2020年10月17日 更新
テーマは“すっきりコンパクト”。ホワイト×グレーの穏やかなトーンの1K
一人暮らしの部屋の実例をご紹介。今回取り上げるのは、1Kに暮らすyoko_nnmさん。ホワイトとグレーがベースカラーの部屋にコンパクトな家具を配し、すっきりとまとめています。写真も参考に、お気に入りのコーディネートやライフスタイルなどをチェックしていきましょう。
7畳1Kに一人暮らしをしているyoko_nnmさん。全体的な色を明るめのグレイッシュカラーとホワイトで統一した部屋は、穏やかで優しい雰囲気に溢れています。7畳のワンルームを広く見せるために家具選びや配色にも工夫をしているそう。
yoko_nnmさん
テーマは“すっきりコンパクト”です! すっきり見えるように気を付けていることは、コンパクトな家具を使うことと、大きめの家具の場合はホワイトやグレーの明るい色でまとめるということです。さらに、統一感をだすために、買った家具をリメイクしたりDIYしたりして部屋の雰囲気に合うようにしています。
部屋をすっきり見せるコンパクトな家具
素敵なインテリアをめざすなら、適正なサイズの家具を選ぶことは重要なポイントです。いくらおしゃれな家具でも、部屋に対して幅を取りすぎたり、高さがありすぎたりしては、まとまらないどころか住み心地まで悪くしてしまいます。そこで、yoko_nnmさんの“すっきり”とした部屋づくりに欠かせない、コンパクトな家具をご紹介します。ワンルームで暮らす人はぜひ参考にしてみて。
ゆったりとした空間ができるコンパクトソファ
部屋にソファは置きたいけれど、空間を狭くしたくない。そんな人におすすめなのが、コンパクトタイプのソファ。
yoko_nnmさんは「ユメカ・インテリア」の2人掛けのソファ(税込9,890円)のグレーを愛用しています。幅108×奥行63×高さ63cmとコンパクトですが、一人暮らしには十分なサイズです。脚に天然木を使用した北欧風のナチュラルなデザインが部屋に合っていますね。
ベッドを20cmサイズダウンして部屋を広く!
ベッドはよくある長さ200cm程のものは選ばず、yoko_nnmさんは長さ180cmのベッドを選んだそうです。その20cmの差がとても大きいのだとか。コンパクトな家具を選んだおかげで、yoko_nnmさんの部屋はソファとベッド両方を置いてもゆとりがあるように見えます。とても7畳の空間とは思えないほどゆったりとした印象になっています。
さらに家具の色を淡い色に抑えるのも、部屋を広く見せる方法なのだとか。ベッドは部屋のなかでも大きなスペースを占める家具です。ベッドカバーを白にすることで、視覚的にも広い印象をつくっています。
一人暮らしの食事はカフェテーブルで十分!?
部屋で大きなスペースを占める家具といえば、ベッド、ソファに続き、ダイニングテーブルが挙げられます。お茶や食事をするテーブルは、一人暮らしでは実際それほど大きいものは必要ないという人も多いはず。毎日使うダイニングテーブルで部屋が圧迫されていると感じる人は、カフェテーブルのようにコンパクトなものに変更してもいいかもしれませんね。
yoko_nnmさんが使っているカフェテーブルは、「Teto(テト)」の円形サイドテーブル(税込4,999円)。大理石柄のリメイクシートを貼ってリメイクしています。サイズは幅40×高さ60cmとかなりコンパクトです。
yoko_nnmさん
小さめですが、いつもこのカフェテーブルで食事をとっています。ごはん、味噌汁、おかず、飲み物を置いてもおさまるんですよ。友人が来たときは、普段クローゼットにしまってあるローテーブルを出して使っています!
機能とデザインが大事なカーテン選び
ワンルームでは、カーテンが占める面積が大きいため、どんなデザインのものを選ぶかによって部屋全体のテイストがガラリと変わります。それでいて、引っ越し後すぐ必要になるため、じっくり考えて買う時間がないというケースも少なくありません。素敵な部屋の人がどんなカーテンを使っているのかを知って、ぜひ今後の参考にしてみて!
