2019年03月27日 更新

賃貸マンションで角部屋に住むメリット・デメリット、中部屋との違いをおさらい!

角部屋と聞くと「日当たりや眺望が良い」「静かで広々としている」など、住み心地の良さそうな部屋を想像する人が多いかもしれません。一見、メリットがたくさんありそうな角部屋は、賃貸でも人気の高い物件です。しかし、良いところばかりではありません。現在角部屋を検討中の人、将来角部屋に住んでみたいと思っている人は、メリット・デメリットをチェックしてみてください。

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角部屋ってどういうもの?

角部屋とは、マンションやアパートの各フロアの端にある部屋や廊下が曲がっている場合、その曲がり角にある部屋のことをいいます。

廊下の端にある部屋を「端部屋」、曲がり角にある部屋を「角部屋」ということもありますが、通常どちらの部屋も角部屋と呼ばれます。ちなみに、両側を隣家に挟まれている部屋は「中部屋」と呼ばれます。

角部屋のメリット

日当たり&眺めが良い

角部屋は隣接する部屋が片側だけなので、中部屋と比べて窓が多くなります。そのため、採光が取りやすく、明るい部屋が多いです。窓が2方向にあるので眺めが良いことも多いです。
明るく開放感があるので、多少狭くても窮屈さを感じにくいのもメリットと言えるでしょう。
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換気しやすい

窓が2方向に付いていることで、部屋の換気をしやすくなります。立地によっては、窓から心地良い風が入ってくるので、快適に過ごせるでしょう。
部屋の換気をこまめにすれば湿気がこもりにくく、カビの発生を抑えることにもつながります。

隣人の生活音が少ない

片側しか隣家に接していないため、住人の生活音が少なく感じられ、気になりにくいことも特長の一つです。特に、壁の薄い部屋の場合、隣人の生活音は気になってしまうものです。しかし、角部屋であれば隣の人の生活音に悩まされることないため、一人暮らしを堪能したいという人にはおすすめです。

ただし、上下に部屋がある場合は、上下階の住人の生活音が聞こえますのでご注意ください。

プライバシーが保たれる

廊下の一番端にある角部屋の場合、基本的にその部屋に用のある人しか家の前を通りません。そのため、廊下に面した部屋にいても人影や足音が気になることが少なく、比較的プライバシーが保たれるといわれています。
また、物件によっては門扉が付いていたり、専用ポーチがあったりなど、よりプライバシーが確保されているものもあります。

角部屋のデメリット

騒音や自然音がうるさい

隣家と片側しか接していないので隣人の生活音は半減されますが、窓が多いので外の騒音や自然音が入ってきやすくなります。
特に、物件が交通量の多い道路や大きな通りに面していると車の走行音や人の声などが気になりますし、駐車場に面していればエンジン音が壁を伝って響くこともあります。風の強い日には、風の音が大きく聞こえるかもしれません。
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レイアウトが難しい

窓がたくさんあることで壁の面積が少なくなってしまうので、家具の配置が難しくなりがちです。
角部屋の場合、リビングに2方向の窓が付くことが多く、窓側に背の高い家具を置くと、せっかくの窓をふさいでしまったり、窓の開閉がしにくくなってしまったりします。

物件によっては、建物の構造上柱や梁が多く出っ張っている場合があります。インテリアの配置が難しく、ぴったりなサイズのカーペットがないこともあります。

家賃が比較的高い

物件にもよりますが、角部屋は中部屋と比べて広く作られていることがあります。その結果、家賃が高くなることがあるため、なるべく家賃を抑えたいという人には不向きです。

また、窓が多くなる分、カーテンも必要になります。普通の窓と大きさや形が異なると、それに合ったカーテンを買うことになり、カーテン代が想定よりかかってしまうこともあるようです。

外気の影響を受けやすい

窓が多い角部屋は外気の影響を受けやすいです。
特に冬は、外と室内の温度差が大きくなると窓が結露しやすくなります。結露を放っておくとサッシがさびたり、カビが生えたりすることもあるので注意が必要です。そのため、こまめに換気をしたり、24時間換気システムが付いている場合には常時ONにしておいたりなど、対策が求められます。
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まとめ

角部屋にはたくさんの光が差し込むので、明るく開放感のある部屋で暮らせます。左右を部屋に挟まれることで隣人の生活音が気になるという人にもおすすめと言えるでしょう。
一人暮らしの賃貸物件を選ぶときには、「優先事項をピックアップする」「自分の生活スタイルを踏まえる」ことがポイントです。それらを踏まえた上で、角部屋が合っているのか、中部屋の方がいいのかを検討してくださいね。
監修:矢野翔一
暮らしやお金のアドバイザー
宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP) 関西学院大学法学部法律学科卒。 数々の保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産業務を手掛ける。 引越しや住宅ローンといった暮らしやお金の様々な悩みに対してアドバイスを行う。

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