【学生お笑いNo.1は?】これが学生お笑いの祭典『笑学祭2026』、がむしゃらに夢を追う姿に感動! “お笑い大好き”大学生ライターが潜入!『笑学祭2026』決勝戦レポート
ワタナベエンターテインメント主催の大学生お笑いNo.1を決める大会『マイナビ presents 笑学祭2026』の決勝戦が、6月26日(金)、座・高円寺で開催されました。
今回は、ガクラボメンバーの“お笑い大好き”宮崎ひな子が、最後まで目が離せない決勝戦の様子をお伝えします。

みなさんは、学校生活の中で夢中になって取り組んでいることはありますか?
留学やインターンシップ、ボランティア活動など、大学生活にはさまざまな挑戦があります。その中で、「誰かを笑顔にしたい」という思いを胸に、“お笑い”という道を選んだ学生たちがいます。
そんな大学生お笑い日本一を決める大会『マイナビ presents 笑学祭2026』が今年も開催されました。今年は第1回・第2回大会を大きく上回る1,048組がエントリー。その中から勝ち上がった精鋭12組が、頂点を目指して白熱した戦いを繰り広げました。
本大会は、一人ひとりに寄り添い、多様なキャリアを応援する『マイナビ』と"挑戦する人を応援する『リポビタンD』協賛のもと開催。夢に向かって全力で挑む学生たちの熱い戦いに、会場は大きな盛り上がりを見せました。

