目次
via pixabay.com
ロフトの使い方いろいろ
まずはロフトのスタンダードな使い方を覚えておきましょう。ロフトの使い方をマスターして、物件全体を広く使えるようになれば、スペースの問題なども解決されるでしょう。
収納スペースとして使う
賃貸物件での一人暮らしで、しばしば悩みどころとなるのが「収納スペース」です。まとめ買いした消耗品などクローゼットなどの収納スペースに入りきらないものをロフトに収納すれば、生活空間をすっきり保てます。ウォークインクローゼットとして、服や小物をまとめてしまうのもおすすめです。
ベッドルームとして使う
ロフトを寝室として使用している方は多いものです。ロフトを寝室にすれば、そのほかの居住空間との区別がはっきりします。整理整頓がしやすくなり、生活にメリハリが付くでしょう。
趣味を楽しむ空間にする
本やCD、玩具などコレクションの趣味がある人はロフトを活用しましょう。コレクションをディスプレイしたり、音楽を聴いたりする空間として使えます。生活空間と分けられるので、集中して趣味を楽しめるでしょう。そのほか、書斎としても利用できます。
洗濯物を干すスペースにする
ロフトのスペースにもよりますが、ベランダや洗面所などよりたくさんの洗濯物を干せることもあります。さらに、来客があっても洗濯物が見られないので、来客が多そうな人に便利です。
一人暮らしのロフトをおしゃれに!インテリアのコツ
わずかな工夫でロフトはおしゃれになります。次から、ロフトのインテリアにおけるテクニックを解説していきます。
薄暗くなりがちなロフトは間接照明で雰囲気アップ
ロフトは照明が当たりにくく、どうしても薄暗くなりがちです。寝室や書斎として利用する場合、読書や書き物をするといった過ごし方もあるでしょう。そこで、スタンドライトやフロアランプなどの間接照明を置き明るさを調整してみましょう。雰囲気アップにつながるおすすめの方法です。
部屋全体のカラーを考え統一するかロフトをアクセントにする
インテリアのコーディネートは統一感がものをいいます。ロフトのカラーがほかの部分にマッチするか慎重に考えましょう。
ただし、あえてロフトだけを特徴的な色にする使い方もあります。たとえば、メインの部屋は全体的に落ち着いた色合いのなかで、ロフトだけポップで明るいカラーリングを使うなら立派なアクセントになります。コントラストがはっきりした色使いは空間をおしゃれに見せるので、選択肢のひとつに加えてみるのはいかがでしょうか。
ただし、あえてロフトだけを特徴的な色にする使い方もあります。たとえば、メインの部屋は全体的に落ち着いた色合いのなかで、ロフトだけポップで明るいカラーリングを使うなら立派なアクセントになります。コントラストがはっきりした色使いは空間をおしゃれに見せるので、選択肢のひとつに加えてみるのはいかがでしょうか。
一人暮らしの賃貸でロフトは必要?こんな人におすすめ
一人暮らしには必ずしもロフトが必要ではありませんが、以下のような条件にあてはまる方ならロフトがあると便利です。
荷物が多く収納スペースを広くとりたい人
本やCDなどコレクションが多かったり、季節の家電がたくさんあったりするのであればロフトを有効活用しましょう。ある程度の広さがあるので、ロフトは収納スペースとして利用価値があります。ただし、はしごの上り下りがありますので重いものを収納するときは注意しましょう。
部屋に友人を招く機会が多くリビングを広く使いたい人
自宅に人が来る機会の多い人にとって、部屋はできるだけすっきりとさせておきたいもの。一人暮らしであれば、通常は友人を招く同じ空間においておくベッドや収納家具などをロフトに配置できるので、部屋をリビングとしてすっきりと広く使用できます。
知っておこう!ロフトのデメリット
メリットだけでなく、ロフトにはデメリットもあります。生活の条件によってはロフトがあるとかえって不便なので物件選びは注意しましょう。
家賃や冷暖房など費用が余分にかかる
ロフトがあることでスペースが広くなり、家賃が高くなってしまうのはデメリットでしょう。ロフトを頻繁に使うならともかく、あまり使わないのであれば経済的といえません。
さらに、ロフトを寝室や居住空間の一部にするなら冷暖房器具も必要で、電気代がかさんでしまう恐れも出てきます。予算と照らし合わせながら、ロフトが必要かどうかを決めましょう。
さらに、ロフトを寝室や居住空間の一部にするなら冷暖房器具も必要で、電気代がかさんでしまう恐れも出てきます。予算と照らし合わせながら、ロフトが必要かどうかを決めましょう。
ロフトの掃除の手間がかかる
スペースが増えるぶん、ロフトも掃除をしなくてはいけません。ロフトを収納スペースにしているとホコリやゴミが溜まりやすく、掃除も大がかりになりがちです。しかし、ロフトまで掃除機などの用具を持って上がるのは手がかかるので、掃除が苦手な人には向かないかもしれません。
落下したり頭をぶつけたりする危険性がある
ロフトを使うときは安全性も考えましょう。しっかりと柵が付いていなければ、地震などの弾みでものが落ちてきます。さらに、ものをロフトに上げるとき手を滑らせることもあるので危険です。重いものは誰かがいるときに手伝ってもらって運ぶなど、無理をしないようにしましょう。
まとめ
ロフトのさまざまな使い方を覚えると、一人暮らしの幅は広がります。収納やインテリアのキーポイントにして、生活の楽しみを増やしましょう。一方で、ロフトにはコストや掃除などの注意点もあります。ロフトのメリットもデメリットもふまえた上で、より効率的な使い方をしましょう。
監修:堀よりこ
Green Interior代表
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営/東京都内在住のインテリアコーディネーター。大手ハウスメーカーにてお客様の住空間に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。「私が幸せになれる部屋」をコンセプトに活動中。