なぜ愛知は働きやすい? 東京経験者が語る、暮らしが充実する愛知県の魅力
就職活動では企業の雰囲気や仕事の内容に目が向きがちですが、長く働き続けるためには「どこで働き、どんな暮らしを送るか」も重要なポイントです。
日本を代表する大都市・東京。そして、日本有数の産業集積地として豊富な仕事の選択肢を持ちながら、暮らしやすさや通勤のしやすさ、住環境の充実など、仕事と生活のバランスを取りやすい地域として注目されている愛知。
今回は、愛知県と東京都の両方で働いた経験のある社会人2人に、それぞれの街で感じたリアルな違いについて語っていただきました。
今回座談会に参加いただいたメンバーはこちら!
東京を経験して気づいた、愛知県の働きやすさ
――愛知と東京で、それぞれどのような仕事をしましたか。
愛知では旅行会社の営業職をしていて、東京では、メディア関係の企業で営業だけでなく幅広く働いています。
私は、愛知では求人関係の制作職をしていて、営業も経験しました。東京では、総合的な制作業務をしています。
――実際に東京に来てから、愛知との違いを感じましたか?
東京は愛知に比べて人が多いです。特に朝の通勤時は「こんなにいたの!?」ってくらい、電車に人がたくさん乗っていて。愛知ではそういう経験があまりなく、比較的ゆとりを持って通勤できていたので、その違いには驚きました。
分かります! もともと東京は人が多そうと思っていたのですが、そのイメージ通りでした。愛知にいたときは、私は通勤のときでもぎゅうぎゅうの満員電車に乗ることはほぼなかったんです。
でも、東京はほとんどの路線で数分おきに電車が来るので、たとえば普段使っている路線が遅延したり、止まってしまったりしても別の路線に切り替えやすい気がします。
確かに。東京は地下鉄も含めて路線の数が多くて乗り換えの選択肢が広いので、そこは助かっています。
あと、よく言われることですが、東京の人は通勤時の歩くスピードが速い!
聞いてはいましたが、東京に来た時は、こんなに速いの!? と思いました。
そうそう! 人波をササッとぬっていく技術が東京の人はすごいです(笑) ただ、愛知では駅に近いところに住めたので、通勤時間は愛知にいた時の方が短かったです。
私も愛知にいた時の方が通勤時間は短かったです。通勤負担が少ない分、仕事やプライベートに時間を使いやすかったと感じています。
――東京の方が路線は多いけれど、愛知にいた時の方が通勤に余裕があったということですね。仕事内容や働く環境の違いを感じることはありますか?
大きな違いはない気がしますが、東京だとオンライン商談が多いと感じています。名古屋にいたときは実際にお客様先へ伺い、信頼関係を築きながら仕事を進める機会が多かったんですよ。それに伴って担当するエリアも愛知県・岐阜県・三重県が中心でした。東京では全国各地のクライアントとお仕事をしています。
私自身もそうですが、東京にいる友達もリモートで仕事をしていたり、オフィスを持たない働き方をしたり、働き方に多様性があるなと感じています。その分、東京は個で仕事をしている人が多い気もしていて。もちろん、会議などはオンラインも含めて集まってやる場合が多いですが、実作業に関してはみんなで仕事を進めるというよりも、個人でやっているという印象を受けています。
全国へのアクセスも抜群。愛知だから実現できる休日の楽しみ方
――それぞれの場所で、休日の過ごし方に違いはありますか?
旅行が好きなので、名古屋にいたときは車であちこち出かけていました。大阪に行ったり、山梨県の富士急ハイランドに行ったり! 三重県の伊勢神宮にも車で2時間半くらいですし、同じく三重県の長島にあるアウトレットも車ならそんなに遠くない。あと、これは愛知県民あるあるだと思いますが、福井県の海水浴場に行きがち(笑)。
私はそんなに海に行くタイプではなかったのですが、それでもみんなで福井県にある水晶浜海水浴場に行っていました(笑)。
ですよね! 南の方に行けば愛知県内にも海がありますし。西にも東にも出やすかったので、土日は車に乗っていろいろなところを巡っていました。東京に来てからは都内のイベントに参加することが増えましたね。ビアガーデンとか食関係のフェスとかをさまざまなところでやっているので、そういうところに顔を出すことが多いです。その分、旅行に行く回数は減りました。
愛知に住んでいたときは車を運転できる子ばかりだったこともあり、土日は山に行ったり、キャンプに行ったり、登山したり、アクティブな遊びをすることが多くて。東京に引っ越してからはHさんと同じく、都内でやっているイベントに参加することが増えました。車を持っている子も少ないので、遠出はせずに近くで友達と食事に行くという機会がかなり増えた気もします。
名古屋では職場の人とバーベキューに行ったり、誰かの家に泊まりに行ったりすることもありました。東京ではそうした機会が減りましたね。
――環境面での変化は感じていますか?
