ベトナムのおすすめ観光地20選! ハノイからホーチミンまで、絶対行くべき観光スポット 2ページ目
ベトナムのおすすめ観光地1.サイゴン大教会 (聖母マリア教会)
ホーチミン市のシンボル的存在「サイゴン大教会」は、尖塔はシルバー、レンガ造りの赤い色の教会で天気のいい日は青空に映える建物です。周囲ではマリア様に祝福を、と毎日のようにウェディングドレスを纏ったベトナム人の新郎新婦が撮影をしています。現在は修復中のため中まで入れませんが、そんな時は内部や周辺の環境に目を移してみましょう。教会前のマリア像は、数年前に涙を流した、地元のニュースで話題となったこともあります。フランス植民地時代に完成したカトリックのゴシック建築19世紀末の建物は、地元の人にも愛されています。
ベトナムのおすすめ観光地2.古都ホイアン
15~19世紀にアジアとヨーロッパの貿易で栄えた街ホイアンは、日本とも関わりが深く、江戸初期の頃、朱印船貿易が舞台となり日本人商人がやってきて日本人街を築いた街でもあります。街角にはブーゲンビリアのピンクが季節になると咲き誇り、その場所でお土産ものを売っている露天商に彩りを加え、華やかな雰囲気を演出してくれます。
街の中にある「日本橋」は、今は年月がたち中国風にリメイクされていますが5世紀前の日本人たちがこの街でどのように暮らしていたかに想いを馳せると、違った光景が目に浮かんできます。夕暮れからはランタンのやわらかな灯りがともるため、もっとノスタルジックな雰囲気になります。そんな歴史とともに歩んできたホイアンの旧市街地は、世界遺産に登録されています。
ベトナムのおすすめ観光地3.フエ
ベトナム最後の王朝時代、都がおかれたフエは、グエン朝王朝150年間の栄華を支え続けてきました。その時代の宮廷文化は、ベトナム文化を大事にしながらフランスや中国の文化と融合しています。紫禁城を模して造られた王宮や霊廟、寺は新しい建築文化として今に残っています。また朱色を基調に黄色や青の色彩を織り込んだ壁のデザイン、王宮を取り囲む水面には見事なハスの花は、当時の王朝の優雅さを思い浮かべられるような落ち着いた空間に、ベトナムのゆっくり歩んだ歴史が照らし合わせられるようです。ベトナム中部へ足を運べば、そんな光景に出会えます。
ベトナムのおすすめ観光地4.ハロン湾
ベトナム北部の景勝地、ハノイ南部にあるハロン湾はベトナムのリゾート地。大小2000の奇岩が海から突き出て、その周辺をクルーズ船や遊覧船がゆっくりと海上散歩をする、そんな光景はここハロン湾でしか見られない風景となっています。
ハロンという地名は、「ハ」が降りる、「ロン」が龍で"龍が降り立つ場所"という意味になるそうです。どこまでも深い海なのか海の色はエメラルドグリーンで、波もなくおだやかに静かに佇んでいます。伝説では、外敵の侵略に悩まされていたこの場所に、龍の親子が降りてきて敵の侵入を防いだといわれています。その親子龍は口から玉宝を吹き出しそれが、ハロン湾の奇岩になったともいわれています。
ベトナムハロンでこの湾をゆっくり回りたい方は、ハロン湾クルーズに参加してみてください。陸からは見られない鍾乳洞などにも立ち寄れます。ツアーはハノイ発が一般的ですので、ハノイ滞在の自由時間にぜひ足を運んでみてください。
ベトナムのおすすめ観光地5.タンロン遺跡
タンロン遺跡は、ユネスコの世界文化遺産に2010年に登録されたベトナムの首都ハノイの歴史ロマンが漂う場所で、都が置かれてからおよそ1000年の間(フエ1802-1945除く)歴史と文化の中心でした。タンロンとは、「タン」が昇るで「ロン」が龍ですので龍が昇っていくという意味なのでしょう。今も継続して遺跡調査が行なわれているタンロン城は今後も発掘調査が続きますが、今ある端門(ドアン門)、敬天殿の龍の階段 敬天殿(キン・ティエン殿)、後楼、文廟などは調査がなければ一般公開されています。場所はホーチミン廟からおよそ徒歩15分にあり、軍事博物館の側にチケット売り場があります。
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