海外企業との対話に役立ったのはバイトで培った話す力・聞く力【日本触媒の先輩社員】 2ページ目
森野さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
「一番力を入れた」というテーマにはそぐわないかもしれませんが、とにかく興味のあることに対しては、どんなことでも積極的に取り組みました。もっとかみ砕いていえば「思う存分に遊んだ」ということですね。勉強にスポーツにアルバイトに遊びに、自分がやってみたいと思ったことはどんなことにでもチャレンジしました。「大学時代でしかできないような生活」を謳歌したのが、今の自分を作り上げていると思います。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
学生時代は本当にいろんなことにチャレンジしたので、そのどれもが役に立っていると感じていますが、例えばアルバイトは経験していてよかったなと思うことです。
バーでアルバイトをしていたのですが、とにかく老若男女いろんな人と話をしました。自分から話すこともあれば聞くに徹することもありました。そこで得た「話す力・聞く力」は、さまざまなタイプの人と話す機会が多い社会人になって生きていると実感しています。
また、今振り返るとサッカー部の活動も重要でした。体育会系ならではの厳しさを経験しましたし、何度も挫折を味わいました。でも、その経験があったからこそ、多少のことではめげないタフなメンタルになったと思います。
その他に、大学時代の卒論制作も今に生かせているものです。制作を進める過程で、当然ですが分からないこともたくさん出てきます。そこでしっかりと過去の論文や資料を調べ、形にしていく作業は、今の仕事にも必要なことですし、「調べる力」は役立っています。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
時間をかけて「人生設計」をすることをおすすめします。自分が最終目標とするものは何か、その目標に達するためにいつ何をすればいいかなど、具体的に考えるといいと思います。そうすることで、自分が進む道(企業)が見えてきます。
また、自分の将来のビジョンをしっかり持っていると、面接で話す自己PRや志望動機に自信といいますか、裏付けができます。うわべだけの話は企業側にも見抜かれてしまうので、そうした意味でも人生設計をしておくといいと思いますよ。
プラントの新規設計や増改築、また海外展開など、複数のプロジェクトを担当し、慌しい日々を送っている森野さん。特に海外展開のプロジェクトでは、現地企業の担当者との英語でのやりとりが大変とのこと。そこではコミュニケーション能力が求められますが、スムーズにプロジェクトを進められているのは、学生時代に会話する力や調べる力を培ったからかもしれませんね。
趣味:サッカー、娘の写真を撮ること
特技:家族旅行のプランニング
就活で受けた企業:日本触媒のみ
志望していた業界:機械メーカー以外で機械学部出身者が活躍できるところ
今の会社の魅力:若手にチャレンジングな仕事を任せてもらえるところ
文:中田ボンベ@dcp
写真:ブリッジ
取材協力:株式会社日本触媒
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