東京に来て改めて感じたのは、愛知県の住みやすさです。家賃や生活コストを比較すると、愛知のほうが広い住居を確保しやすく、生活にもゆとりを持ちやすいと感じています。私、名古屋に住んでいたときは栄という中心街の隣の駅に住んでいたんですよ。そこの物件は新築の最上階かつ、今より広い間取りだったのですが、家賃は今よりもかなり手頃でした。そのギャップはすごく感じています。
家賃の高さは私も驚きました! 引っ越すときにいろいろな物件を見たのですが、「愛知だったら同じ値段で、もっと広くて駅近のところに住めるな……」と感じて。あと、スーパーに行っても、どの商品もちょっとずつ値段が高い気がします。
東京は刺激を受けられる環境、愛知は心のゆとりを持ちやすい環境
――愛知・東京で働いてみて、働く環境の大切さは実感していますか?
とても実感しています。企業選びの際には仕事の内容や会社の雰囲気も大切ですが、それと同じくらいに、どんな環境で生活したいのかを考えるのも大切だと思います。住環境や生活とのバランスが整っていることも、長く働き続けるうえで重要だと感じます。
私も、心の健康も考えたうえで働く場所を選ぶのは大切だと思います。東京にはさまざまな場所から人が集まっていて刺激を受けることも多いので、チャレンジのしがいがあるなと感じますし、愛知は住みやすさも兼ね備えているので、仕事と暮らしのバランスを取りやすい地域だと思います。東京であっても愛知であっても、自分のペースで働けるところが一番いいかもしれません。
――働く上でのやりがいも大切だけれど、心のゆとりを持つことも大切ということですね。愛知県にゆかりがない人でも心のゆとりを持てると思いますか?
何を求めるかにもよりますが、愛知は人もお店も多すぎず少なすぎずというバランスがいいですし、車や電車を使っていろいろな場所へ行きやすいので、心のゆとりは持ちやすいと思います。名古屋も人は多かったのですが、エリアによって混んでいる時間が大体分かりましたし、スイーツを食べるならここ、買い物をするならここ、という選択のしやすさもありました。
私が通っていた愛知県内の大学は関西圏や他の県から来ている子もいましたが、そういう子たちとも「愛知県ってちょうどいいよね、暮らしやすい」という話をしていました。物価も東京と比べると安いですし、名物など、おいしいものもたくさんありますので、愛知県にゆかりがない方でも「暮らしやすい」と感じてもらえる土壌はあると思います。
――最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします。
昔に比べて、転職や転勤がしやすい時代だと思います。一人で動きやすい若いうちには自分のしたいことをして、将来を見据えるタイミングになってきたときに、軸を持った上でどうしていくのか選んでもいいのかな、と思います。
どこに住んでみたいか、どういう働き方をしたいかなど、自由な発想で就職先を決めるのもありだと思います。転職しやすい時代になったので、違うと感じたら、方向転換するのもありかなと。まずは自分がどうしたいのか、生活を含めて何を重視したいのか考えてみるのがいいかもしれません!
就職活動は「どんな暮らし方をしたいのか」という視点からも
働く場所は、キャリアだけでなく日々の暮らしや人生の満足度にも大きく関わります。東京にも多くの刺激や出会いがありますが、愛知県には日本有数の産業集積地としての豊富な仕事の選択肢に加え、通勤のしやすさ、住環境の充実、休日の過ごしやすさなど、働きやすさと暮らしやすさを両立できる魅力があります。
これから就職活動をするみなさんは、仕事内容や企業だけでなく、「自分がどんな暮らしを送りたいか」という視点からも進路を考えてみてください。東京をはじめとする大都市の魅力がある一方で、愛知県には、キャリアの可能性と暮らしの豊かさを両立し、自分らしい働き方を実現できる環境があります。





































