佐野勇斗「自分の思い込みだけで人生ってめっちゃ変わる」#春からの君に伝えたいこと

編集部:あこ

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人生の先輩である著名人の方々から、春から新生活、新しい学年が始まる大学生のみなさんに、エールを送る「春からの君に伝えたいこと」。

今回はPrime Videoで配信されるAmazon Originalドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』で主演を務めた俳優の佐野勇斗さんが登場。新しい環境でのコミュニケーションの取り方や、自分で自分の背中を押す方法を教えてくれました。

▼藤原大祐さん、小森隼さん、高橋文哉さん、もーりーしゅーとさんが登場!
学生の君に伝えたい3つのこと

俳優・佐野勇斗が<春からの君に伝えたいこと>

1.いま勉強を頑張れたらイヤなことに向かっていく力も養える

――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?

勉強と経験。僕も勉強って将来使わないだろうと思っていたんですけど、自分のやりたいことをやる過程で無駄だなと思うことや苦しいこともあるから、みんなが同じ土俵に立つ勉強を頑張れたらイヤなことに向かっていく力も養えると思うんです。僕も受験はしていて、そのための1年間は死ぬほど勉強して大事さをちょっとはわかっているつもりなので、それは伝えたいですね。あとやっぱり学生だからこそできることってあると思っていて、学級委員長とか文化祭の出し物に出るかって迷うと思うんですけど、絶対に出たほうがいいです。失敗しても笑い話になるし、迷ったら一歩を踏み出したほうがいいのかなと思います。

2.自分の思い込みだけで人生ってめっちゃ変わる

――新生活を始める学生が見て/聞いておいたほうがいいものは?

M!LKの曲なら「桜咲く頃には」がこの時期にぴったりの歌ですし、「ジブンエール」は僕らが作詞作曲した曲なので聞いてほしいです。ただ自分の背中はいつも自分で押しているんですよね。

――どうやって自分の背中を押すんですか?

気合い(笑)。「うわ、今日運悪いんだな」と思ったら光が当たっても「なんか眩しい。本当に運悪いわ」と思うし、運がいいと思っていたら「眩しい、僕にスポットライトが当たってる」と考えるから、自分の思い込みだけで人生ってめっちゃ変わる気がしていて。なので、気合いですね。

3.みんな話しかけられるのを待ってるだろうから自分から話しかける

――新生活、新しい環境でスタートする際にやっておいてよかったなと思うことや心構えはありますか?

笑顔。あと僕は基本的に自分から話しかけますね。みんな話しかけられるのを待っていると思うんですけど、ということは話しかけてほしいんですよ。新生活は特に、みんなそわそわして「どうしようかな」と思っているから、僕は自分から「こんにちは。お名前教えてください」と言いに行きます。僕の頭の中をバラすのはイヤなんですけど(笑)、人って自分の話をしたいと思うので質問攻めにして相手のターンにするんです。自分のことは相手が聞いてきたら話すくらいにして、あとは聞きます。まあ、ただ話を聞くのが好きだから質問しているんですけどね。

――鉄板の質問はありますか?

いきなりでかいテーマなんですけど、「何を楽しみに生きていますか?」「仕事って楽しんでやってますか?」は結構聞きます(笑)。あと過去に感情が動かされたときの話っていいらしいんですよ。「今までで一番楽しかったときっていつですか?」と質問すると、そのときのことを思い出すから話すとちょっと楽しくなってくるらしくて、そういうことも聞きます。

情けないんだけど、どこか愛されるキャラクターにしたかった

――佐野さんが主演を務めた『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』が3月22日から配信されます。脚本を読んだときの印象を教えてください。

10年くらい俳優をやらせてもらっているんですけど、海外の方が書いた台本はオーディションとかで読んだことはあってもこんなにがっつりというのは初めてで、やっぱり日本の方が書いたものとはちょっと違うんですよ。セリフの間に「◯◯が驚く」とか行動が書かれているト書きがあるんですけど、この台本では「びっくりしちゃうね」みたいなの驚きの声もト書きに書いてあって面白かったですね。「妖怪と恋をするってどういうことだろう」とイメージできない部分もあったんですけど、スピード感があったし、物語にも入り込めて面白いなと思いました。

――日米のクリエイターによるセッションも話題になっていますが、脚本からも新鮮さを感じられたんですね。

そうですね。現場にはAmazon Studiosのアジアを統括するみたいな方もいらっしゃって、すごくフランクな方で「楽しみだよ」と言ってくれたり、脚本家の方も海外から撮影現場に来てくださって一緒に食事したり、プレゼントを渡したりとか、日本にいるのに海外の方との絡みがすごく多いし、スタッフののみなさんがずっと英語で喋るから僕もちょっと英語で喋ったりとか、海外で撮影しているかのような気分を味わいました。

――ハチを演じる上で意識したことはありますか?

