日に日に秋が深まり、気づけばもうすぐ11月。就活生のなかには、今のうちに秋・冬のオープンカンパニーに参加しておこうと考えている方も多いのではないでしょうか。

オープンカンパニーは業界や職種の研究に役立つほか、リアルな職場の雰囲気や実際の業務内容などを知る絶好の機会。さまざまな企業が開催していますが、せっかくなら内容が充実しているオープンカンパニーに参加したいところです。 

そこで今回潜入したのが、「オリエンタルモーター」のオープンカンパニー。モーター業界のリーディングカンパニーとして、100年以上、モーターに携わり続けている会社です。 5万種類以上の精密小型モーターを扱っており、クライアントの細かな要望にも応えています。

そんなオリエンタルモーターの営業職オープンカンパニーでは、なんと商談にも挑戦できるとか？　その気になる内容を、大学生3人が体験してきました！

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業界におけるオリエンタルモーターの立ち位置とは？

まずは業界や企業に関する基礎知識を学びます。

オリエンタルモーターは1885年に創業し、1950年に設立された、100年以上もモーター市場を牽引している企業。メーカーとしては珍しく、女性社員の割合が約5割と高めです。社員の文理比率は5：5。オープンカンパニーの進行を務めた人事部採用課の鈴木さんも、学生時代の専攻は経済学だそう。

オフィス紹介では、社員が働いているフロアや休憩スペースなどを見学。自社製品が紹介されているショールームでは、初めて目にするモーターに大学生たちも興味津々でした。

続いてはオリエンタルモーターの特徴でもある「BtoBのメーカー」について、ワークシートを使いながら考えを深めていきます。
まず書き出してもらったのは、学生たちがすでに知っているメーカーの名前。そのほとんどが消費財を扱うBtoCです。

一方でオリエンタルモーターは、工場や機械の材料となる生産財を製造・販売する企業。製品の単価が高い、安さよりも安心や信頼が決定要因になる、などのポイントを教わります。

難易度高め？　実際に商談に挑戦！

オリエンタルモーターはBtoBならではの観点で営業をしていると知った大学生たち。学んだ内容を踏まえて、実際の商談を想定したロールプレイングに挑戦します。

ロールプレイングの前に、知っておきたいのがオリエンタルモーターで扱っている製品の内容。市場シェア1位のAC小型標準モーターとステッピングモーター、さらにブラシレスモーターなど、主なモーターの特徴を学びます。

今回の営業ロールプレイングで提案する製品の候補は、一定の速度で回転することが得意なAC小型標準モーターから2種類と、速度制御が得意で比較的コンパクトなブラシレスモーターから2種類。
まずはクライアントから届いたメールをもとに、製品候補を絞るためヒアリングすべき内容をグループで話し合います。

電話でアポ取りをした数分後、1回目の商談がスタート。営業としても働いていた人事部採用課の岩沢さんがクライアント役となり、大学生からの質問に答えていきます。

メールではあいまいになっていた内容を確認した大学生たち。次回のアポを取って商談を終えると、提案する製品について再び話し合いが始まりました。

悩みながらも、なんとか製品候補を2種類に絞った3人。最終的に、最もおすすめの製品と、少し価格が安いものの材質が異なるモーターをどちらも提案することにしました。

いよいよ2回目の商談がスタート。3人で協力しながら、各製品のポイントを伝えていきます。資料やサンプルを見せながらわかりやすく説明する姿に、クライアントも好印象を抱いた様子。

さらに最後には、「今回の案件には合わないかもしれませんが、こんな製品も扱っているのでよかったら……」と提案しなかった残り2製品の資料を渡し、次のチャンスにつなげていました。

オープンカンパニーに参加してみて……

商談を終え、ホッとした表情を見せる大学生たち。見事に最適解の製品を提案できたようで、オープンカンパニーを担当した2人からも高評価でした。

鈴木さん「より顧客の気持ちに寄り添おうとしている姿勢が垣間見えてよかったです」

岩沢さん「次のチャンスにつながる営業だったと思います。提案内容もよかったので、きっとお客様が製品購入を決めてくれるはずです」

「営業に大切なのは、お客様と製品をどちらも知ること。すると営業の楽しさややりがいにつながる」と鈴木さんがまとめ、オープンカンパニーは幕を閉じました。

参加後の大学生からは、こんな感想が。

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今後のオリエンタルモーターのオープンカンパニーは？

業界の基礎から、商談を模したロールプレイングという実践的な内容までを網羅したオリエンタルモーターのオープンカンパニー。プログラムに込められた意図や、今後のオープンカンパニーの展望について、鈴木さんと岩沢さんにうかがいました。

――今回実施されたオープンカンパニーの意図を教えてください。

岩沢さん「BtoBのメーカーで営業をするとはどのようなことか」を具体的にイメージしてもらうために、今回のプログラムを用意しました。BtoBのメーカーは、一度取引をしたお客様と長い関係を築いていくことが基本です。視野を広げてもらうために、BtoBとは何か、営業職とは何かを学べるプログラムにしました。」

鈴木さん「一言で営業といっても、飛び込み営業なのか、お客様の意図を汲み取って提案営業をするのかなど、さまざまなスタイルがあります。そのなかでオリエンタルモーターはどの営業スタイルなのかを知ってもらいたいと思い、オープンカンパニーを実施しました。
また、ロールプレイングで商談を体験することで、『何を考えたらいいのか』『お客様にどのように寄り添ったらよいのか』を知るきっかけになると思います。」

――今後はどのようなオープンカンパニーを検討されていますか？

岩沢さん「営業のロールプレイングは今後も引き続き実施していきます。あとは就活の軸を決めるためのオープンカンパニーも検討中です。」

鈴木さん「内定が複数社から出た際に、最終的にどこに決めたらよいのか判断に迷う学生さんがいます。まずは就活の軸を定めてもらうために、会社を見る基準などを考えられるプログラムを作りたいです。」

岩沢さん「軸や自分のやりたいことが決まっていないと、就職先を闇雲に選んでしまいます。その結果入社した会社が合わない場合があるでしょう。そうしたミスマッチをできるだけ軽減するためにも就活軸を定め、実際の業務に近い内容を体験してもらったうえで入社を決める、という流れを作りたいです。」

――今回は営業向けプログラムでしたが、理系向けのオープンカンパニーはどのような内容を実施していますか。

岩沢さん「モーターを使って実現できる未来を考えるワークや、エンジニアの仕事を深掘りするプログラムなどです。他にもオリエンタルモーターの各拠点で様々なオープンカンパニーを実施予定なので、ぜひ興味のあるものに参加してもらいたいですね。」

――今後のオープンカンパニーには、どのような学生に参加していただきたいですか？

鈴木さん「自ら考えて、積極的に行動できる学生さんに来てもらいたいです。「失敗したらどうしよう」と思うのではなく、まずはやってみる。そんなチャレンジ精神のある前向きな方と一緒に働けたら楽しいですし、やりがいも感じられますよね。」

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オリエンタルモーターが取り組んでいるBtoBの営業について、基礎から実践的な内容まで学べた今回のオープンカンパニー。今後もさまざまなオープンカンパニーが実施される予定なので、興味のある方はぜひ採用サイトをチェックしてみてください！

提供：オリエンタルモーター株式会社