6.8畳の1Kで一人暮らしをしているpin_room_さん。お部屋のテーマは、塩系インテリアや北欧モダン。好きなアイテムで囲まれた、快適な暮らしを目指しています。
pin_room_さん
家具はなるべく直線的なものを選び、すっきりした印象にしています。1番のこだわりは、部屋全体のまとまりです。家具や雑貨などは本当に気に入るものだけ残し、お気に入りに囲まれることを意識しています。それによって、散らかりにくく、いつでも気分の上がる部屋を保っています!
部屋を広く見せたいなら、背の低い家具でそろえるのがいいと一般的にはいわれています。そこで、pin_room_さんは背の高い家具が多めでも部屋を広く見せるように工夫しているそう。そのアイデアを早速チェックしてみましょう。
1)色の濃い家具は床の近くに配置
視覚的な印象を利用するテクニック。pin_room_さんの部屋の場合、フロアマット、ラグ、ベッド下の収納ケースなど、色が濃く面積が広いものは床に集めています。さらに、グレーのものは床に接するように配置。そうすることで、床からソファ、床からベッド下収納までがひとつのかたまりに見え、パッと見てすっきりした印象の部屋に仕上がります。
2)大きい面積の家具は白に統一
膨張色である白を上のほうへ持ってくると、より部屋が広く見える気がするという理由で、大きい面積のアイテムは白に統一しているそうです。
pin_room_さん
私は、テレビ台、チェスト、デスク、鏡台などを白でそろえています。我が家の壁の色が白なので、壁の色と統一することで壁と一体化しているようにも感じます。
3)とにかく広い床面積を確保する!
床面積が狭いと窮屈な印象になってしまいます。そのため、同じ家具を置くとしても床面積を広く保つ工夫をするのが、部屋を広々と見せるためには大事。pin_room_さんは、背の高い家具はすべて壁に沿わせ、できるだけ広い床面積をキープしています。
pin_room_さん
正方形の部屋にはコの字型の配置がおすすめです。床を見せるために、ローテーブルではなく、脚細めのハイテーブルをセレクトするのもポイント。私が使っているハイテーブルは、イームズのものです。
ローテーブルを使っていると、ついつい床に物を置いてしまいがちですが、今はテーブル下に物をおくと丸見えになるので置かなくなりました。床へのものの置きっぱなし防止にもつながるのでおすすめです。
まとめ
塩系インテリアですっきりとまとめているpin_room_さんの部屋は、6.8畳とは思えないほど広くゆったりとした印象です。それには、広く見せるための工夫がありました! 色の濃い家具は床の近くへ置き、大きい面積の家具は白で統一するなど、部屋全体の配色を考えて購入する家具や配置を決めているところは、デザイナーという仕事柄発見したポイントかもしれません。実際、濃い色を床の近くへ配置することで、視界的に広く見える印象があるようです。
さらに、床面積を広くするため家具を壁に沿わせたり、ハイテーブルを使うなどの工夫もありました。部屋の広さ自体は変えられなくても、工夫次第で生活スペースを広く保ったり、見た目を広く見せることはできます。ちょっとした配置だけでもガラリと印象は変わるので、ぜひ模様替えで試してみてくださいね。
さらに、床面積を広くするため家具を壁に沿わせたり、ハイテーブルを使うなどの工夫もありました。部屋の広さ自体は変えられなくても、工夫次第で生活スペースを広く保ったり、見た目を広く見せることはできます。ちょっとした配置だけでもガラリと印象は変わるので、ぜひ模様替えで試してみてくださいね。
※写真は全てpin_room_さんより提供