【プロが教える! 登山の楽しみ方】はじめての「登山おどおど」を解決(登山をもっと楽しむ方法編)#あつまれ!_おどおど学生。 2ページ目

学生の窓口編集部

お気に入り!

あとで読む

新しい目標を定めるのも登山の醍醐味

山を登り終えた後は、行動記録を付けるといい思い出にもなりますし、山行の整理にもなります。蛭田さんによると、行動記録を付けると共に、「新しい目標を定める」のも登山の楽しさとのことです。そこで、新しい目標を定める際のアドバイスを蛭田さんに聞き、まとめました。

●山ごとにスケジュールやコースの特徴で分類する
例えば、日帰りで行くか、一泊するか、温泉施設が近いコースにするかなど、どんな山に行くか、どんなコース・スケジュールが面白そうか考えましょう。蛭田さんは「私は通勤電車の中でスマホを使って検索し、行きたいと思った山は、日帰り、1泊2日、2泊3日と分類して記録しています」とのこと。初心者の場合、最初に登った山やコースを基本にして、次はどんな山にするか考えてみるといいかもしれません。「行きたい山を探しているとき」が一番楽しいそうです。

●山座同定で目標探し
山で見晴らしのいい場所に出たら、山座同定(見えている山名を調べる)をするのがお勧めだそうです。例えば、目の前にそびえる山や、特徴的な形をしている山など、気になる山があったらぜひ調べましょう。その際は、5万分の1程度の地図があると便利です。同じ山でも、見る角度で特徴や魅力が異なりますし、新しい発見があります。スマホで撮影する山座同定アプリもあるので、登山の際は、山座同定に挑戦してみましょう。

●同じ山でもルートを変えて登ろう
自宅から近い山や駅から行きやすい山は、何度も行くことになるかもしれません。その場合、1回目はAルート、2回目はBルートと、いろんなルートを試してみるのもお勧めだそうです。同じ山でもルートによって景色や難易度が異なりますし、違った雰囲気の登山が楽しめます。「ルートだけでなく、季節を変えてチャレンジするのもお勧めです。春、夏、秋で山は姿、形が変わるので、そのたびに新鮮な発見ができるでしょう」とのことでした。

最初の登山に成功した後は、違う山を目指すも良し、1回目の山から見えている山に挑むも良し、同じ山に挑戦するもまた良し、とのこと。慣れてくれば、自分が好きなスケジュールの組み方や山・コースの特徴をつかめるかもしれませんね。

解決!!「登山おどおど」(楽しむ方法編)

初めてでもスムーズに登山を楽しむためのポイントを紹介する本シリーズ記事。4回目の今回は、「登山をより楽しむ方法」をご紹介しました。これまでのシリーズ記事で紹介した内容と合わせて覚えておけば、初めての登山でもスムーズに楽しめるでしょう。「登山に挑戦したい」と思っている人は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがですか?

文:大西トタン@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部
取材協力:『公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会』
https://www.jma-sangaku.or.jp/


関連記事

1.はじめての「登山」おどおど(登山の面白さ&魅力編)
2.はじめての「登山」おどおど(服装・必要なもの編)
3.はじめての「登山」おどおど(当日の流れとマナー編)
4.はじめての「登山」おどおど(登山の楽しみ方編)

2

学生の窓口編集部

学生の窓口編集部

「3度のご飯よりも学生にとっていいことを考える!」の精神で
大学生に一歩踏み出すきっかけコンテンツをたくさん企画しています。
学生生活に役立つハウツーから、毎日をより楽しくするエンタメ情報まで
幅広く紹介していますので、学窓(がくまど)をチェックしてみてください!

関連記事

「大学生活」カテゴリの別のテーマの記事を見る

おすすめの記事

編集部ピックアップ

学生の窓口会員になってきっかけを探そう!

  • 会員限定の
    コンテンツやイベント

  • 会員限定の
    セミナー開催

  • QUOカードPayが
    貯まる

  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

一歩を踏み出せば世界が変わる無料会員登録

この記事に関連するタグ

あなたのきっかけを探そう

気になる #キーワード をタッチ

テーマから探そう

あなたへのきっかけが詰まった、6つのトビラ

会員登録でマイナビ学生の窓口をもっと楽しく!

閉じる
マイナビ学生の窓口に会員登録(無料)すると、
お気に入り機能などを利用してもっと便利にご活用いただけます!
  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

  • 会員限定の
    学割でお買い物

  • 会員限定の
    セミナー開催