【ネスレ日本】「社会人は楽しい」って本当!?スタバの体験を届ける仕事が、クリエイティブで戦略的だった #先輩ロールモデル
「将来の“なりたい自分”がまだわからない」という悩みを抱えるみなさんに、いろんな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#先輩ロールモデル」。
今回は【ネスレ日本】のサプライビジネス事業本部で働く先輩社会人にインタビュー。「スターバックス」ブランドのオフィス展開に携わる岡本さんに、社内の雰囲気や就活の軸について詳しくお話を伺いました!

・We Proudly Serve Starbucks®コーヒーブログラムの営業。オフィスを中心としたロケーションへのコーヒーマシンの提案および担当代理店との販促に向けた施策企画/実施を担う。
・意見を言いやすく、異なる意見も受け止められる文化が根付いており、やりたいと思った取り組みを実行しやすい環境に魅力を感じている。
・「自分が採用担当だったら、絶対に自分を営業に配属させる」という視点から、何を営業したいか?を考えて就活していた。
――自己紹介をお願いします。
ネスレ日本の岡本きららと申します。2023年に入社し、現在はサプライビジネス事業本部 マシンビジネス営業部に所属しています。
――現在のお仕事内容について詳しく教えてください。
「ネスレ」というと、「キットカット」や「ネスカフェ」といったご家庭で楽しむ製品をイメージされる方が多いと思います。しかし私が担当しているのは、家庭の中ではなく「家庭の外」、例えばホテルやオフィスなどで弊社の製品を楽しんでいただくための提案を行う部署です。
具体的には、ネスレが取り扱っている「スターバックス」ブランドのコーヒーマシンの営業を行っています。スターバックスの店舗以外で販売されている製品としては、ペットボトル飲料などが知られていますが、それ以外にもスターバックスのコーヒー体験を楽しめるパウダータイプの製品や、お湯を入れるだけでラテができる製品などがあります。ネスレ日本はこれら店舗外製品の販売ライセンスを持っており、お客様にご提案できるコーヒーマシンを取り扱っています。
私の役割は、こうしたマシンを導入いただくお客様先へのご提案と、あくまでネスレはメーカーという立ち位置ですので、実際に販売を担っていただく代理店様の担当業務です。代理店様と一緒に、より多くのお客様に設置いただいたり、皆さまにお届けしたりするための販売施策の企画や実施を行っています。

――岡本さんは学生時代、相手の思いを捉えることを大切にされていたそうですね。その経験は、クライアントのニーズを引き出す仕事にどう活かされていますか。
私は営業職ですので、どうしても「導入してほしい」という思いから一方的にお話ししてしまいそうになる側面があります。しかし、そこをぐっとこらえて、まずは「なぜそもそもあの製品に興味を持っていただけたのか」「どのような背景や現状があるのか」を特に聞くように意識しています。
興味を持った理由を聞き出すことで、現状の課題やお客様のニーズ、より具体的な希望が明確になることが多いです。お客様の言葉を引き出した上で、それに対する商材の強みをご説明することで、一方的な説明よりも納得感を持って導入いただけます。
――そこからヒントを得て成功した事例はありますか?
私が提案できるのはコーヒーマシンだけなのですが、担当する代理店様は、オフィス向けのお茶の機械やウォーターサーバーなど、さまざまなサービスをお持ちです。お客様とのコミュニケーションの中で「コーヒーだけではないニーズ」を聞き取り、私だけでは解決できない部分は代理店様と協力して総合的にご提案させていただくことで、導入につながった事例がいくつかあります。
――社内の雰囲気についても伺いたいです。同期との関わりはいかがですか?
食品メーカーなだけあって、食やお酒が大好きな同期が多いですね。研修の後には食事会がありますし、プライベートでもよく食事に行きます。
ネスレならではの魅力だと感じるのは、コーヒーやチョコレートだけでなく、ペットフードや栄養補助食品など、全く異なる商材や、財務など異なる職種の同期がいることです。仕事の相談をした時に、自分では思いつかないような視点や経験からのアドバイスをもらえるのは、同じ会社にいながら多様な視点を持てるネスレならではの良さだと思います。
――「自分の考えややりたい取り組みを実行しやすい環境」も魅力だと伺いました。具体的なエピソードはありますか?
今年(3年目)、担当しているお客様のご要望に対し、既存のビジネスモデルに課題を感じ、「もう少し改善したい」と考えたことがありました。そこで改良版のビジネスモデルを構築し、5ヶ月というスピード感で運用まで持っていくことができました。
関係各所に連携を依頼していく中で、私が若手だからといって止められたり、ネガティブな意見を言われたりすることは全くありませんでした。むしろ「どういう風に実行していこうか」と前向きな議論をしていただき、部署内外を問わず一丸となって進めることができました。

