【サッポロビールの先輩社員】生産技術本部製造部:三澤圭彦さん

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【サッポロビールの先輩社員】生産技術本部製造部:三澤圭彦さん
プロフィール:三澤圭彦(みさわ よしひこ)
東京工業大学大学院総合理工学研究科を修了。2009 年よりサッポロビールに入社後、仙台工場に4年、千葉工場で3年在籍しビールづくりの根幹に携わる。ドイツ留学後、現在は本社生産技術本部製造部にてビール製造における全体の管理を任されている。

1876年、北海道の小さなビール醸造所からはじまったサッポロビールは「サッポロ生ビール黒ラベル」や「ヱビスビール」といった世代を超えて愛されるロングセラー商品を数々生み出してきました。そんな歴史ある飲料メーカーの中核でもある製造部で働く三澤さんは、日々どんな仕事をしているのでしょうか? ビール造りのこと、就職活動前に取り組んできたことについて伺いました。

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社会人編本場ドイツで学んだのはビール職人としての誇り

今のお仕事はどんな内容?

わたしが働く本社生産技術本部製造部は、いわば仲介役。ビールを作るにあたって麦などの原料を買い付ける購買部門、「こういう味のビールを完成させてほしい」と商品のコンセプトを考える開発部門、「このくらいの商品数が必要だ」と流通を管理する部門など、ありとあらゆる本社部署と、実際のビールを生産する各工場生産現場との仲介役を担います。要するに、市場に出るまでどのようにビールを作るか、工場で量産するまでの方法を具体的に考えるのが役割です。生産技術本部製造部での仕事は、各工場とのかけ橋となる仕事なのでうまく情報を整理していくのが大変でもありますが、責任は重大。以前はわたしも工場の醸造部に所属していたのですが、この部署に配属されて約半年、とにかく関わる人が増えました。

一番楽しかった&つらかった仕事は?

三澤さんのインタビュー中お写真

社内制度を使ってドイツの大学に1年間留学したときは、とても充実感がありました。ビールの本場と言われているドイツには村ごとにビール職人がいて、そこでプライドを持って味を守っている姿を目の当たりにできたことは、自分自身のビール造りに対するマインドの変化につながりました。ビール造り以外にも、実際に弊社と契約している大麦畑を訪問したり最新技術を見学したりと、帰国してからも為になることばかりでしたね。

特に大変だったこととしては、仙台工場で酵母担当をしていたとき、ある醸造設備が定常通り稼働しなくなってしまいました。学生時代は10 L程度の規模でしたが、ビール工場では100 KL単位でビールの造り込みをしていきますからとにかく設備が安定稼働しないと大変です。いろいろな方にアドバイスを頂き、工程のパラメータを変更しながら、工程を観察したり官能検査(対象の味、香りなどを人間の感覚を用いて行う検査)をしたりとほぼ毎日つきっきりでした。結果として問題ない品質のビールに仕上げることができました。ビールの造り込みにどっぷり浸かることができたのは今となってはいい経験だったと思います。

今の会社を選んだ理由は?

実は4年生になってから少し金融系の企業などにも就職活動をしていたのですが、そのときに専門職への道を考えはじめ、大学院に進学したんです。社会にとってインパクトのある会社に就職したいと考えたときに、専門職という道で職種選択の幅を広げたいという想いがありました。本格的に就職活動してからは、サッポロビールでお会いした社員がイキイキとしていて、自社製品に対する誇りとこだわりを感じたのが印象的でしたね。内定をもらってからもこの会社以外にないという納得感があったのを覚えています。

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