山本美月さん「100%でなく70%でやってみよう」モヤモヤ”を抱える女子の味方としてエール!現役女子大生がパワーをもらった【イベントレポート】

ガクラボ学生ライター・まえれな

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こんにちは! ガクラボメンバーのまえれなです!

皆さんは性別や年齢で選択肢を絞られたことはありますか? 私は、女性だからと区別されて嫌な思いをした実体験があります。自分も先入観で人を判断していないか、常に気を付けていかなければと思っています。

そこで今回は、女性が選択肢を制限されることなく未来を考えるイベントとして、10月11日の国際ガールズ・デーに先駆けて10月8日に開かれた、「PLAN GIRLS MOVEMENT2025~未来のチカラになる言葉~」と題したイベントに参加してきました!

国際ガールズ・デーイベントとは

国際NGOプラン・インターナショナル(以下、プラン・インターナショナル)は、10月8日に「PLAN GIRLS MOVEMENT2025~未来のチカラになる言葉~」を開催。本イベントは国際ガールズ・デー(10月11日)にちなみ行われました。国際ガールズ・デーは女の子の権利や女の子のエンパワーメントの促進を広く社会に呼びかける日として、プラン・インターナショナルが国際連盟に働きかけて制定された国際的な記念日です。毎年、世界各地でイベントやアクションが行われています。

今回のイベントは、
第1部:5名の特別ゲストによるトークセッション「未来のチカラになる言葉」
第2部:歌詞と音楽でエンパワーするライブパフォーマンス
という2つのパートから構成されていました。
本レポートでは、第1部の内容について紹介していきます!

若年女性の3人に2人が漠然としたモヤモヤを抱えている??

小泉美礼さん

オープニングトークでは、プラン・インターナショナル マーケティング・コミュニケーション部CMOの小泉美礼さんが登場し、今回のイベントのテーマが「未来のチカラになる言葉」となった背景を説明しました。まず、全国の18~25歳の女性の3人に2人が漠然とした不安や焦燥感、憂うつといった“モヤモヤ”を抱えている人が多いことが紹介され(※)、現代は変化のスピードや環境の不確実性が大きく将来の見通しがしづらいことが語られました。さらに、モヤモヤをどう解消しているかを調査した結果、人からアドバイスをもらったり、何か言葉をかけられたりした時にモヤモヤが和らいでいることがわかったそうです。

私は現在大学4年生ですが、ITにかかわる職種で来年の春から働く予定なので、漠然とした将来への不安を抱えていることにとても共感しました。また、データから、私達より下の世代では学業や友人関係に不安を感じている部分があったので、自分の過去を振り返りながらとても納得しました!

※プラン・インターナショナル調べ。調査時期:2025年8月8日(金)~18日(月)、対象:18~25歳の日本全国の女性1000人。調査概要はこちら

モヤモヤは成長するチャンス⁉

(左から)山本美月さん、あっこゴリラさん、クリス智子さん、根村絵美子さん、シェルバ英子さん

次のトークセッションでは、山本美月さん(俳優、モデル)、あっこゴリラさん(ラッパー、アーティスト)、クリス智子さん(ラジオパーソナリティ、アトリエ「Cafune」主宰)、根村絵美子さん(セイコーエプソン株式会社)、シェルバ英子さん(株式会社ユニクロ)が登壇し、トークショーが行われました。

モヤモヤを感じた時期

高校生の時に芸能界に入った山本さんは、芸能界の仕事をする傍ら、大学に進学されています。キャリアについて悩んだ時期があったそうです。

山本さん:周りの友人が就職に向かっていくなか、自分のキャリアを作るうえで、芸能界か就活かで迷っていました。その時に自分の中で「専属モデルをしている雑誌で表紙ができたら芸能界一本で行こう」と決めたんです。その目標を達成したので、芸能界の仕事に絞って今まで何とかやってきました。

あっこゴリラさんや根村さんも、18~25歳の間のころにモヤモヤを感じることがあったと語ります。

あっこゴリラさん:常に焦燥感を感じていました。世の中のことも自分のこともわからず、夢に人生をかけるということの具体的な解像度も低く、覚悟が持てませんでした。周りの人たちもやっぱりモヤモヤを抱えていたと思います。

根村さん:私はそのころ、将来の夢という明確なものがなく、大企業に就職しました。300人くらい同期がいるなかで、全員が同じことを求められているように感じ、自分らしさを失っていかないか、モヤモヤした時期がありました。今の立場になると、新入社員を画一的に扱おうとはまったく思っていないんですけれど。しかし、そのモヤモヤがかえって自分らしさを考えるきっかけになりました。モヤモヤから抜けた時に成長があるようにも思います。

皆さんの話を聞いて、私は就活生の時に、自分が何をしたいのかわからないと焦ってモヤモヤした時を思い出しました。周りと比較してばかりいましたが、今思えば難しく考えすぎず、自分が好きなことや楽しいことに置き換えて考えていたらよかったのかなと思いました。

モヤモヤとの向き合い方

では、実際にモヤモヤした時にはどのように解消すればいいのでしょうか。

クリスさん:私はモヤモヤを感じることをネガティブにとらえないタイプなんです。モヤモヤと向き合うのも自分なので、他人や社会に強く何かを求めるより、自分がどうしたいかという解像度を上げることを大事にしています。私の場合、本や詩を読んで「どうやってその人が乗り越えたのか」という情報を得て、参考にします。また、言葉はそのまわりにあるものも含めて伝わるので、「元気?」といった、寄り添ってもらっているとわかる言葉に力があるように思います。

