅地建物取引士、照明コンサルタント、カラーコーディネーター、アロマテラピー、福祉住環境コーディネーター

毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営。東京都内在住。大手ハウスメーカーにて住空間の提案に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。

https://www.roomo.jp/

そもそも小さめの部屋に暮らすメリットって?

コンパクトな部屋は家賃や電気代が安くすむイメージ。しかしそれだけではりません。「広い部屋はものがたくさん置けるから家具のテイストや色使いがちぐはぐになりがちですが、狭い部屋ならそんな心配が不要。厳選したもので暮らす必要があるため、自然に統一感のあるコーディネートが実現できます」と、堀さん。インテリアコーディネートにおいてもメリットがたくさんあるそうです。

もちろん、魅力はほかにもたくさん。チェックしてみましょう。
  • 掃除機掛けも、水拭きも、サッと終わるから掃除がラク
  • 必要以上に買い物をしなくなり、お金が貯まる
  • 夏も冬もエアコンがすぐに効くから、環境にもお財布にもやさしい
  • 狭い空間が落ち着く人、集中して勉強や仕事に取り組める人にはもってこい
  • 壁紙や床材の模様替えに、少ない材料で挑戦できる
いかがですか? 小さめな部屋には、広めの物件ではなしえない魅力がたっぷりですね。

快適な空間をつくる、5つの広見えポイントを徹底分析

さて、いくらメリットがいっぱいでも、限られたスペースで快適に暮らすためには、いくつかのコツが必要。「物件の選び方はもちろんですが、部屋づくりでも、部屋を狭く感じさせないテクニックがあります」と堀さん。5つの広見えポイントを教えてくれました。
  • 大きい窓付きの部屋を探す
  • ロフト付きの部屋を探す
  • 間接照明を複数使って暮らす
  • 家具は小さめや兼用タイプを選ぶ
  • インテリアに使う色の数を抑える

大きい窓付きの部屋を探す

ベランダや大きな窓付きの部屋を選びましょう。開放感を高めて視覚的に広く感じさせることができます。
@asn___room Instagramより

@asn___room Instagramより

4.5畳という限られた広さを、とことん厳選したアイテムだけで素敵にコーディネートしているasn___roomさん。大きな窓から自然光が差し込み、開放感にあふれた空間になっています。ドレープのきれいなレースカーテンを壁にもかけて、壁の存在感を和らげるテクニックは見事。

ロフト付きの物件を探す

部屋が小さめでも、ロフトがあると収納力がグンとアップ! 荷物が少し多めの人でも安心して「理想の隠れ家」計画に乗り出せます。
@sa_5room Instagramより

@sa_5room Instagramより

「下のコーデはほぼ完成形ですが、ロフト部分は白を基調にシンプルで納得のいくコーデになったら(Instagramで)公開したいです」と、ロフトの空間づくりを構想中のsa_5roomさん。ロフト付き5畳の物件を借りることにしたのは、新築物件で、壁一面だけグレーという内装に惹かれたから。この壁面を中心に、白やピンクをバランス良く配置することを意識しているそう。「できる限り小さい家具を選び、部屋を広く見せられるようにしています。また、1つ物を買ったら1つ物を捨てることを続けることで、荷物があふれず快適に過ごせます^ ^」とマイルールを教えてくれました。

間接照明を複数使って暮らす

シーリングライトなどの主照明は設置せず、ベッド下や家具まわり、壁面にスタンドライトやフェアリーライトなどに落ち着きのある間接照明だけを複数設置しましょう。空間に奥行きが生まれます。
@i.l.f__より提供

@i.l.f__より提供

空間に広がりを感じさせる間接照明の取り入れ方が印象的なi.l.f__さんのお部屋。「クリーンで無彩色」をテーマに、間接照明やドライフラワーで温かみをプラスしています。部屋を選んだ決め手は、間取りが正方形なので模様替えを楽しめると思ったところだそう。「いま挑戦しているのは、生活空間とベッドをうまく仕切りながら5.2畳の部屋をどれだけ広く感じさせられるかです。最近は棚で区切っていた空間を透け感のあるカーテンに変更。アイデアが思いつけば、なるべくチャレンジするようにしています。」と話すi.l.f__さんのInstagramは今後も要チェックですね。

