そこで今回は、大学生が普段からどのくらいのお金を持ち歩いているのかについて調査してみました。他人には聞きづらい財布の中身の実態をぜひ見ていってください。

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アンケート調査の結果

今回はまず、大学生402人を対象に『財布の中身』に関するアンケート調査を行って見ました。

Q1.あなたは自分で使える銀行口座を持っていますか？

はい……373人（92.8％）
いいえ……29人（7.2％）

やはり、9割以上の人が自分の口座を持っているようです。続いて、自分の口座を持っていると回答した373人に、銀行の使い方について聞いてみました。

Q2.あなたは財布の残高がいくらになったらお金をおろしますか？
第1位 1,000円以上5,000円未満……153人（41.0％）
第2位 1円以上1,000円未満……100人（26.8％）
第3位 5,000円以上10,000円未満……53人（14.2％）
第4位 0円……27人（7.2％）
第5位 10,000円以上30,000円未満……26人（7.0％）

Q3.銀行で一回におろす金額はいくらですか？
第1位 10,000円以上30,000円未満……130人（34.9％）
第2位 5,000円以上10,000円未満……107人（28.7％）
第3位 3,000円以上5,000円未満……60人（16.1％）
第4位 1,000円以上3,000円未満……58人（15.5％）
第5位 30,000円以上……18人（4.8％）

Q4.銀行にお金をおろしに行く頻度はどれくらいですか？
第1位 月1回未満……139人（37.3％）
第2位 月2回……89人（23.9％）
第3位 月1回……68人（18.2％）
第4位 月3回……40人（10.7％）
第5位 月4回以上……37人（9.9％）

財布の残高が5,000円未満にならないとお金をおろさない人が7割近くにのぼりました。また、銀行に行く回数も月1回以下の人が半数を超えており、多くの大学生は財布の残高がぎりぎりになるまでは、銀行に行かないようにしているのではないでしょうか。銀行でおろす回数が少ない人は、そもそもお金を使う頻度が少なかったり、一か月に使うお金をまとめておろしたりしているようです。一方、複数回銀行に行くという人は、お金を使うときに使う分だけおろしているという人が多いようです。

続いて、全員に交通系ICカードや電子マネーの使い方について聞いてみました。

Q5.交通系ICカードや電子マネーを使いますか？

はい……326人（81.1％）
いいえ……76人（18.9％）

地域による差もあるとは思いますが、やはり多くの人が交通系ICカードをはじめとした電子マネーを利用しているようです。さらに、ICカードや電子マネーを使っている人に、電子マネーをどのように使っているかを聞きました。

Q6.電子マネーの残高がいくらになったらチャージしますか？
第1位 1円以上500円未満……123人（37.7％）
第2位 500円以上1,000円未満……102人（31.3％）
第3位 0円……51人（15.6％）
第4位 1,000円以上3,000円未満……34人（10.4％）
第5位 3,000円以上10,000円未満……9人（2.8％）

Q7 .電子マネーに1回でチャージする金額はいくらですか？
第1位 1,000円……143人（43.9％）
第2位 2,000円……64人（19.6％）
第3位 3,000円……56人（17.2％）
第4位 5,000円……33人（10.1％）
第5位 10,000円……20人（6.1％）

電子マネーになると、少額ずつチャージするという傾向が現金よりも強く見られます。残高が減り過ぎると改札が通れなくなったりして面倒なことが多いので、最低限の金額が残るように、気づいたらこまめにチャージをしている人が多いようです。また、紛失のリスクを考えてあまり大金をチャージしないようにしていたり、オートチャージで常にある程度の残額を確保したりしている人も一定数いました。

最後に、クレジットカードの使用について聞きました。

Q8 .クレジットカードを持っていますか？

はい……239人（59.5％）
いいえ……163人（40.5％）

電子マネーの所持率に比べると低いですが、それでも6割近くの人がクレジットカードを持っているようです。支払いの請求が後から来るのが怖いので使わないという人も一定数いますが、ネットショッピングをよく利用する人は積極的にクレジットカードを利用しているようです。