アメリカの大学の学費はどれくらい? アメリカの大学の講義を日本で受けられる「MOOC(ムーク)」とは?

学生の窓口編集部

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日本の大学の学費は、ずばり私立だと年間100万円前後が必要。理系だともう少し高めになることが多いです。さらに初年度の場合は入学金も必要ですから、その金額はさらに高くなりますね。では、アメリカの大学の学費についてはどうでしょう。調べてみると驚愕の事実が判明しました!今回はアメリカの大学の学費と、日本の大学との比較について詳しく解説。そのほか無料で海外の講義を聴くことができるオンラインサービスについても触れていますので、是非最後まで目を通してみて下さいね。

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大学の学費は4年間でどれくらいかかる? 国公立と私立の比較と諸経費について

アメリカの大学の学費は……高い!

文部科学省が公開している「諸外国の教育統計 令和2(2020)年版」に、「大学の学生納付金」というデータがあります。資料によると、アメリカの4年制大学および2年制大学の学生納付金(学費)の年間平均額は以下のとおりです。

アメリカの州立大学

・4年制大学:8,804ドル(約101万4,000円)
・2年制大学:3,156ドル(約36万4,000円)

アメリカの私立大学

・4年制大学:2万9,476ドル(約339万5,000円)
・2年制大学:1万4,589ドル(約168万円)

※データは2016年のもの
※州立大学は州内学生の平均額。州外学生はさらに高くなります。
※ドル円レートは日本銀行が毎月公表する基準外国為替相場の前年10月から当該年9月までの平均値。

アメリカの州立大学とは、日本でいう国立大学のような位置づけ。それでも4年制で日本円にして何と100万円越え!為替レートの影響もありますが日本よりも学費は高めと言えるかもしれません。さらに私立大学ともなると、日本と同じでさらに高額に。州立大学の約3〜4倍もの学費が必要となる計算です。

ちなみにアメリカの大学は入学料が必要ないため、毎年度この金額を支払うことになります。

アメリカの有名大学の学費を個別に見てみよう

平均ではなく大学単体で見た場合、学費はどのくらいになるのでしょうか。同じく「諸外国の教育統計 令和2(2020)年版」に「個別大学の例(2016年)」が記載されていますのでご紹介します。

個別大学の学費〜州立大学

・ユタ大学:8,518ドル(約98万1,000円)
・ニューヨーク州立大学(オルバニー校):9,223ドル(約106万2,000円)
・テキサス大学(ダラス校):1万1,192ドル(約128万9,000円)

州立大学では3校が例に挙げられています。やはり100万円前後はかかるようですね。それでも私立4年制大学の平均と比べると、かなり安いのが助かります。

個別大学の学費〜私立大学

・シカゴ大学:5万3,649ドル(約617万9,000円)
・ハーバード大学:4万7,074ドル(約542万2,000円)
・マサチューセッツ工科大学:4万8,452ドル(約558万円)
・スタンフォード大学:4万7,940ドル(約552万1,000円)

私立大学では、ハーバード、マサチューセッツ、スタンフォードなど有名な大学が挙がっていますが、いずれも日本円にすると驚きの500万円オーバー。円換算額は為替レートの影響が大きいとはいえ、先ほどの私立大学平均額と比べてもかなり高額と言わざるを得ません。やはり有名な大学ともなると、学費は高くなってくるのかもしれませんね。

日本の大学の学費と比べてみよう

先ほどからの「諸外国の教育統計 令和2(2020)年版」には、日本の国立・公立・私立大学の学生納付金(学費)についても記載されています。それぞれの2017年平均額を表にまとめました。

*日本の大学の学生納付金 初年度平均額 2017年*
(単位:円)

合計 入学料 授業料 施設設備費
国立大学 81万7,800 28万2,000 53万5,800
公立大学 93万2,519 39万4,225 53万8,294
私立大学 133万3,418 25万2,030 90万93 18万1,294

国公立と私立ではやはり金額に開きがあるものの、アメリカにおける州立⇔私立のように何倍もの差があるわけではありません。また私立大学は授業料のほかに施設設備費が必要になることも特徴の一つです。

さて本題のアメリカと日本について比べてみます。

アメリカの州立と日本の国公立を比べると?

