伝えづらいことは柔らかい言葉に変換して伝えよう『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』#Z世代Pick

こんにちは!Z世代ブックピッカーの乗松です。
みなさんは語彙力に自信がありますか?
表現力が足りないせいで、思っていることがうまく伝わらない気がする……。
自分が何気なく使っている言葉は、実は間違っているのでは?
こんな悩みを抱いている人は意外と多いのではないでしょうか?
正しい日本語を確かめたい、たくさんの言葉を知りたい。そんな方におすすめするのが『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』です。
著者である吉田 裕子氏は、この本で「一つひとつの言葉に対し、それを本当に使いこなす(=使用語彙に加える)ための詳しい解説をつけました。辞書的な意味だけでなく、例文、由来、どういった状況なら使えるか、類似の表現とは何が違うかなどを詳しく説明しています。」と述べています。
そこで今回は、『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』の中から一部抜粋して、実践的にすぐに使える言葉をいくつか紹介します!
表現と場面が一目でわかる!
沽券にかかわる
例文:このままA社に押されっぱなしでは、我が社の沽券にかかわります。
江戸時代、土地などの売買契約を交わした際に、売主から買主に渡したた証文のことを「沽券」と呼んでいました。その証文には物件の値段も記されていたことから「沽券」の語のに値打ち、価値という意味も生まれました。現在ではもっぱら、人前で保ちたい価値 (=信用 ・ 体面 ・ 品位)のことを指すようになっています。個人でいえばプライド、組織でいえばブランドのことです。「沽券にかかわる」の他、「沽券が下がる」という言い方もあります。
日常生活では「こちらから頭を下げるなんて、私の沽券にかかわる」というように、自分(たち)の社会的地位が脅かされかねない状況で用いることが多いのですが、「そのようなことをなさっては、あなたの沽券にかかわりますよ」といったように、他者の信用問題に関しても使える言葉です。
なお、本人の持つプライドで、沽券は他者も認める価値のことです。したがって、もともと一定以上の自信や評判がある場合にしか、この言葉は使いません。
せっかくこれまで築いてきた評判や自信を低下させてしまうということから 、「看板に傷がつく」「暖簾に傷がつく」という表現もできます。「看板」「暖簾」という語を用いているので、店や会社の評判を下げかねない、ときに使う言い方です。それに対し、個人の評判を落としかねないことをいう場合には、少し変えて「あなたのお名前に傷がつきますよ」と言えばいいでしょう。
本書の特徴と読んだ感想
この本は表現が使える場面と例文が7章に分かれて掲載されています。一つの表現が1~2ページずつ掲載されており一目で分かるようになっています。目次から調べ使いたい表現がすぐ習得できるでしょう!
私は敬語などの丁寧な表現が苦手です。そんな私でも読みやすい一冊でした。簡潔にまとめられていて意味や場面が理解しやすいからです。本の色味も青と黒で統一されており読みやすいポイントの一つだと思います!
また章の間に6つほどコラムがあるのですがどれも面白かったため全て読んでしまいました!
使いたい表現がすぐにわかる本書は持っていて損はない一冊です!























