内山昂輝「自分に課せられたやるべきことを普通にしっかりやる」#学生の君に伝えたい3つのこと

人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。
今回は5月24日に後章が公開する映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』に出演した内山昂輝さんが登場。学生時代だからこその時間の使い方、新しいことに挑むときの心構えについて話してくれました。
▼ENHYPEN、BOYNEXTDOOR、もーりーしゅーとが登場!
学生の君に伝えたい3つのこと
内山昂輝が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.好きなものや勉強とは違う何か興味あるものに時間やリソースを注ぎ込むのも大事
――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?
大人の目線から言うと、どういう趣味が仕事やその後の人生に繋がってくるかはわからないので、自分の好きなものや、勉強とは違う何か興味あるものに時間とか自分のリソースを注ぎ込むというのはとても大事だなと思います。30代の自分が眺めるからかもしれませんが、『デデデデ』を観ていると何もないちょっと退屈な日の友だちとの過ごし方みたいなものも尊さがあるので、どっちもありかなという気がしていて。時間がたくさんある状況は社会人生活が始まるとなかなか得難いことでもあるので、趣味に没頭したり時間があるからできることに取り組むもよし、だらだらするもよしという、どっちにいっても結局いいんだろうと思います。正解を求めがちですけど、正しい答えというものは実はないのかなと今の自分は思いますね。
2.通学時間に音楽やラジオを聞いてみては
――これから新生活を迎える学生のうちに見て/聞いておいたほうがいいものは?
高校生のときは通学時間が長かったので移動中は音楽やラジオ、ポッドキャストを聞いていました。音声コンテンツは今も熱いですよね。最近は自分より下の世代の方、例えば幾田(りら)さん、あのさんもそうですし、Adoさんとかもリスペクトしかないです。若い世代の表現力というか、「あ、こういう声の使い方があるのか」とか、あらゆる面で参考になるなと思いますし、声優のセリフでも歌でも今の世間に刺さる声質というのがあると思っていて、そういうことを考えながらいろいろなものを聞いていると、「あ、今刺さる声っていうのはこういうタイプなんだな」となんとなく感じますね。
3.自分に課せられたやるべきことを普通にしっかりやる
――新生活、新しい環境でスタートする際にやっておいてよかったなと思うことや心構えはありますか?
今も(今回の取材を行った配給会社の)GAGAさんに取材で来ることはなかなかないので、慣れない環境だなと思ってやっていますけれども(笑)、でも“やるべきことをやる”という感じですかね。それはどこに行ってもどんなときも変わらないんですけど、自分に課せられたやるべきことを普通に、しっかりやるということに尽きるのかなと思います。
――新しい現場などに入るときに緊張することはありますか?
緊張することもあると思います。でもアニメ業界ってよく知っている人たちと再びお仕事をすることも多くて、キャリアを重ねていくと新しい体験が減っていくので、ちょっと質問の意図とはずれてしまうかもしれないですけど、逆に慣れ合いにならないようにしようと意識していますね。いつものメンバーだけど、新しい作品が始まったら心機一転でこれまで成し遂げてきたことに寄りかかりすぎないというか、頼りすぎず、イチからちゃんと自分を奮い立たせないといけないと思っています。
全然想像もつかないようなものと共感できる部分が同時にある感じが独特

