「変に格好つけず、学生らしさを大切にしてほしい」~株式会社ニューズピックスの社員が第1回「若者会議」参加の学生たちに願うこと

学生の窓口編集部

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「経済を、もっとおもしろく。」をコンセプトに、ビジネスパーソンや就活生に向けてソーシャル経済メディア運営する株式会社ニューズピックス。2021年11月22日に将来の進路を考える学生に向けた「NewsPicks for Students」の提供を開始したばかり。

そんな株式会社ニューズピックスのみなさんは「若者会議」で参加者の学生たちから提案されたアイデアに何を感じたのか。同社取締役CSO(Chief Strategy Officer) 杉野 幹人さん、マーケティング・ジェネラルマネージャー 菊地 幸司さん、マーケティング・プランナー 大石 蔵人さんに感想をお聞きました。

無鉄砲でも、学生らしい熱量を感じられた

今回の「若者会議」では、学生たちにどんなことを期待されていましたか?

(菊地さん) 最近は優秀な学生が多いと感じているので、彼らのフレッシュなアイデアをぜひ参考にしたいなと思って、楽しみにしていました。

(大石さん) 僕は今36歳ですが、学生の感覚から離れてしまっています。なので、今の学生がどんなことを考え、どんなことに悩んでいるのか、学生のリアルな部分を感じてみたいという思いが強かったですね。

(杉野さん) 「NewsPicks for Students」の参考になるアイデアがあればいいな、という思いもありましたし、僕らが持っているであろう“大人の思い込み”をアンラーニングしたい(=古い知識や思い込みを捨てたい)という目的もありました。

実際にアイデアを審査されて、いかがでしたか?

(菊地さん) ひと言で言うと、レベルが高かったです。アイデアとして採用できそうなものも多く、下調べもアウトプットもしっかりしていた印象です。大学生活を無駄にせず、勉強も遊びもエネルギッシュに取り組み、インプットも多いのでしょう。学生自体がレベルアップしているのかな、と思いました。

(大石さん) 「NewsPicksの音」という提案は、僕らにはない視点で刺激的な発見でしたね。他にもNewsPicksのキャラクターやTシャツを作ってくれたり、インスタグラムでアンケート調査を実施してくれたり、熱量があるチームが多かったと思います。

(杉野さん) 「音」の企画は、ワイヤレスイヤホン・ネイティブ世代ならではの発想で面白かったですね。Tシャツを作ってくれたチームは、無鉄砲でも学生らしい熱量が感じられました。僕ら大人にはなかなかできないような発想に触れると元気をもらえますね。

▼大賞受賞アイデア:「経済を、もっと親しみやすく。」基礎知識を用いて企業分析を実践し、経済のおもしろさを実感する機会を創出する

変に格好をつけず、ありのままの自分で勝負してほしい

今後の「若者会議」や、それに参加する学生にはどういったことを期待されますか?

(大石さん) どれだけ実現可能な提案かという点より、学生目線の発想をストレートにぶつけてほしいと思います。社内にも学生インターンや若手社員がいますが、同じ若者同士でも、この2年はコロナ禍もあって、それぞれ劇的な差が生じているはずです。

例えば、今の大学4年生と2年生では同じ2年間の学生生活でも中身が全然違う。そういったリアルな生活で感じたことについて伝えてほしいですね。

(菊地さん) 僕は“外部の視点”を期待します。NewsPicksにも学生インターンがいます。企業に入れば中のことがよく見える分、精度は高まります。でも、アイデアにブレーキがかかることもありますし、同質化してしまって同じようなアイデアばかり出てきたりもします。外部の学生に考えてもらうアイデアは、発想の振れ幅にもつながると大いに期待しています。

(杉野さん) 学生のうちは「よく分からないけど、自分はこう思う」といったような個性となる部分を伸ばしてほしい。なぜなら、社会に出て人にミートさせる経験が増えてからでは、そこを伸ばすのは難しいんです。

変に格好をつけず、ありのままの自分で勝負してほしいです。それに加えて、こういったコンテストでその個性や熱量をまとめる力を養えたら、その学生は社会に出てからのちのち成功すると思いますね。ぜひチャレンジしてほしいですね。

勉強や就活を遅らせてもいい。やりたいことにチャレンジしてほしい

今回参加いただいた学生さんたちに、激励の言葉をいただけますか?

(大石さん) まず、数ある企業の中からNewsPicksに応募してくれたことに感謝します。賞は逃したものの、僕たちの心を動かしてくれたチームもいました。

ロジカルな提案というのは大前提として必要な部分ではありますが、例えば同じようなアイデアが出そろったときにどこで心が動くのかと言えば、やはり“感情的な部分”だと思うんです。だから、その学生らしさや素直さは持っていてほしいなって改めて感じましたね。

(杉野さん) 「自分が言いたいことを言えばいい」ではなく、相手が理解できるまで翻訳して説明する能力というのは、社会ではとても大切なことです。それをコンペで体験できたことは、学生にとってはすごくプラスでしょう。

中にはプレゼン力はあまりなかったけれど、小さな宝石が散りばめられているような提案をしてくれたチームもありました。自分たちが思ったことを素直にアイデアにすることはイノベーションの原点ですし、そういった素朴さに僕は心を動かされます。

まとめる力と素朴であることは相反することでもありますが、ぜひそのバランスを今後も磨いていってほしいなと思いますね。

最後に、学生のみなさんに向けてメッセージをお願いします。

(菊地さん) ビジネスに限らず、面白そうだと思ったことにはどんどんチャレンジしてほしいと思います。多様な経験がその人の個性になりますし、関係のないことに見えても仕事につながることもありますから。

やりたいことがあるならそれを優先して、勉強や就活はちょっと遅らせたっていい。あまり気乗りしない就活をして行きたくない会社に行って疲弊するより、自分のやりたいことをどんどんやる。その先で行きたい会社に巡り会えたりもするので、僕はそれでもいいんじゃないかなって思います。

(大石さん) 僕自身の学生時代は、インターネットがそこまで普及していませんでした。それもあって、「学生時代にもっと知識があれば、きっとこうしていたのにな」と思うことが結構あるんです。「NewsPicks for Students」では今の学生が同じ思いをしなくていいよう、多様な選択肢を知ってほしいとの想いで運営しています。

いろんな選択肢を知ったうえで、「何も選ばない」という答えがあってもいい。自分に合った答えを見つけいくことが大切なので、今の学生にもそれが伝わるといいな、と思います。

(杉野さん) 自分の知らない世界が、世の中には広がっています。まずはその前提に立ち、何でも知ろうとすること。そして、受動的に得た情報だけで考えるのではなく、もっと自分から能動的にいろんなことを知ること。そういった視点は、今後のキャリアにも役立つはずです。

新しいことをしたら今日一日がハッピーだなと思える、それが大事なんじゃないかなって思いますね。

■株式会社ニューズピックスからのお知らせ
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●NewsPicks for Students について
2021年11月22日(月)から、NewsPicks内にカテゴリータブ「For Students」を新設し、「学生生活」「キャリア」「はたらく」「就活」にフォーカスしたNewsPicks編集部による独自コンテンツ(一部有料)を継続的に掲載していくほか、多数のメディアから厳選した記事のキュレーションを行っていきます。
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(マイナビ学生の窓口 若者会議運営事務局)

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