ハチはちょっと情けないんだけど、どこか愛されるキャラクターにしたかったですし、あとダサすぎないオタクを演じるというのを僕はちょっと意識していて。それがすごく難しかったんですけど、この作品の世界観自体がすごくオシャレなので身なりとかもダサすぎないようにというのはプロデューサーの方とも相談しながら作っていきました。あとはゲームと電動キックボードの練習をしました。

「あそこでいろいろ経験して成長したんだな」と三木監督に言ってもらえた

――撮影で印象的なことはありますか?

ここまでがっつりCGを使う撮影はこれまであんまり経験がなくて、つい先日、初めて完パケしたものを見て「わ、こうなったんだ」とクオリティの高さに驚いたんですけど、現場ではすべてが想像なわけですよ。監督の頭の中に出来上がったイメージがあると思うので、それを頼りながら撮影したんですけど、イジーが影を使って移動するところも現場ではジャンプして「うわ〜!」と言ったり、トンネルみたいなところでネズミが来るシーンは何もないところで叫んでいたので「あんなに大きいネズミだったんだ」と思いましたし。そういう部分はすごく大変でしたけど、いい経験だったなと思いますね。特にすごかったのはオープニングで、水曜日のカンパネラさんの歌と骸骨の映像がおしゃれだなと思いました。あとは撮影だと、キックボード。一昨年の年末に撮影したんですけど、キックボードで一直線に走るシーンを撮ったらその年の仕事は終了で、なぜか念入りに「怪我だけはしないでよ」「絶対に怪我はやめてね」と言われて、「大丈夫っすよ、めっちゃ気をつけるんで」と言っていたんです。いざスタートしたら転んで、怪我しました。そこからトラウマです。最悪な仕事納めでした(笑)。

――三木孝浩監督と役や演技についてお話されたこともあるのでしょうか?

三木さんとは2回目で、実はデビュー作でご一緒させてもらっていたんです。だからすっごく楽しみだったんですよ。今回は泣くシーンが何回かあるんですけど、そこで三木さんが「本当に成長したね、勇斗。パパの気持ちだったわ」と言われたのはすごく覚えています。デビュー作のときは高校生で、とんでもない数の大人に囲まれて「泣け」と言われてめちゃめちゃ苦しんだんですけど、「あそこでいろいろ経験して成長したんだな」と言ってくれました。

――共演者の方とはどんなお話をされましたか?

(吉川)愛ちゃんとアントニーさんとの3人のシーンが多かったんですけど、まず呼び方を決めようと話して、僕は「はやちゃん」と呼んでいただきました。これはばあちゃんに呼ばれていた呼ばれ方なんですけど、ちょっと…めっちゃ恥ずかしい(笑)。愛ちゃんとは監督も交えてですけど、何回もごはんに行きましたね。プライベートの話もよくしましたし、あとユッケがめちゃくちゃ好きです。ユッケがあればニコニコしているというのが取説です(笑)。アントニーさんとは……ごはんに行ってないな。「誘うよ」と言って誘ってくれないんですよ。スニーカーとかも「教えるよ」と言って全然教えてくれないし、「焼肉も絶対行こうね」と言って一回も連絡が来ないですから。詐欺ですよね。これ、絶対に書いてください(笑)。

佐野勇斗さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

佐野勇斗

1998年3月23日生まれ。愛知県出身。2015年映画『くちびるに歌を』で俳優デビュー。直近の主な出演作に、映画『嘘喰い』、ドラマ「就活タイムカプセル」(22/主演)、「テッパチ!」、「おとなりに銀河」(23/主演)、「トリリオンゲーム」などがある。「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」などがある。今後は『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室』(4月28日公開)が控えている。

Amazon Originalドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』3月22日(金) よりPrime Videoで独占配信スタート。

恋人が欲しくて仕方ないゲームオタクの大学生・ハチ(佐野勇斗)と、500 年越しの復讐の使命を背負った美しい妖怪の女の子・イジー(吉川愛)が出会い、なし崩し的に「男女の契り」を交わす。男性と肉体的な関係を持つことでしか生き延びるためのエネルギーを得られない妖怪のイジーと、彼女に強く迫られ関係を持ってしまったハチ。ある人間一族への復讐を果たすために殺人も厭わないイジーに対して、ハチはなんとか穏便に問題を解決しようと奮闘するが…。

Amazon Originalドラマ 『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』 概要
タイトル:『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』
配信開始日:3月22日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信
話数:本編8話(1話約30分)
制作総指揮・脚本:ヤルン・トゥ、ザック・ハインズ
監督:三木孝浩
キャスト:佐野勇斗、吉川愛 ほか
©︎2024 Amazon Content Services LLC or its Affiliates

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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子
ヘア&メイク/望月光(ONTASTE)
スタイリング/伊藤省吾(sitor)

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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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