モロッコのおすすめ観光地15.エルフード

※写真はイメージです

碁盤の目のようにまっすぐ通った道路が印象的な町・エルフード。街中の建物はどことなく四角で統一されており画一的な印象を持ちますが、シンプルな美しさを鑑賞できます。フランス軍の駐屯地でもあったため、市街地はとても豊かですてきな場所です。オアシスやサハラ砂漠への入り口でもあるため、多くの観光客で賑わいます。道路もきれいに整備され、世界中のツーリストたちに人気のスポットです。モータースポーツの愛好家が各地から集まるそうので、四輪駆動の発進音が毎日のように行き交います。

モロッコのおすすめ観光地16.メルズーガ

メルズーガは、砂に埋もれた小さな村。この一帯にはレルグシェビといった大砂丘が広がっています。観光客が気軽に「サハラ砂漠」へ足を踏み入れることのできる場所で、2006年からはメルズーガへの道路が整備されて以来普通車でもいけるようになりました。ホテルやレストランに加え、宿泊する旅行者も増えたので近代化が進み、雰囲気は急速に変化しています。歴史とモダンのコントラストが魅力的です。

モロッコのおすすめ観光地17.フェズ

世界一複雑な迷路の町、フェズ。モロッコ最初のイスラム王朝の都があった場所です。イスラム王朝アッバース朝に反乱を企てたイスラム教徒が激しい迫害に遭い、この地に亡命しました。彼らの手腕によってこの地は再興し、新しいイスラム王朝が生まれました。

城塞で囲まれた町の中心には壮大なモスクが建てられ、信仰、芸術、商業の面でもモロッコの中心として今も昔も栄華を極めています。多くの人々の活気あふれる生活を営む姿にとても元気づけられることでしょう。

モロッコのおすすめ観光地18.ブージュルード門

フェズに行ったら見ておきたい、メディナの入り口にあるのがフェズ最大の門。フェズの代名詞的存在でもあります。1913年に完成したもので、外面は幾何学模様の彫刻と青、緑色といったきれいなタイルで飾られています。ここから新市街へ行く場合はタクシーを使うといいですが、門の前にいるタクシーは観光客目当てで高めの金額を言ってくるので、少し離れたバトハあたりでタクシーをつかまえるのがおすすめです。

モロッコのおすすめ観光地19.アッタリーンスーク

※写真はイメージです

「香料」を意味するアッタリーンという名の通り、ここは香料や香辛料、香水を売るお店が集まったスークです。それだけでなく、ヘナの粉やアイシャドウ、練り石鹸などを売っているお店もあり、日本では見かけないようなめずらしいものばかりです。脇道に入ると機織り職人たちが一つ一つ手作りで布を編んでいる場面に出くわすでしょう。織物、絹製品、ジルバーブなど、おみやげ物を選ぶには最適な場所かもしれません。

モロッコのおすすめ観光地20.マジョレール庭園

フランス人の画家であるジャック・マジョレルによって造られた庭園です。世界中の植物が庭園内に集められ、建物などの造形物は青や赤、黄といった鮮やかな色が見られます。その色彩と雰囲気とが織りなす不思議な空間は、訪れる人々を魅了してきました。庭園内には食事を楽しめる場所もあるので、ゆっくりとした時間を過ごすのにも最適です。

モロッコのおすすめ観光地をご紹介しましたが、いかがでしたか？ モロッコには魅力的な町がたくさんあり、マラケシュやカサブランカ、フェズへの旅は、日本とは全く感覚が違うカルチャーショックが待っています。ぜひ、それをエネルギーにかえられるようなモロッコ旅行を楽しんでみては？

執筆者：つかさあおい（ナレッジ・リンクス）

学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内（47都道府県制覇）と海外（12カ国40都市）を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。