海外企業との対話に役立ったのはバイトで培った話す力・聞く力【日本触媒の先輩社員】

編集部:すい

お気に入り!

あとで読む

森野さんメインカット

プロフィール:森野省吾(もりの しょうご)
兵庫県立大学大学院機械系工学を卒業後、2008年に日本触媒に入社。入社後からエンジニアリング部に所属し、川崎製造所千鳥工場・浮島工場にてプラントのメンテナンスや建設プロジェクトに携わる。2015年頃からは、海外事業の大型プラント案件を担当し、2018年現在もそのプロジェクトを進行中。

触媒技術をはじめとする独自の技術で酸化エチレンやアクリル酸、高吸水性樹脂などを製造する『株式会社日本触媒』。特に、紙おむつなどに使用される高吸水性樹脂のシェアは世界ナンバーワンを誇るなど、まさに日本を代表する企業です。今回は、この日本触媒で働く先輩社員・森野省吾さんに、現在の仕事内容や学生時代に一番力を入れたことなどを聞いてみました。

▼日本触媒の先輩社員をもっと見る!
日本触媒の先輩ロールモデル一覧

社会人編自分の裁量で物事を進める楽しさ

今のお仕事はどんな内容?

私は「川崎製造所 エンジニアリング部 機械土建課」に所属しています。エンジニアリング部はプラント(生産設備)のメンテナンスを行うグループと建設するグループに分かれており、私は後者のグループに属しています。

担当している主な業務としては、現在のプラントの安全性や生産能力を向上させるための改造工事の計画や実行をしています。また、プラントを海外に展開し事業化する計画に関するプロジェクトも、現在担当している業務の一つですね。

特にこの海外展開プロジェクトは、新しいことだらけで、おもしろくもあり難しさもあります。入社から10年目を迎えますが、これまで自分が培った常識が通用しないことも多いです。現地企業とのやりとりにおいて、お互いのルールのすり合わせなどコミュニケーションの部分でいろいろ勉強し直さないといけないと痛感しています。

また、プロジェクトメンバーで機械担当は私1人だけなので、自分の裁量で物事を進めることができるのはおもしろい部分ですね。今回のプロジェクトはプラントの海外展開の中でも前例が少ない案件なので、いろいろと模索しながらも、やりがいを持って仕事に取り組めています。

一番楽しかった&つらかった仕事は?

森野さんインタビュー1

入社4年目に、各部門の同期たちが担当となり、パイロットプラント(小規模の実験用プラント)を作ったことがありました。自分たちで設計して、建設して、実際に運転してみたのですが、やはりその過程では意見が衝突したり、難しいことが多かったです。

ただ、最後は一体感が生まれ、「俺たちでプラントを作った!」という達成感を味わえたのが思い出深いですね。非常に大変でしたし、楽しい仕事でした。今もそのときの同期メンバーと一緒に、プラントの海外展開に取り組んでいますよ。

今の会社を選んだ理由は?

私は機械工学専攻だったのですが、機械メーカーではない企業のほうが、幅広い取り組みができ、新しいアプローチで機械工学の力が生かせるのではと考えていました。また、私は兵庫県出身で大学も県内だったので、「このまま地元で就職したい」という希望もありました。所属している研究室の教授が、たまたま就職支援担当だったのでこれらの希望を伝えていたところ、地元に工場のある日本触媒を紹介されました。

実は教授に紹介されるまで日本触媒のことを知りませんでした。何をしているところなのかもわからなかったです。ただ、地元にあるということで興味を持ち、企業の取り組みなどを知っていく中で入社意欲が湧いてきました。 実際、「若手社員に対して積極的にチャレンジをさせてくれる」という日本触媒の社風は、自分に合っていると思います。きっかけは「たまたま」でしたが、入社してよかったです。

1

関連記事

おすすめの記事

合わせて読みたい

編集部ピックアップ

学生の窓口会員になってきっかけを探そう!

  • 会員限定の
    コンテンツやイベント

  • 会員限定の
    セミナー開催

  • QUOカードPayが
    貯まる

  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

一歩を踏み出せば世界が変わる無料会員登録

あなたのきっかけを探そう

気になる #キーワード をタッチ

テーマから探そう

あなたへのきっかけが詰まった、6つのトビラ

会員登録でマイナビ学生の窓口をもっと楽しく!

閉じる
マイナビ学生の窓口に会員登録(無料)すると、
お気に入り機能などを利用してもっと便利にご活用いただけます!
  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

  • 会員限定の
    学割でお買い物

  • 会員限定の
    セミナー開催