改めてアメリカの州立大学と、日本の国公立大学の平均額を転記しました。
※4年制で比較しています。

・アメリカ州立大学:8,804ドル(約101万4,000円)
・日本 国立大学:81万7,800円
・日本 公立大学:93万2,519円

こうして見ますと、日本の国立が最も割安となっているものの、アメリカの州立⇔日本の国公立の学費はそこまで大きな差は出ていないと言っていいでしょう。

アメリカの私立は日本の私立より断然高い!

次にアメリカの私立大学と、日本の私立大学の平均額を比べてみましょう。
※4年制で比較しています。

・アメリカ私立大学:2万9,476ドル(約339万5,000円)
・日本 私立大学:133万3,418円

このようにアメリカの方が圧倒的に高額!しかも日本の私立大学の金額には入学金も含まれていますから、2年次以降はさらに差が出ることになります。

アメリカの学生や保護者の多くは、この学費の支払いで大きな負担を強いられているようです。学生本人は学業の傍らパートタイムで働いたり、補助金や奨学金は最大限活用。それでも最終的に多額の学生ローンが残り、長い年月をかけて返済していくのだとか。

また、コミュニティカレッジと呼ばれる州立2年制大学に通う学生も多いようです。大学選びは費用面ばかりではありませんが、州立2年制大学なら学費を大幅に抑えることができるのが魅力です。

コロナ禍でのアメリカの大学の状況と学費問題

2021年現在、新型コロナウイルス感染症の収束は、世界的に見てもまだまだ程遠い状況と言わざるを得ません。ワクチン接種が日本でもスタートしましたが、これが現状をどこまで打開してくれるか注目したいところです。

このコロナ禍において、アメリカの大学の講義はというと、まだまだオンライン授業が主流。感染対策を万全にして対面授業を再開した大学もありますが、結局学内での発症者が増大(クラスター発生)してしまった事例も。

一方でオンライン授業の方も「良いことづくし、問題ナシ!」というわけにはいきません。アメリカではそれが学費問題として噴出。オンライン授業でカバーしきれない部分について、「授業の質が低下した、授業料を返還せよ!」と訴訟になっているのです。例えば大きな機材を使った実習など、これまで対面授業で行われていたことができなくなり、不満が募っているのですね。

これが無料?アメリカの大学の講義を日本で受けられる!

ここでは、世界各国の大学の講義を日本で受けられる新サービスについてご紹介します。

・貴重な大学講義を
・基本は無料で
・オンラインで!

日本どころか自宅にいながらにして聴講することができてしまうのです。このシステムのことを「Massive Open Online Course:大規模オンライン公開講座」、略して「MOOC(ムーク)」と呼んでいます。

MOOCのサイトを2点ご紹介します。

Asuka Academy

「世界最高の大学講義を日本語で無料で学ぼう」この日本語で、しかも無料でというのが嬉しいではありませんか。特に、マサチューセッツ工科大学の講義が充実しているのが特徴。Asuka Academy独自の認定問題をクリアすれば、修了証書が発行されます。

Asuka Academy公式サイトはこちら

Coursera(コーセラ)

Courseraの特徴は、オンラインで学位の取得までできてしまうこと。学位の取得はさすがに無料とまではいきませんが、一般に比べてはるかに低価格。例えば現時点ではノーステキサス大学の学位コースが出ていましたよ。

Coursera公式サイトはこちら

大学のオンライン化は急速に進んでおり、MOOCのようなサービスも同時に拡大していくものと思われます。国境をも瞬時に飛び越えてしまうオンライン授業。日本の大学と併用して学んだり、知りたいところだけをピックアップして学んだりと、色々な使い方ができそうですね!

◆ ◆ ◆

今回は、アメリカの大学の学費について、日本の学費との比較を交えながら解説してきました。アメリカの私立大学の学費の高さは正直ギョッとしてしまう程でしたね。それでいて授業はリモート、スポーツイベントは中止となればやりきれない思いです。大学生のみなさん、留学生のみなさんに楽しいキャンパスライフが早く戻ってくることを祈っています。

▶データ引用:文部科学省「諸外国の教育統計」令和2(2020)年版

(学生の窓口編集部)

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