食べられる野草ってどんなもの? 素手で触るのがNGな木の実って⁉ 生きる技術#2

学生の窓口編集部

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日常生活の中では、のどの渇き、空腹、暑さ寒さに深刻な危機感を感じることは多くありません。しかし、飲み物も食べ物も逃れる場所も一切ない状況だったら……。

普段は意識していない、そしてなかなか学ぶ機会のない「生きるための技」について考えてみませんか?

今回は「食料の確保」について、国内外での野外活動経験が豊富な、かざまりんぺい氏の著書『ビジュアル「生きる技術」図鑑』(誠文堂新光社)よりお届けします。

生き残るために食料を確保しよう

※写真はイメージです(以下同)

サバイバル「3の法則」というものを、キミは知っているかな?

これは、「酸素がないと3分で死ぬ」、「極端な寒さ暑さにさらされると3時間で死ぬ」、「水がないと3日で死ぬ」、「食料がないと3週間で死ぬ」というもの。「食料がなくても水さえあれば3週間生きのびられる」ともいわれるけれど、逆に食料がなければ、それ以上は難しい、ということだ。

大災害を考え、キミの家でも食料や水などの備蓄をしていると思うけれど、もしその備蓄もなくなり、支援物資も届かないとなったら……キミは食料をどうするのか? 生き残る方法を考えてみよう!



※イラスト:ほんだあきと(ビジュアル「生きる技術」図鑑より)

危険!食べてはいけない・毒のあるものに注意

身近な食べられるもの、というと近所や公園にある野草ということになるが……野草には、食べると危険な「毒草」があるので注意しよう。

また、キノコは地元のキノコ専門家と一緒に、「キノコとり」の経験を積まないと、食べられるかどうか見分けることができないので、絶対に手を出さず食べないのが基本だ。

秋はイチョウの実「ギンナン」が道端に落ちていて、料理にも使うけれど、実に含まれるメチルピリドキシンという物質が中毒を引き起こす。

大人は解毒酵素を持っている人が多いけれど、幼児や子供が食べる嘔吐やけいれんなど、中毒症状を起こすことがあるので食べないように。身近にも危険があるぞ!

ギンナンは、やわらかい果肉の中にかたい殻があり、そのかたい殻の中の種を加熱して食用にする。果肉は素手で触るとかぶれるので注意。

ここにも注意

・毒草には見分けにくい植物もある。
・汚れ、虫、有害物質がついていることもある。
・私有地では採取しないこと。

身近な食べられる山野草をとる


紹介する山野草は、近所の公園など身近な場所にある。でも、山野草だけでは、残念ながらお腹いっぱいにはならない。食用油で炒め、塩やしょうゆで味をつけておかずにしたり、味噌汁の具材にしたり、「おかゆ」や「すいとん」に入れて食べるといいよ。ただし、道端の野草はていねいに洗ってから使うこと!

タンポポ
●季節:ニホンタンポポは春、セイヨウタンポポは春から秋
●場所:公園や道端、空き地、畑
身近にある野草の王様がタンポポだ。若葉はサラダや炒め物に、花は天ぷらに、根はよく洗ってから炒めて、しょうゆで味つけしてキンピラ風に。

ツクシ(スギナ)
●季節:春
●場所:道端や線路ぎわ
頭と茎部分についている「はかま」を取り、軽くゆでてから油で炒め、しょうゆで味をつけてキンピラ風に。酢と砂糖を混ぜたものに漬けてもおいしい。

フキノトウ
●季節:春
●場所:公園や道端、土手、野山
フキの花のつぼみがフキノトウだ。みじん切りにして油で炒め、味噌で味をつけて「ふきのとう味噌」に。天ぷらもおいしい。

ハコベ
●季節:春~秋
●場所:道端や畑
1月7日の「七草がゆ」に入れる春の七草の1つ。苦みが少ないので小鳥のエサにもなる。穂先のやわらかい部分をつみ、軽くゆでてしょうゆとかつお節をかけたり、マヨネーズであえたりする。

スイバ
●季節:初夏
●場所:公園や空き地
別名「すかんぽ」。茎を折って食べると酸味があっておいしい。昔、子供たちのおやつとして食べられていたもので、ヨーロッパでは、今でも野菜として食べられている。

エノコログサ
●季節:夏~秋
●場所:公園や道端、空き地、畑
別名「ねこじゃらし」。毛虫のような穂を持つ。雑穀の粟の原種といわれ、アキノエノコログサやキンエノコログサなど、いろいろな種類がある。穂の部分をよく洗い、ライターの火で穂先を回しながら、毛が燃えつきるまであぶる。実だけになったら、しょうゆをつけ、さらにライターであぶると、穂の粒がポップコーンのように弾けて食べることができる。

ヨモギ
●季節:春~秋
●場所:道端や畑
別名「もちぐさ」。ゆでてからすり鉢ですり、新粉をお湯で練ったものに混ぜて団子状に丸める。それをお湯でゆでたら「よもぎ団子」に。あんこを包めば「草餅」。ご飯に混ぜてもいい。


▶書籍ではほかにも、釣り具を自作して食料を確保する方法、保存食の作り方なども紹介しています

『ビジュアル「生きる技術」図鑑: 防災・キャンプに役立つサバイバルテクニック』

著者:かざま りんぺい  発売:2023年4月11日  定価:1,870円 (税込み)
発行:誠文堂新光社
詳細ページ:https://amzn.asia/d/hDweVl7

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