【沖縄の観光スポットを教えてください…】はじめての「沖縄 」おどおど を解決(観光スポット編)#あつまれ_おどおど学生
一度も沖縄に行ったことのない人は「人生の何割か損をしています!」と言い切ってもいいかもしれません。沖縄に行くと都会の喧騒など吹き飛んで、身も心も晴れ晴れと過ごすことができます。ゆったりして穏やかな時間を過ごせる沖縄をぜひ訪問してみてください。
とは言え、初めての土地では何かと迷いがちなもの。本シリーズ記事では、沖縄に到着してからまごつかないように、沖縄の歩き方(今回は本島)についてご紹介しています。
先の記事でご紹介したとおり、沖縄は大きく3つのエリアに分けて把握するといいですね。それぞれのエリアから必ず訪問したい観光スポットをご紹介します。
⇒沖縄の「離島おどおど」はこちら
【今すぐ離島に行きたい!】「はじめての離島(西表島編)」おどおど
▼おどおど解決ポイント
1.那覇がある南部エリア
2.アメリカンな中部エリア
3.自然が美しい北部エリア
南部エリア
那覇市を含む「南部」には沖縄の歴史を感じさせてくれる観光スポットが多数あります。
●首里城
かつては琉球王国だった沖縄を現在に伝える象徴的な文化遺産です。琉球王国は1429~1879年まで450年にわたって存在した王国です。中国、日本、東南アジアと交易を行っていた琉球王国は独自の栄華を誇っていました。大変不幸なことに2019年の火事で首里城の9つの施設が焼失しましたが、首里城公園の守礼門など他の施設は健在。沖縄を訪ねたら一度は行かないといけない観光スポットです。
●国際通り
那覇市のメインスリートで、最も観光客でにぎわう場所です。さまざまな飲食店が軒を連ねているため、沖縄のグルメスポットでもあります。定番料理であるゴーヤーチャンプルーなどもいいですが、忘れてはいけないのはステーキです。沖縄は牛肉の名産地で、またアメリカによる占領を経験していますので、ステーキの名店が多いのです。
●ひめゆりの塔
沖縄は日本の本土で唯一アメリカ軍の上陸を受けて戦火に巻き込まれた土地です。沖縄を訪れるときにはこのことを忘れないようにしましょう。ひめゆりの塔は、沖縄戦末期、学徒動員で従軍したひめゆり学徒隊の慰霊のために建立されたものです。皆さんの鎮魂のため平和を祈念してぜひ訪問してください。
●玉泉洞
沖縄に鍾乳洞があると言ったら驚かれるでしょうか。実は沖縄には600カ所以上の鍾乳洞が存在します。玉泉洞は全長約5キロメートルの鍾乳洞でそのうち890メートルが一般公開されています。100万本以上の鍾乳石がある日本最大級の鍾乳洞で、真夏でも中はひんやりと涼しいので、暑い時期に行くのが特にお薦めです。
●福州園
中国の福州式といわれる様式で造られた美しい公園です。実は、現在の那覇市と中国福建省福州市は、琉球王国時代にすでに交易を通して関係がありました。那覇市の久米村には福建省から多くの人が移住しました。この縁で、那覇市は福州市と友好都市を締結しています。この締結10周年と那覇市市制70周年を記念して、1992年に完成したのが福州園です。
中部エリア
米軍基地が多いためアメリカンな雰囲気の街、お店がたくさんあります。海の観光スポットも多数です。
●青の洞窟
恩納村「真栄田岬(まえだみさき)」の崖の下にある海中洞窟で、沖縄屈指の人気ダイビングスポットです。洞窟へ差し込む光がゆらゆらと神秘的なブルーに輝いて見えることからこのように呼ばれています。沖縄でマリンアクティビティーに挑戦するなら、青の洞窟を体験してみるのもいいでしょう。
●万座毛
「毛」とは野原のことで、地名の意味は「万人も座する草原」。その名のとおり、琉球石灰岩の台地の上に、天然の芝生が広がる奇景にして絶景が見られます。また、石灰岩台地は侵食されて海に向かって切り立った断崖となっており、東シナ海の紺碧の海と相まって素晴らしいコントラストの妙を作り出しています。必見の観光スポットです。
●美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ
米軍基地の跡地を利用した複合商業施設で、地元の皆さんの人気スポットでもあります。アメリカンな雰囲気の店舗が軒を連ねており、ショッピング、グルメ、アミューズメントが全部詰め込まれています。観覧車もあります。
↑北谷サンセットビーチ。夕景の名所として知られています。
ここから西に進むと夕日の名所である「北谷(ちゃたん)サンセットビーチ」です。夕暮れ時になったらビーチまで足を伸ばしましょう。
●残波岬
残波岬は、東シナ海に突き出した岬で、高さ30メートルほどの崖が2キロメートルも続く勇壮な景観となっています。この突堤のような地の先に立つのが白亜の「残波岬灯台」です。東シナ海のエメラルドグリーンに空の青が溶け、真っ白な灯台が屹立しているのです。波が岬に砕けるさまは荒々しくも絶景というほかはありません。
沖縄で夕日が最も遅い時間に沈む場所といわれ、夕景も筆舌に尽くしがたい絶景です。
●琉球村
昔の琉球の風情を感じることができるテーマパークです。赤瓦が特徴の「沖縄の古民家」10棟が移築展示されており、石垣が左右にある道をゆったり歩いていると、タイムスリップして昔の村に迷い込んだかと錯覚すら覚えるほどです。沖縄のゆったりとした穏やかな時間を感じられるお薦めスポットです。工芸体験ができるほか、エイサー演舞も間近に見られます。
北部エリア
やんばる国立公園の豊かな森が広がる北部エリアには、自然の美しさを感じられるスポットが多数あります。
●沖縄美(ちゅ)ら海水族館
「海洋博公園」にある人気の観光スポットです。ジンベイザメの飼育で有名な水族館で巨大な水槽を泳ぐ姿は圧巻。その構造もよくできていて、4Fから1Fへ降りていくに連れ、深い海に潜っていくかのように展示されている魚が変化します。館外で行われるイルカショーもかわいく楽しいので必見です。
●エメラルドビーチ
沖縄でも珍しい環礁(ラグーン)内にあるビーチで、名前のとおり「これぞ南の島」というエメラルドの美しい海が広がっています。海の青、空の青、砂浜の白、コントラストが目に眩しい素晴らしい光景をぜひその目に焼き付けてください。
●瀬底島(せそこじま)
沖縄本島と全長762メートルの瀬底大橋で結ばれた、クルマで行ける離島です。全周8キロメートルほどの小さな島ですが、西側には白い砂浜の瀬底ビーチが広がっています。
↑きれいすぎてビックリする瀬底ビーチ。
その光景は圧倒的で、見る者を魅了します。西向きなので夕景も絶品です。東シナ海に沈む圧巻の太陽をぜひご覧ください。
●辺戸岬(へどみさき
沖縄本島の最北端にある岬です。サンゴ礁の断崖絶壁があり、非日常を感じさせる大海原の絶景が眼前に広がります。太平洋と東シナ海を視界に収めることができ、天気がいい日なら、与論島や沖永良部島を見ることができます。
↑「大きな石の林」という名にふさわしい奇景が見られます。
背後(南方向)には亜熱帯の森が広がっており、大石林山というギザギザの奇岩が見られます。
●『オリオンビール』工場見学
お酒がいける口の皆さんなら、沖縄地元の『オリオンビール』の工場見学もお薦めです。『オリオンビール』の名護工場では見学ツアーを実施しており、見学後には出来たてビールの試飲が可能です。ビールは新鮮なほどおいしいのが基本。『オリオンビール』ので出来たてを沖縄現地で味わってみてください。本当においしくて驚くこと請け合いです。
https://www.orionbeer.co.jp/happypark/tour.html
解決!! 「沖縄」おどおど(観光スポット編)
沖縄の観光スポットをエリアごとに5選、全部で15カ所紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。だんだん沖縄に行きたくなってきたのではないでしょうか。沖縄は本当にいいところばかりで、とても15選などでは足りません。一度も沖縄に行ったことがない人は、ぜひ足を運んでください。きっとリピーターになってしまいますよ!
⇒沖縄の離島おどおどはこちらから
【石垣島!初体験】「はじめての離島(石垣島編)」おどおど
文:吉田ハンチング@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部