MCを務めたのは、お笑いトリオ・ハナコの3人。会場は登場直後から大きな拍手と歓声に包まれました。
さらに決勝審査員には、番組プロデューサーの薮木健太郎さんをはじめ、ふかわりょうさん、加納愛子さん(Aマッソ)、後藤拓実さん(四千頭身)、星野光樹さん(Gパンパンダ)が集結。お笑い界の第一線で活躍する豪華な顔ぶれがそろい、ファイナリストたちのネタを真剣なまなざしで見守りました。
実力派の審査員を前に、学生芸人たちは緊張しながらも、それぞれの個性を存分に発揮。会場は笑いと熱気に包まれ、決勝戦ならではの特別な空気が広がっていました。
全国の精鋭12組が魅せた!白熱のFIRST ROUND
FIRST ROUNDでは、全国の予選・準決勝を勝ち抜いた12組の精鋭たちが次々と登場し、それぞれ渾身のネタを披露しました。個性あふれる漫才やコントが続き、観客を笑いの渦へと引き込みました。
ここからは、ファイナリスト12組それぞれの魅力やパフォーマンスの見どころを、同世代の大学生ライターならではの視点でレポートします。
1. 茶犬(筑波大学お笑い集団DONPAPA)
給食のおばさんという身近でありながら珍しいテーマに着目した漫才が印象的でした。何気ない日常をユーモアたっぷりに描き、会場から温かい笑いを引き出していました。
2. ハイパースナックバー(大阪大学落語研究部)
「ハンバーガー」と「ハンバーグ」など、似た言葉を巧みに使った言葉遊びが魅力。テンポの良い掛け合いで、観客を次々と笑いの渦へ引き込んでいました。
3. 太陽にほえろ!(立教大学お笑いサークルパラダイスポート)
立教大学お笑いサークルを代表して出場した「太陽にほえろ!」。見事な場慣れ感と、初の決勝舞台を全力で楽しむ度胸が光っていました。
「冷蔵庫一生分(2個)」という表現や、体を張った「リンボーダンス占い」で終始会場を沸かせ、占いの結果は「審査次第」というオチまで、爆笑が絶えない構成でした。
4. キルケゴール(早稲田大学お笑い工房LUDO)
「駅員を殴る理由」という予想外の切り口から次々と笑いを生み出した独創的な漫才。独特の世界観が光り、見事FINAL ROUND進出を果たしました。
5. 蝉ブルース(早稲田大学お笑い工房LUDO)
「ハート型が義理チョコ、星型が本命チョコ。ピュレグミか?」という思わず笑ってしまうツッコミから始まる、バレンタインをテーマにした漫才。
さらに「スーパームーンが素敵ですね」と遠回しに想いを伝える告白シーンなど、独創的な発想が次々と飛び出し、会場は終始笑いに包まれました。前回王者らしい安定感のある掛け合いで、観客を一気に自分たちの世界へ引き込んでいました。
6. 上下する(早稲田大学お笑い工房LUDO)
昨年度に引き続き、今年度も決勝進出。「芯からおもんないクラT」など、一度聞いたら忘れられない独特のワードセンスと勢いが魅力です。予測できない展開が続き、観客を最後まで飽きさせませんでした。
7. カレーのルール(早稲田大学お笑い工房LUDO)
「顎を束ねる顎王」「引っ込み思案の王」など、独創的なキャラクター設定が次々と登場し、シュールな世界観で会場を沸かせました。
さらに印象的だった長い顎は、もともとカレーのナンを作るネタのために段ボールで制作した小道具だったそう。その意外な制作秘話も明かされ、観客からは驚きと笑いが起こっていました。
8. 片足アイブロー(大阪公立大学お笑いサークル居笑屋)
「じゃんけんで目に見えたものを出す」というシンプルな設定からスタート。しかし、目の前に現れたのはまさかの“男性”。誰もが知るじゃんけんを斬新な発想で笑いへと昇華し、予想外の展開の連続で観客を最後まで楽しませていました。
9. よだれ模様(名古屋大学落語研究会)
卒業式を舞台に、「門出」と名前の「もんで」を掛け合わせた言葉遊びが印象的。学生ならではの身近な題材で、多くの共感と笑いを集めました。
10. 誕生石(早稲田大学お笑い工房LUDO)
男女コンビならではの掛け合いが光り、息の合ったやり取りで観客を惹きつけました。自然体の会話の中に笑いが散りばめられた漫才でした。
11. ウスト(一橋大学お笑いサークルIOK)
有人レジでの年齢確認をテーマにしたコント。19歳であるにもかかわらず、ビールやたばこを何とか買おうとあの手この手で食い下がる展開が見どころです。
「トイレを使ったから1個買わせてくれ」「学ランサークルに戻らなきゃ」など、次々と飛び出す苦しい言い訳に会場は爆笑。「学ランサークル」という架空の設定も含め、最後まで観客を楽しませていました。
12. 能率ランク(産業能率大学お笑いサークルイタダキ)
一昨年、昨年に続き、3年連続で決勝に進出したコンビ。今年は二人とも4年生で、最後の挑戦となりました。
山のツアーを舞台にした独創的な世界観が魅力。「くまが“bear”と言いながら近づいてくる」という印象的なボケを皮切りに、予測不能な展開が次々と繰り広げられ、最後まで観客を笑いの渦へ引き込んでいました。
すべてのネタが終了し、いよいよ運命の結果発表へ。採点結果を待つ出場者たちの表情からは、緊張と期待が入り混じった様子が伝わってきました。
審査の結果、「キルケゴール」「上下する」「よだれ模様」の3組がFINAL ROUNDへ進出。会場からは大きな拍手と歓声が送られました。
採点の集計中には、出場者によるトークコーナーも実施。
前回王者・蝉ブルースの関根さんは、「昨年はネタを飛ばしてしまった」という本番ならではの苦い経験を振り返り、「どれだけ練習しても、本番では頭が真っ白になってしまう」と率直な心境を語っていました。
また、太陽にほえろ!(立教大学お笑いサークルパラダイスポート)はおなじみの「リンボーダンス占い」で優勝者を予想。「審査次第というのが分かりました!」というオチで、最後まで会場の笑いを誘っていました。
運命のFINAL ROUND!栄冠をつかむのは誰だ?
・キルケゴール(早稲田大学お笑い工房LUDO)
「機能性が良くて見た目が良くない服」と「機能性は悪いけれど見た目が良い服」の二択から始まり、「カレー味のうんことうんこ味のカレー」という究極の選択へと展開。日常の"どっちを選ぶ?"を独特な発想で笑いに変え、会場を爆笑の渦に巻き込みました。
・よだれ模様(名古屋大学落語研究会)
結婚式で新婦へ贈るメッセージをテーマにした漫才。「両親が離婚して3人のお父さんがいる」という衝撃的な設定から、「誰が一番のお父さんか決める」という予想外の展開へ。「今、はじめましてかな?」という絶妙な言い回しについては、審査員の薮木健太郎さんも「この『かな?』が良い」と高く評価。細かな言葉選びまで計算された漫才に、会場は終始笑いに包まれていました。
・上下する(早稲田大学お笑い工房LUDO)
複数の漢字から新たな一文字を生み出し、それが変形してゲストと戦うという斬新な設定に驚かされました。予測不能なストーリー展開によって、観客を最後まで飽きさせずに引き込み続けた圧倒的な構成力が光る一幕でした。
1,048組の頂点!大学生お笑い日本一は?