――内山さんが声の出演をされた映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の後章が5月24日に公開されます。原作の浅野いにおさんの作品について印象を教えてください。
『ソラニン』はもちろん、『おやすみプンプン』も読んだことがありますし、短編もいくつか読んだことがあって、若者の一言では説明できないもやもやした感情とか、日常生活の中のなんとも言えない憂鬱や悶々とした思いとか、そういう複雑な感情を見事に描いているという印象を持っています。
――今回の『デデデデ~』について魅力を感じたのはどんなところでしょうか。
世界の終わりとか、SF的な設定も生かしつつ物語が進んでいくので、読んでいて先がとても気になりました。序盤では(キャラクターたちが暮らす街の上空に)母艦がありつつ普通に暮らしているというのも不思議な世界観ですし、世界の終末という全然想像もつかないようなものと、その反対にあるような終わりそうだけど終わらないだらだら続く日常とか、自分たちが普通に共感できる部分が同時にある感じが独特だなと思いました。
――今回演じられた小比類巻健一はどんなキャラクターだと思われましたか?
高校時代の彼は、音楽が好きでお気に入りのミュージシャンの言動にすごく影響を受けてしまうような、自分の判断や感性などが育ちきる前のこの年代特有の青さがある、年相応の子という感じで。でも彼女のキホさんが亡くなってしまって、高校を卒業してからは、簡単に言うと闇落ちしてしまうので、ギャップが大事なキャラクターだなと思っていました。彼はそれが正しいと信じているんでしょうけど、侵略者狩りという良からぬ方向にいってしまうし。焦点が当たるのはやっぱり門出でありおんたんなんですけど、小比類巻たちのサイドでもう1本ドラマができそうなくらい物語がありますね。『デデデデ』は本当にキャラクターも多いので、焦点の当て方でまた見え方も大きく変わってくるだろうし、この物語を映画2本にまとめるというのは本当に大変なことだったろうなと感じます。
――小比類巻について共感したり、自分と近いなと感じることはありましたか?
好きなミュージシャンの言葉を真に受ける感じなどは自分の高校生時代を思い出して共感できる部分が多かったですね。高校・大学時代はまだ自分の使えるお金にも限界があったので、雑誌に載っているミュージシャンのインタビューを立ち読みして、歌詞に込められた意味を「ふむふむ」と思っていました(笑)。
――小比類巻の変化は本編では詳しくは描かれてはいませんが、演じる上で意識されたことはありますか?
原作を読んだ段階で、雰囲気は変えなきゃいけないなと思ったので、前章は自分なりに表現できる範囲でちょっとかわいらしい感じを投入して、そこからダークな方向にガツンと切り替えようと、アフレコが始まる前から決めていました。最初の収録日にスタッフの方々からもそういう風に差をつけてほしいと言われていましたし、見た目も変わるので、それも含めて表現できればいいなと思っていました。
ひろしの「大切な人がいて、それを守っていれば自分も辛くないよ」という言葉が世界を変えた

――これまで内山さんは“ヴィラン”的な役柄をたくさん演じられてきましたが、今回そういった面で考えられたことはありますか?
今回は現代社会の高校生として物語が始まって、その世界で起きたことに影響を受けたり、ミュージシャンの言動やネットの言論に踊らされたりして危ない方向に進んでいくという流れなので、SF的な設定や展開はあるにせよ、ファンタジー世界のヴィランとは違う。絶妙なリアルさが重要な作品だと感じたので、キャラクターとしてもそういう雰囲気は大事にしなきゃいけないと思いましたね。
――物語の軸となる門出を幾田りらさん、おんたんをあのさんが演じられましたが、おふたりの声や演技についての印象を教えてください。
ほとんど1人で収録したんですけど、ある収録のときに幾田さんが先に録った音声がテストの段階で流れてきて、おそらく整音する前の素音だったと思うんですけど、「それでこんなに声がいいんだな。ああ、いいな」とうらやましかったです(笑)。あのさんも本当に声がいいなと思いましたし、おんたんは普段のキャラクター性も独特だし、物語が進んでいくとより幅広い表現が必要とされる難しい役で、でもどのシーンも見事だったので、声の仕事のみやっている身としては商売上がったりだなと思いました(笑)。
――今回の収録の中で浅野いにお先生とはお話されたのでしょうか?
いや、何もお話してないです。スタジオに何度かいらっしゃっていたのは見ました(笑)。ご本人のことは存じ上げないので本当に勝手な物言いになりますけど、お描きになった漫画がそのまま歩いているというか、漫画の擬人化みたいな印象を受けたというか。作品とご本人にギャップがある感じではなくて、「あ、なるほど」と腑に落ちるような印象を受けました。
――今作の中で内山さんがお気に入りのキャラクターはいますか?
難しいですね。でもやっぱり中川ひろしが面白かったですかね。結局ひろしが言った「大切な人がいて、それを守っていれば自分も辛くないよ」というメッセージがおんたんを動かして門出に影響を与えたので、実はひろしが世界を変えているのではと思いましたし、どのシーンも面白いキャラクターでした。
なんでもない時間の尊さというのが青春っぽいなと思った

