後悔しないゼミの選び方は? 現役大学生が教えるゼミ選びのポイント5つ 2ページ目
■他に注目すべき「ゼミ選び」のポイントは?
また、アンケート結果によると、「ゼミで何を学ぶか」と同じように重視されていたポイントがあります。それは、「誰と一緒に学ぶか」。ゼミのカリキュラムとの相性も勿論重視すべき事ですが、どんな人が第一志望のゼミを希望しているのかをチェックしたほうがいいという意見が寄せられました。コメントの一部をご紹介しましょう。
「元々一昨年までは第三希望の人が流れてきていたゼミだったが、私たちの代は、全員がそれぞれの研究を頑張っているから、研究内容の水準が高くなっているから(女性/20歳/大学3年生)」
「人間関係がうまくいかないと、助け合えないから。ゼミ合宿や卒業研究などみんなでやることが多いため仲がいい友人がいないとつらいから(女性/21歳/大学3年生)」
同じゼミのメンバーになると、長くて2年もの時間を共有することになります。研究への姿勢やフィーリングが同じメンバーに出会えると、ゼミで過ごす時間もぐっと楽しくなりますよ。
また、あわせてチェックしておきたいのが、教授との性格的な相性です。「教授が自分の性格と合わず、何度も衝突し、自分だけ怒鳴られることが多かった。教授のことがとても嫌いになってしまい研究自体も嫌いになりそうだった(女性/22歳/大学4年生)」というコメントのとおり、教授と性格があわないと研究そのものに支障が出ることも。ゼミを選ぶ際には、教授の性格や指導態度についてもチェックするようにしましょう。
■「後悔しないゼミ選び」をするためのポイントまとめ
ポイント1. 先輩大学生が思うゼミ選びのポイント1位は「研究テーマに興味が持てるか」
ポイント2. 後悔しないゼミ選びのコツは、「どんなことを」「誰と学びたいか」を決めること
「自分はどんなゼミに入りたいのか」がはっきりしていない時は、つい友達と同じゼミを選んだり、「あのゼミは楽だよ」「そこのゼミは大変だからやめた方が良いよ」という噂に右往左往してしまいがちです。周りから情報を得ることはもちろん大切ですが、一番大切にしたいのはやはり「自分の気持ち」。まずは今の自分が関心を持てる分野を今一度洗い直したうえで、気になるゼミの希望者と交流してみてはいかがでしょうか。所属するゼミを探すうちに、より興味を持てる分野が見つかるかもしれませんよ。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年10月
調査人数:大学生男女1006人(男性504人、女性502人)
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