いよいよこの瞬間がやってきました。激戦を繰り広げた3組の熱いステージの余韻が残るなか、会場全体が息をのんで見守っています。実は、審査員の点数だけでなく、会場の観客の皆さんからも投票を集めています。3組の雄姿を間近で目撃した観客の皆さんが選ぶのは、一体どの組なのか。そして、栄えある優勝に輝くのは、一体どの組でしょうか!
優勝者は、よだれ模様(名古屋大学落語研究会)!

『笑学祭 2026』優勝者は…全会一致でよだれ模様(名古屋大学落語研究会)が勝ち取りました!

ふかわりょうさんから、優勝賞金30万円、マイナビ柏木さんから副賞としてJTBトラベルギフトカード20万円分・ワタナベコメディスクール育成費全額免除が贈呈されました。

審査員からも熱いエールが送られました。
ふかわりょうさんは、「参加した12組全員にキラリと光る部分が見えていた。それを大事に成長してほしい」 と学生たちを激励。
Aマッソの加納さんは、最後まで「上下する」と「よだれ模様」の間で頭を悩ませたことを明かしつつ、「ウケが突き抜けていたから」 と、よだれ模様へ票を投じた決定打を評価していました。 また、四千頭身の後藤拓実さんは、「他のトリオでは面白くならないようなネタでも、よだれ模様だからこそ面白くできた」 と、彼ら唯一無二のキャラクター性と実力を絶賛していました。
藪木健太郎さんは、「柔らかな雰囲気に心を打たれたので自信を持ってよだれ模様を選びました!」と、彼らの持つ独特の空気感を高く評価。
Gパンパンダの星野光樹さんは、「よだれ模様さんのステージは、本当に2本とも設定が秀逸でした。誰か1人だけが目立つのではなく、3人の関係性でしっかりと見せるコントの構造が凄く気持ちよくて、引き込まれました。誰もが「誰でもない人(その役そのもの)」に完全になりきっているような、役に入り込んだ演技が本当に素晴らしかったです。1本目も2本目も、両方とも心から楽しませていただきました!」と、その高い構成力と演技力を大絶賛していました。
熱狂の『笑学祭 2026』決勝戦を振り返る

輝くステージの裏側にある、泥臭い努力や葛藤。それでも「誰かを笑顔にしたい」という一心で“お笑い” という道を選んだ学生たちの姿は、最高に格好良かったです。
日常のありふれた一コマを、唯一無二の世界観に変貌させ、観客を巻き込むコントや、初の決勝舞台とは思えない堂々とした姿勢など、どのステージからも彼らの本気と計り知れない努力が伝わってきました。 終始会場を包み込んでいた温かい雰囲気、観客も一体となって審査に参加する緊張感。学生たちの純粋な情熱が、観ている私たちに元気をそして最高の感動をくれた素晴らしい「笑学祭」でした。
⇒【『笑学祭 2025』決勝戦レポート】 「大学生お笑い」ならではの魅力とは⁈
取材・文:宮崎ひな子(ガクラボメンバー)
編集:学生の窓口編集部
協力:『笑学祭 2025』公式サイト
https://www.we-school.net/university_comedy/


