――今しかない色褪せない青春というものも描かれているように思うのですが、作品を通して青春とはどんなものだと思われましたか?
『デデデデ』を見て思ったのは、いつも一緒にいる5人組がだらだらだべっている姿が幸せそうに描かれているなということ。登下校の風景であったり、ファミレスとかの年相応のお店に行ってごはんを食べたりというシーンが、キラキラと輝いているかはわからないけどとにかく多幸感があって。特別なイベントは起きないなんでもない時間の尊さというのが青春っぽいなと思いました。
――学生時代を振り返って、「あのときは青春だったな」と思うことはありますか?
ちょっと遠すぎてなかなか思い出せないですけど(笑)、高校時代に「テスト期間が終わったから吉祥寺にラーメン食いに行くか」ってみんなで繰り出したのは青春っぽいなと思いました。それくらいですかね。
内山昂輝さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!
※ログイン、もしくは会員登録完了後ご覧いただけます。
PROFILE

内山昂輝
8月16日生まれ、埼玉県出身。主な代表作に、『機動戦士ガンダムUC』(バナージ・リンクス)、『ハイキュー!!』(月島蛍)、『キングダムハーツ シリーズ』(ロクサス、ヴェントゥス)、『呪術廻戦』(狗巻棘)、『七つの大罪 黙示録の四騎士』(シン、ランスロット)、、『【推しの子】』(姫川大輝)、『星降る王国のニナ』(セト)などがある。
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』 前章:全国公開中 後章:5/24(金)全国ロードショー
3年前の8月31日。突如巨大な『母艦』が東京に現れ 、この世界は終わりを迎えるかにみえた―
その後、絶望は日常に溶け込み、大きな円盤が空に浮かぶ世界は今日も変わらず廻り続ける。
友情と初恋と終末と・・・ 2人の少女のディストピア青春日常譚‼
内山昂輝さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!
このインタビュー記事をチェックしてくれた読者のみなさんにサイン入りチェキをプレゼント! 抽選で2名様に当たります。
▼応募方法はコチラ
ーーーーーーーーーーーー
1.「マイナビ学生の窓口」公式Twitter(@m_gakumado)をフォローする
【Twitter】https://twitter.com/m_gakumado
*すでにフォローしている場合も対象になります。
2.「#学生の君に伝えたい3つこと」のハッシュタグが付いた投稿をリツイート(RT)
3.下記の応募ボタンから応募する!
学生の窓口会員の方▼
下の応募ボタンをクリックして、学生の窓口アカウントでログインしてください。希望のプレゼントを選択いただき、応募フォームに必要事項をご入力ください!
学生の窓口非会員の方▼
下の応募ボタンをクリックして、まずは「新規会員登録をする」から学生の窓口アカウントを作成してください。
※ブラウザの別タブでフォームが開きます。
登録完了後、もう一度下記応募ボタンをクリックして、学生の窓口IDでログインしてください。希望のプレゼントを選択いただき、応募フォームに必要事項を入力すれば応募完了です!
※会員登録は無料です。応募には学生の窓口会員登録が必須となります。
注意事項
■応募期間
2024年5月22日(水)~2024年6月21日(金)23:59まで
■抽選方法
・当選者は、ご応募いただいた方の中から抽選で決定させて頂きます。審査経過および結果に関するお問い合わせや苦情については応じかねます。
■当選連絡
・当選者の方には公正な抽選後、個別にご連絡を差し上げます。未当選となった方への連絡はいたしませんので、ご理解いただけますと幸いです。
■その他注意事項
・ご応募いただいた方の個人情報が本キャンペーン以外で使用されることはありません。
・ご提供いただいた個人情報は、当選者へのご連絡のために使用させていただき、ご本人の同意なしに第三者に開示、提供することは一切ありません。
取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子

























