海外旅行で大活躍! Wi-Fiレンタルの選び方 3ページ目
Wi-Fiレンタルのデメリット
Wi-Fi自体の充電が必要
スマホの他、毎日Wi-Fiの充電も必要なのが面倒、という方もいらっしゃるでしょう。しかし充電を忘れると、いざというときに通信できないなどということになりますので、毎日スマホと一緒にホテルで充電しましょう。
また、バッテリーも長時間の利用には限界がありますので、使用しない場合は電源を切っておくなどこまめなケアが必要です。
手続きが面倒
レンタルWi-Fiは、インターネットでの申し込みがマスト事項になりますので、毎日忙しい方にはネットでの申し込み手続きすら面倒に感じるかもしれません。機材を旅行前に郵送で受け取りたいという方は特に、事前の最終申し込み期限や受取時間を気にしないといけないのが面倒という方もいるでしょう。
1日○○円のため、旅行中の日数分の料金が加算される
Wi-Fiレンタルの広告などで良く見かける「ハワイ1日あたり100円」「韓国限定価格120円」などのキャッチコピーをよく見かけますが、これらは1日あたりの料金ですので、滞在日数分の料金がかかることを忘れずに料金を考えましょう。10日間滞在すれば、料金×10日分ですので最終的には料金が予算と合わなくなることもあるかもしれません。大きさや予備バッテリー、充電機器などの付属品の詳細内容もしっかり確認しましょう。
比較するのが面倒
レンタルWi-Fiの料金設定は、容量、速度などで値段(料金体系)に差が出ます。比較サイトなどには、世界各国の料金設定がそれぞれにありますので、しっかり自分が渡航する国の料金検討をしましょう。
広告にとらわれて容量や速度などの比較を見落としてしまって契約すると、他のプランのほうがもっと安くて容量が大きかった、など後悔することもあります。しっかりと見極めて自分にあったプラン選びをしましょう。
紛失や盗難、故障は、高額料金請求?
海外旅行中にWi-Fiを失くしたり壊したりしてしまう、または盗難に遭ってしまった場合は、契約内容にそって弁償させられることも。その不安がストレスになるようであれば、補償契約が盛り込まれる「安心パック」や「補償パック」などに加入してレンタルして行きましょう。もちろん、1日あたり○○円という料金体系に加算されますので、利用料はレンタル料金プラス補償料金、で計算しましょう。
手数料もかかる
各社、Wi-Fiレンタルでは最後に手数料が加算されることがあります。キャンペーンで初回500円割引や1日分無料などの文字に踊らされても、空港受取手数料や決済手数料などとして最後に加算されることもありますので、見積もり時に確認しましょう。
Wi-Fiレンタルまとめ~選び方のポイント~
海外旅行での携行品、Wi-Fiレンタルは、スマホやタブレットを日本と変わりなく利用したい人にはマストアイテムとして日本からもっていくことをおススメします。
選び方のポイントは、
・渡航先の国で利用できるか
・容量、速度の比較
・付属品の有無、Wi-Fiの重さや大きさの確認
・料金
・受取、返却方法
・紛失盗難時の補償
です。
たくさんのWi-Fiレンタル会社から、自分にあった料金体系を比較して選ぶことは少し時間がかかり、面倒なさぎょうになるかもしれませんが、日本からの準備がパーフェクトであればあるほど、渡航先での心配が少なくなるのでしっかり楽しみながらオトクに準備しましょう。
・執筆者:つかさあおい
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。