俳優・間宮祥太朗が“学生の君に伝えたい3つのこと”「やりたいことはできるだけたくさんやってみる」【サインチェキプレゼント】

人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。
今回のゲストは毎週火曜夜10時放送中のドラマ『ファイトソング』で、落ちぶれた変人ミュージシャン・芦田春樹を演じる間宮祥太朗さん。ご自身の経験に基づく温かいアドバイスは、そっと背中を押してくれるはずです。
俳優・間宮祥太朗が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.やりたいことはできるだけたくさんやってみる
――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことを教えてください。
ちょっとでもやってみたいなと思ったものは、できるだけたくさんやったほうがいいんじゃないかなと思いますね。俺は今28歳で、今年29 歳になるんですけど、もし学生時代に始めたことがあれば、この年齢まで十数年分できるわけじゃないですか。もしかしたら趣味としてずっと付き合っていけるかもしれないし、趣味が高じて仕事になるかもしれないし。
あとは、あ〜やりたかったなと思っても、社会人になったら忙しくて結局生涯やることはなかったという可能性もあるじゃないですか。学生が暇だとは言わないけど、自由に使える時間が社会人よりはあるはずだし、その分お金は工夫しないといけないかもしれないけど、やりたいと思ったことは手を出してみたらいいと思います。
2.流行りの曲以外の曲も聞いてみて
――では学生のうちに見て、聞いておいたほうがいいものはありますか?
自分が10代のときに聞いた曲はいまだにうわ!って刺さるんですけど、時代ごとに流行ることやカッコいいとされるものが変わっているから、今の10代が聞いてもリアルに思えるのかなと最近考えるんですよね。例えば俺は世代じゃないですけど、尾崎豊さんの「夜の校舎 窓ガラス壊してまわった」という歌詞、今聴いても素敵な曲だと思うのですが、あまりリアリティがないから、今は「うっせぇわ」とかが流行っていて。その熱量とか精神性みたいなところは似ていると思うんですけど。そうやって考えた中で俺がよかったなと思うのは、その当時流行っていた音楽がある中で、それ以外の曲を見つけようとしたこと。チャートに入っていたり、今だとApple Musicのランキングに入っているもの以外を掘っていくと自分の人間性に影響があると思うんで、そういう楽しみ方をしてほしいなと思います。
3.いまそばにいる友達を大切に
――今まで経験した中でやってよかったことを教えてください。
映画を見てきたことは自分にとってはすごく大きいんですよね。あと15歳くらいから20歳前後くらいまでで付き合い始めた友人関係から今もほとんど変わってないので、それはかなり重要なような気がしていて。その頃に生まれた関係性は大切にしたほうがいいと思います。
演じる芦田春樹は受け身で柔和な変人(笑)

――ドラマ『ファイトソング』についてもお話を聞かせてください。今回、間宮さんが演じる芦田春樹というキャラクターは、どんな人物だと思われますか?
作品に入る前は、偏屈な感じでトゲや他人に対するバリアがあって、自分の理屈みたいなものをこねて人を寄せ付けないような人だと想像していたんです。けど台本を読んで現場に入って演じると、別に人をはねつけるわけではないし、自分の理屈を押し付けるわけでもなくて、ただただ音楽だけに対して純粋で、音楽に対してだけ熱意や愛情を注いでいるから、それ以外の人間関係、自分という存在や人生に労力をさけないというか、さく気力がないというか。思ったよりも攻撃的な変人じゃなくて、わりと受け身で無気力というか、柔和な変人だなと感じました(笑)。
――それは台本を読んだり、演技のやり取りをする中で見えてきたのでしょうか?
そうですね。他の人物に対して長い文章をあんまり喋らないし、人から何かを言われたときに聞いているのに「聞いてんの?」と言われるようなシーンが多くて。素直にというか、まっすぐ聞いているんだけど、相手が思うような響き方をしていないから、他人がイラつくというか。そういう部分をなんとなく掴んで、広げているようなイメージです。

――セリフよりも、佇まいや相槌で表現することが多いんですね。
そうですね。相槌だったり、目線、仕草とか、言葉じゃないところで表れるものみたいな。岡田(惠和)さんの脚本って「……」と無言のときもその心情が文章として書かれているんですよ。ト書き(※セリフ以外の動きや場面、状況を指定するもの)ではないし、かといってセリフでもなくて、俺もそれは初めて見て。これをどこまでお芝居として親切に説明するのかはクランクインしたときに監督と話して、「こう思っているから無言なんだよ」と演じると多分トゥーマッチになるから、それは自分の中に入れておけばいいというか、ポイントポイントで見せていこうという方向になって。そのさじ加減は話しながら決めています。
――岡田惠和さんの脚本や花枝(清原果耶)・芦田・慎吾(菊池風磨)の三角関係、芦田の変化だったりと見どころが満載ですが、間宮さんが注目してほしいポイントをあげるなら?
一個人としては、花枝を演じる清原果耶の初回ラストシーンのお芝居が現場で見ていて本当に素晴らしかったんで、もうそれがダントツかな。うん、びっくりしました。本人がどのぐらいの手応えを感じているかはわからないですけど、そのシーンを撮ったときに監督と「あの芝居を撮れたら、もう勝ったな」って(笑)。連ドラにおける1話のフックになる、ひとつの目玉かなと思っています。登場人物たちの人生がずっと続いている中で1話はそのプロローグみたいなところがあって、僕は1話のラストから2話の頭にかけて物語が始まっていくなという雰囲気を感じたので、そこにわくわくして楽しんでもらえたらいいなと思っています。
PROFILE

間宮祥太朗
1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年にドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」で俳優デビュー。2017年に『全員死刑』(監督:小林勇貴)で映画初主演を務める。主な出演作に『ライチ☆光クラブ』(16)、『帝一の國』(17)、『不能犯』(18)、NHK 連続テレビ小説「半分、青い。」(18)、『翔んで埼玉』(19)、『ホットギミック ガールミーツボーイ』(19)、『殺さない彼と死なない彼女』(19)、『Red』(20)、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(21)などがある。
火曜ドラマ『ファイトソング』毎週火曜夜10時TBSにて放送中
空手の日本代表をめざす主人公・木皿花枝(清原果耶)は、児童養護施設で育ち、持ち前の明るさとスポーツ根性で、あらゆる逆境を跳ね飛ばしていく。そんな花枝が、ひょんな事から出会ったミュージシャンの芦田と、幼馴染の慎吾との間で三角関係の恋を繰り広げていく。しかも花枝は誰にも言えないある“秘密”を抱えていて…?
夢破れたスポ根ヒロイン、一発屋ミュージシャン、万年片想いの一途な幼馴染。不器用な3人のじれったくて切ない、恋と成長の物語!
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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子
編集/学生の窓口編集部