シェルバさん:私の場合、部下から相談を受けることも多いのですが、そういう立場になってから、自分はちゃんと話を聞けているのか、不安になった時期がありました。自分の価値観だけで話しているのではないか、というモヤモヤに陥ったんです。それで、何か月か学校に通って、傾聴のスキルを勉強したんですね。その人の身になって話を聞くというのは、結局、自分と向き合う作業でもあるとわかりました。それから、部下とうまくコミュニケーションがとれるようになりました。

山本さん:もともと自分に過剰な期待を持っていないので、人生経験が豊富な年上の友人によく相談します。何にモヤモヤしたりイライラしているのか、自分だけだとわからない部分を客観視して教えてくれる人に頼るといいと思います。また、モヤモヤした時はとにかく寝るようにしています。夜にあれこれ考えないで、美味しいものを食べたら早く寝ちゃって、朝になったらまた考えるようにしています。 

お三方とも自身のモヤモヤと向き合う時間を作っていてすごいなと思いました。私はなかなか、人に自分の話をするのが苦手なのですが、1人で抱え込みすぎず、周りの信頼できる人に相談してみようと思います!

モヤモヤから抜け出した方法

不安や焦燥感が和らいだり、前向きになれたシチュエーションについても、大変勉強になるお話が聞けました。

根村さん:幅広い業務を任される部署にいた時、専門性を持っていないことにとても不安を感じていた時期がありました。その悩みを先輩に相談したら、「ジェネラリスト」という専門性なのではないかと言われたんです。とてもしっくりきました。その時の自分はその言葉を求めていたから、今も心に残っているんだと思います。やれない理由を探すよりは流れに身を任せてやってみるのもいいかもしれません。

山本さん:何年か前のことですが、いつもマネージャーさんとか周りの人に身の回りのことをやってもらっていたので、自分一人で生きていけるか不安になった時期があり、1カ月お仕事を休んでボストンに留学に行きました。そこで出会った友達に自分の抱えているモヤモヤを全部話して泣けたことで、前向きになれました。日常から離れた場所に行ってみること、本当に0からスタートから関係をスタートしてみることはすごくよかったです!

私も山本さんと似ていて、何か不安なことがある時自分一人で出かけたり、日常から離れてみることが多いのでとても共感できるお話でした。ボストンにいく行動力はまだ自分にはないので、20代のうちに身につけたいです!

肩の力を抜いていこう

最後には登壇者がそれぞれ、若い女性に向けてメッセージを送りました。

あっこゴリラさん:失敗したら恥ずかしいという気持ちを持つ方は多いと思うのですが、本当に恥ずかしいことって何だろうと考えると、自分に背いてしまった時が一番恥ずかしいんじゃなかなと思うんです。なので、失敗しちゃうことは実はそんなに恥ずかしくなくって、むしろ、なんかかわいい! 失敗は次の何かのきっかけになるので、恐れないでほしいですね。

クリスさん:皆さんの話を聞いていて、若い時にもっと失敗を重ねていてもよかったかなと思いました。成功より失敗している人の方が助けたいと思うし、恥ずかしがらないでたくさん失敗してください。また、人に「大丈夫だよ」と言われて安心するというのは本当にそうだと思います。もっというと、自分がそういう言葉を言ってあげられる人間なのかという方が大事だと思います!

根村さん:皆さんには、やりたいことをあきらめないでほしいです。迷った時は、さきほど山本さんがおっしゃったように、信頼できる人に相談するのがいいと思います。私自身、職場で相談される立場になって気づいたのは、お互いにとってよいことだということです。なので、遠慮せずに相談してみてほしいですね。

シェルバさん:私の中で印象深い言葉として、「お天道様は見てるよ」という一言がずっと頭にあります。私はつらい時でも誰かが見てくれているんだと思うようにしていますね。これは逃げ場を作るということでもあるかもしれませんが、職場の先輩や親戚のおじさん、おばさんなど、何かの時に支えになってくれる斜めの関係性の人を見つけるのもいいと思います!

山本さん:肩の力を抜いて気楽に生きていこう! 友達に言われて楽になった言葉、「100%でやろうとせず70%でやりなよ」を皆さんにも送りたいと思います。今日この場に来ている時点で、一歩を踏み出せていると思います! モヤモヤを抱えている女の子の味方なので一緒に頑張りましょう。

まとめ

今回のイベントを通して、モヤモヤと向き合う方法を見直すきっかけになりました。いろんな方々の体験談を聞くことができてとても参考になりました。みなさんも、共感できる考えや行動はありましたか?周りと比べすぎず自分のペースで進んでいきたいですね!

イベントのゲストと来場者で共作するメッセージボードも用意された

ゲストの山本さん、クリスさん、あっこゴリラさん、司会の尾崎里紗さんのメッセージを発見!

文:まえれな(ガクラボ所属)
編集:学生の窓口編集部

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ガクラボ学生ライター・まえれな

ガクラボ学生ライター・まえれな

現在慶應義塾大学4年生です。大学では計量経済学のゼミに所属し、社会問題を統計学と経済学の両側面から学習しています。また、大学から始めたアコースティックギターのサークルに所属しており日々楽しく練習しています。

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