――なぜそのようなカルチャーが根付いているのでしょうか?
社歴や年齢にこだわるのではなく、新しく入ってきた人や全く違う視点を受け入れる土壌があるのだと思います。「課題があるならスピード感を持って解決しよう」という共通認識があり、現状を変えることへの怖さよりも、問題があるならすぐ変えていこうというマインドが全社的に根付いていると感じます。
――ここからは就職活動時代のお話を伺います。モチベーショングラフを拝見すると、コロナ禍で一度モチベーションが下がっていますね。
コロナ禍ならではですが、予定していた海外留学ができなくなってしまったんです。現地に行けずオンライン留学になってしまい、当時はどうしようもなくて「そうなってしまったものは仕方ない」と受け止めるしかありませんでした。

――その後、就活を通してどのような軸が見つかりましたか?
最終的な軸は2つありました。1つは「人々の生活の中にある幸福感につながる仕事」、もう1つは「商材を好きでいたい」ということです。私は文系で初期配属は営業だろうと考えていたので、自分が「これ、本当にいいんですよ」と愛着と自信を持って提案できるものを扱いたいと思っていました。
――ネスレ入社の決め手は何だったのでしょうか。
数あるメーカーの中でネスレに決めた一番の理由は、採用担当の方が「ネスレの仕事は楽しい」とおっしゃっていたことです。学生時代、「社会人になる前に遊んでおいたほうがいいよ」と言われることが多い中で、「社会人になっても楽しいよ」と言える先輩がいる環境に安心しましたし、私もそう言えるようになりたいと思い、入社を決意しました。
また、選考中のグループディスカッションがすごく楽しく、ありのままの自分らしく過ごせました。そのときのグループメンバー5人のうち、私を含めて3人が内定して同期になったという珍しい縁もあり、この会社なら自分に合っていると確信しました。
――現在の部署に異動された際、少し落ち込まれた時期があったようですが、入社後のモチベーショングラフについても教えてください。
現在の部署に配属された当初、周囲の先輩方が忙しくされている中で、私はまだ何もできず、チームに貢献できていないと感じて落ち込んでしまいました。
しかし、先輩に相談したところ「今できること、あるんじゃない?」と声をかけていただいたんです。そこで視点が切り替わりました。「できない」と思うのではなく、商談資料のブラッシュアップや、お客様への回答メールの起案など、小さなことでも「できること」を探して行動するようにしました。

――そこから初の成約獲得につながったのですね。その経験から得た学びは何でしたか?
最初は、お客様の要望に応えつつ、社内や代理店様との調整を行うことが非常に難しいと感じました。仕事は一人で完結するものではなく、周囲と相談し、協力しながら進めることでより良い提案ができるのだと気づけたことが大きな学びです。この経験から、相手の立場に立って物事を考え、コミュニケーションを取ることをより心がけるようになりました。
――エントリーシート(ES)の書き方についても伺います。自己PRではどのような点を意識されましたか?
大前提として、実績ではなく「私という存在」をよく知ってもらおうと思い、ありのままを書いていました。あえてマイナスな状態を克服する中で身につけた強みを記載し、なぜそう考え、どう行動したのかという「思考のプロセス」を書くことで、説得力を持たせるよう工夫しました。
――「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」についてはいかがでしょうか。
ありきたりな内容にならないよう、私は海外ボランティアの経験を選びました。構成としては一般的な「課題→施策→結果」の流れですが、「なぜその施策をしようと思ったのか」「どうしてそれを課題だと感じたのか」という背景を端的に入れるようにしていました。そこが「その人ならではの視点」になり、面接官が興味を持って質問したくなるポイントになると考えたからです。
――長所・短所についてはどう言った内容を書かれましたか?
短所については「こんなすごい努力をしています」と大きく見せるのではなく、例えば「英語が苦手なので毎日ラジオを聴く」といった、実際に継続している些細な取り組みを正直に書きました。伝えたかったのは、自覚している弱みを放置せず、少しでも改善しようとする「姿勢」です。
エントリーシートで工夫した点を詳しく見たい方は会員登録もしくは会員ログインをするとご覧になれます。
――最後に学生へのメッセージをよろしくお願いします。
私は今、ありがたいことに楽しくお仕事をさせていただいていますが、就活時は不安が多く、決してキラキラした状態ではありませんでした。社会人は想像以上に難しいこともありますが、それ以上に楽しい瞬間ややりがいを感じる瞬間がたくさんあります。就職活動中は悲観的になったり、うまくいかずに悩んだりすることもあると思いますが、あまり気負わず、皆さんのペースで、自然体のままで進めていってください。応援しています。
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取材:伊藤 さくら(ガクラボメンバー)
執筆:田中 妃音(ガクラボメンバー)
編集:学生の窓口編集部
取材協力:ネスレ日本
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