レースカーテンを2重に使うテクニック
レースカーテンは、イケアの「LILL(リル)」というネットカーテンです。レースのふんわり感がたまらなくかわいいと感じ、ボリュームを出すために3組(6枚)を使用しているそう。
yoko_nnmさん
イケアのLILLはかなり透けるので、二トリのレースカーテンを重ねています。レースカーテンはミラー、遮光タイプを選び、部屋のなかが外から見えないようにしています。
レースカーテンを2重にするために、yoko_nnmさんは突っ張り棒を使っています。ダイソーで購入した長めの突っ張り棒にイケアのLILLを通してカーテンレールの上に置くだけ。LILLが室内側にあるため、部屋からは透明感とボリューム感のあるレースカーテンが見えます。それでいて、奥のニトリの遮光カーテンが機能面をサポートしてくれているため、デザイン性と機能性の両方のいいとこ取りができています。
白いカーテンで部屋に奥行を
yoko_nnmさん
カーテンの色はスノーホワイトです。部屋に奥行きがでるように白色を選びました。
カーテンはAmazonで購入したそう。カーテンの色を圧迫感を感じさせてない白にすることで、空間を広く、部屋を明るく見せることに成功していますね。
DIYやリメイクで素敵な空間に
「デザインが素敵だけど色がイメージと違う」「ちょっと質感を変えたい」など、一部分だけ変われば完璧になる家具や小物ってありますよね。そんなイメージ通りの既製品が見つからないときは、自分で作ってしまえばいいんです。yoko_nnmさんが手がけたDIYやリメイクアイテムを見てみましょう。
壁の一面をリメイクシートで花柄に
yoko_nnmさん
部屋で気に入っているのは、ウィリアム・モリスの花柄の壁紙です。ソファーと壁紙のアングルがとっても気に入っています。こちらはマスキングテープの壁紙なので、剥がす際に壁紙を傷つけることがなく賃貸でも安心して使えます。
壁紙の下半分も海外のお家でよくみる腰壁をDIYしました。こちらもマスキングテープの上から両面テープで貼っているだけなので原状回復できます。この一角だけかわいらしいテイストになっていますが、パステルカラーなので部屋と調和できていると思います。
カフェテーブルを大好きな大理石柄に
カフェテーブルに大好きな大理石柄のリメイクシートを貼って、イメージチェンジ。
曲面に貼る際にドライヤーでシートを温めて伸ばしながら調整するため、ちょっと苦戦したそうですがとても綺麗に貼れていますね!
サイドテーブルを約2,000円で制作
yoko_nnmさん
海外の方の投稿を見て、作れそうだったので早速DIYしました。簡単に作れたのにかなりよい出来になりました。ホームセンターで購入した木材をボンドでくっつけて、ペンキで塗装し、天板部分にリメイクシートを貼りました。製作費は2,000円前後です。.今まで使っていたサイドテーブルより横幅も小さくしたので、さらに部屋が広く見えるようになった気がします。
カフェテーブルをリメイクしてからサイドテーブルも変えたくなり、新たに1から制作したそうです。
まとめ
“すっきりコンパクト”をテーマに部屋づくりをしているyoko_nnmさんは、7畳のワンルームをゆとりをもって使っていました。最大の特徴は、小さめなサイズのソファ、ベッド、テーブルを使っていること。また、全体の配色を圧迫感のない白やグレーにしたことで、視覚的にもゆったりとした印象になっていましたね。
一見すっきりとものが少なく見えますが、部屋のアイテムひとつひとつにもこだわりがありました。レースのカーテンを2重に使いボリュームと機能性を上げるテクニックはぜひ真似したいポイントです。壁紙を1面だけ花柄にリメイクしたり、リメイクシートでテーブルの柄も変えたり、既製品にちょっと手を加えることで、自分好みのアイテムを手に入れていました。既製品で見つからなくても、DIYやリメイクをするアイデア次で手軽に安く好きな家具やインテリア雑貨が手に入れることができます。100均やホームセンターなど、DIYグッズが最近では手軽に手に入ります。
色や使い方などを考えて、自分好みにカスタムしながら理想の部屋に近づけてみてはいかがでしょう。