マカオのおすすめ観光地20選! 世界トップクラスのカジノをなど見所を紹介 4ページ目
中国の思想家、孫文とともに富強救国を説いた鄭観應の邸宅「鄭家屋敷」は敷地面積4000平方メートルの大屋敷で、1881年頃の竣工といわれています。多い時で300人以上がこの邸宅に住んでいたそうで、建物は当時の中国式住居としては西洋の影響を大きく受けていて、複数の建物、中庭で構成されています。
広大な敷地内は迷路の様で、日本の長屋を豪華にしたような感じです。玄関の表札の赤やランタンなどがかけられているのを見ると、中国風住宅にお邪魔したような雰囲気が増します。
マカオ歴史市街地区の世界遺産の一部に指定されていて、雑踏のリラウ広場からすぐの場所にあります。邸宅内は放置されていた邸宅をマカオ政府が修復して一般公開していますので。当時の雰囲気を知りたい方は展示がある邸宅内の企画コーナーで確認しましょう。
マカオのおすすめ観光地12.リラウ広場
1999年12月20日にポルトガルから中国へ主権返還されたマカオ。120年あまりの間ポルトガルであったこともあり、マカオ市街は西洋と東洋の、そしてポルトガルの影響を強く受けた建物、文化が残っています。2005年にマカオ歴史市街地区が世界文化遺産に登録され、22の歴史的建築物と8カ所の広場が観光名所巡りでにぎわいます。
そのなかのリラウ広場は、ガジュマルの木が見守る穏やかな場所で、"リラウ"は「山の湧き水」の意味(ポルトガル語)を持っています。港に近く、多くポルトガル人が住んでいたこの街は、木々の緑や花でいっぱいで、街歩きの休憩場所にもおすすめの観光スポットです。
マカオのおすすめ観光地13.ドン・ペドロ5世劇場
ポルトガルの国王ドン・ペドロ5世を記念して有志が出資して建造したオペラ劇場は、文化面で東洋と西洋、ポルトガル人とマカオ人の交流を促進しました。外観はピスタチオクリームのような淡いグリーンでセドナ広場から歩いて5~10分の場所にあります。
当時は社交の場として利用されることが多く、オペラやコンサートなどを鑑賞する男性専用の劇場だったようです。今は時々、中国伝統楽器のオーケストラが演奏するなどで利用されます。世界遺産指定の劇場でオペラ鑑賞などができるなんて、マカオ滞在時に演奏があればその響きなどを体感してほしいものです。
マカオのおすすめ観光地14.ロバート・ホー・トン図書館
マカオの南西部南湾湖と西湾湖の細長いエリアにあるロバート・ホー・トン図書館は南欧風のおしゃれな佇まいの公共図書館です。香港の実業家として成功したロバート卿が以前ポルトガル人の住んでいた邸宅(現:ロバート・ホー・トン図書館)を別荘として購入、死後遺言にあったとおり、マカオ政府に寄贈されました。
レモンイエローの外観はさわやかで建物の前にある木々の緑と融和してとてもスタイリッシュです。中にはオープンエリアや庭園もあり休憩スポットとして和むことが出来そうです。
マカオのおすすめ観光地15.聖オーガスティン教会と広場
マカオのウォーターフロントにある聖オーガスティン教会は、ロバート・ホー・トン図書館の向かいにある教会で十字架を担ぐキリスト像がある教会として知られていて、現在の建物は1874年に再建されたものです。
周囲には観光名所がたくさんあるため、点と点を結ぶように街歩きするのがおすすめです。セナド広場から民政総署~ロバート・ホー・トン図書館~聖オーガスティン教会と広場~政府総部~リラウ広場~鄭家屋敷~港務局~媽閣廟など半日~1日かけて歩くと効率的でしょう。途中寄り道をして街のパン屋さんや食堂で食事をとるのも楽しみですね。