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エッセイキーワード:夜
エッセイタイトル:『1人が好きな寂しがり屋』 著者:具沢山味噌汁 さん

  976文字/2分くらいで読み終わります。

私はとても寂しがり屋だ。夜になるといつも、誰かの声が聴きたくなる。すごく切ない気持ちになる。中学生の頃から、ずっとそんな感覚がある。しかし、大学生になり、ずっと寂しいと感じている自分がなんとなく、嫌になった。寂しいと感じるたびに誰かに電話をかけて、長電話している自分が嫌になった。なんとなく、人と接するのが息苦しいと感じることも増えた。
しばらくは、どうしたらこの寂しさが消えるのか悩んでいた。何かわかるかもしれないと思い、過去を振りかえったりもした。しかし、過去には何もなかった。私の部屋やスマホのカメラロールを見てみた。人と撮った写真もあるが、好きなものの写真があふれていた。私には、好きなことがこんなにたくさんあるのに、私には何もないようなふりをしていたことに気付いた。
私の趣味は、本を読むこと、絵を描くこと、グラフィックデザインを分析したり制作したりすること、お茶をすること、空を眺めることなどである。書ききれないので、このあたりまでにしておく。自分の好きなことに背中を向けていたのは、自分の好きなことに「好き」と言っていいのか自信がなかったからだ。今まで、無視してきてごめん、だ。
そう気づいてから、自分の好きなこととしっかり向き合うようにしてみた。寂しい夜にイラストを描いてみたり、気になる本を読んでみたりしている。SNSで、描いたイラストやデザイン作品をシェアしている。投稿を見てくれる人からの反応があるときは、やはり嬉しくてニヤける。投稿をきっかけに、「一緒に作品を作りませんか」という声をかけられたときは驚きと同時に嬉しかった。また、デザインを頼まれることもあった。幸せすぎて宙に浮いているような感覚だった。
最近は、読書コミュニティにも参加している。夜になると、その記事を開くのだが、一冊の本について、本好きな参加者の感想を読むことがとても楽しみで、そわそわしている。
ここまで描いてみて、自分には、好きなことでつながれる機会がたくさんあることに改めて気付いた。今でも寂しいと感じることはある。しかし、好きなことで時間を使うようにしてから、寂しいことは悪いことでもないと思えるようになった。一人で好きなことをする時間は意外と楽しい。今では、「一人の時間で何をしようか」ということを、よく考えるようになり、とてもわくわくした夜を過ごしている。


著者:具沢山味噌汁 さん
学校・学年:桜美林大学 4年
Instagram:dedr___yui
著者コメント:寂しがり屋な自分でいながらも、一人の時間が好きな私です。この感覚は、多分私だけではないと信じています(笑)夜ご飯の後の空いた時間で好きなことをするのがとても楽しいです。

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さっき―

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エンタメ系の大学に入学。
学生のうちに様々なことにチャレンジしたくて、学窓ラボメンバーに。
趣味は料理、エンタメ鑑賞。
将来は映像系の仕事に就いて活躍していきたい。

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