家具は小さめや兼用タイプを選ぶ

家具はコンパクトサイズや兼用タイプのもので、高さのないものを選びましょう。テーブルは、折りたたみ式やネストタイプを。また、ベッドを置く場合は、シングルより小さいセミシングルや、2つに折りたためるすのこベッド、兼用できるソファベッドなど選び方の工夫が必要です。
@ayaooott Instagramより

@ayaooott Instagramより

「くつろげる空間になるよう、低めの家具を選び、色のトーンを抑えて統一した印象になるように心掛けています」とコーディネートのポイントを語るのは、5.5畳にお住まいのayaooottさん。この部屋の良さは、小さめながら二口コンロや二重ガラスなど設備がきちんとしている点だそう。マイルールは、欲しいものができても買うと決断するまで時間をかける。「買うまでの悩む時間は長いほど、ものを大切にできると思っています。また、まだ構想段階ですが、いつか壁紙を変えてみたいですね」。こだわりの暮らしを楽しんでいる様子が伝わってきます。

インテリアに使う色の数を抑える

赤や緑などのビビットカラーを何色もインテリアに使っていると、雑然とした印象になりやすく、部屋がより狭く見えてしまいがち。カーテンやラグなどインテリアの多くの面積を占める部分に、白や薄いベージュ、淡いグレーやブルーなどを使うと広く見えます。アクセントカラーはクッションなどの小物に用いて。2~3色で部屋をまとめるとメリハリのある空間になりますよ。
@popi_156 Instagramより

@popi_156 Instagramより

5.3畳の部屋には、白色のアイテムばかり! popi_156さんはこの部屋に決める前からホワイトインテリアのコーディネートにしたいと考えていたそう。「新築で、床がクリーム色なのはとても魅力的でした」と、部屋との出会いを話します。「半年使っていないものは処分し、インテリアや生活用品はきゅんとくるもの以外は買わないようにしています。いま気になっているのは間接照明。小さめのフェアリーライトなどを取り入れていきたいですね」

堀さんならこう楽しむ! 大人の“秘密基地” 3提案

長い人生、一度くらいは自分だけの秘密基地気分を楽しめる部屋に住んでみたい! そんな思いをひそかに抱く人もいるのでは。ふだんさまざまな空間のインテリアコーディネートを手掛ける堀さんは、小さめの部屋をどのように楽しむのでしょうか? 聞いてみました!

まるで森の中! マイナスイオンを感じる部屋

観葉植物や多肉植物を天井から吊るしたり、部屋の左右に並べたりして、森の中にいるような空間をつくります。小さめの部屋だと、グリーンに囲まれた空間が簡単にできるのがうれしい。わざわざ時間とお金をかけて森へいかなくても、帰宅する度にマイナスイオンを感じられ、日々の仕事や学業からリフレッシュできるメリットも。
@ygrenluv Instagramより

@ygrenluv Instagramより

アニマルテイストでアフリカ気分を満喫する部屋

壁紙はもちろん、クッションなどのファブリックや照明カバーなどもすべてアニマルテイストにすることで、まるでアフリカにいるような気分になるかも!? 最近はきれいにはがれる壁紙も豊富なので、インパクトのある柄を積極的に試してみて。
@inazaurusu_ya Instagramより

@inazaurusu_ya Instagramより

DIYで収納付きベッドをつくり、秘密基地感を倍増!

ベッド派だけど場所はとりたくない! そんなときはベッド下に収納場所を確保するべく、張り切ってDIYに挑みましょう。左右の壁めいっぱいに作れば安定感もバッチリ。思いのほか秘密基地感がアップして、子ども時代に思い描いていた夢のような空間に一層近づくかもしれません。
@riiina.y02 Instagramより

@riiina.y02 Instagramより

まとめ

普段見慣れていない人にとっては、小さめの部屋はまさに異空間。小さいころに押入れの中に入るのが好きだった人や寝袋が好きな人、学校や職場など広い空間で過ごす日中と雰囲気をがらりと変えたい人など、どんな人がこの魅力にはまるかは分かりません。少しでも気になったら物件の見学に行って、自分だけの夢の空間を思い描いてみて!

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