ロシアのおすすめ観光スポット20選! 世界遺産など訪れるべき場所を紹介 3ページ目
1907 年に建立されたサンクトペテルブルクにあるロシア正教会の教会で、その名称はロシア皇帝アレクサンドル3世が、先帝アレクサンドル2世に 1881 年にテロによって暗殺されたことを偲び、この教会を建設したことに由来します。
この教会最大の見所は、教会の内壁に描かれた総面積 7500 平方メートルの、聖書を題材としたモザイク画です。その豪華さとモザイク画ひとつひとつの精巧さは、世界随一と言っていいでしょう。美術にあまり関心のない方でも圧倒されること間違いなしです。
ロシアのおすすめ観光スポット7.エカテリーナ宮殿
サンクトペテルブルクから25km離れたツァールスコエセロー国立博物館保護区内にある、エカテリーナ1世が1717年に作らせた夏の避暑地用の離宮です。
この宮殿最大の見どころは2つあり、ひとつは「琥珀の間」と呼ばれる、部屋の装飾が全て琥珀でできた一室です。世界にひとつしかないこの部屋は、その豪華さもさることながら、装飾品の精巧さには目を見張るものがあります。この部屋以外にも各部屋に描かれた天井画や壁に飾られた絵画もすばらしいです。
ロシアのおすすめ観光スポット8.夏の庭園
ピョートル大帝が1704 年に作らせた庭園で、ロシア人がサンクトペテルブルクで 1番好きな公園であるとも⾔われています。「夏の宮殿」と呼ばれる 2 階建ての木造建築や巨大な噴水、整然と並んだ木々や手入れのいき届いた芝生など、緑に溢れた大規模な庭園です。サンクトペテルブルク観光の休憩所として利用してみてはいかがでしょうか?
ロシアのおすすめ観光スポット9.ペトロパヴロフスク要塞
1703年にピョートル大帝がバルト海進出に伴い、スウェーデンから土地を守るためにサンクトペテルブルクのザーヤチ島に作らせた要塞で、現在では造幣局として利用されています。そのほか、要塞中央に位置しピョートル大帝以降の歴代皇帝の墓所になっているペトロパヴロフスク聖堂、サンクトペテルブルク歴史博物館、監獄跡など一般の人が入ることのできる場所もあります。
なかでもおすすめなのが、サンクトペテルブルク歴史博物館。帝政ロシア時代の品々はもちろん、ソビエト時代の科学技術を紹介した展示品もあり、誰もが楽しめる場所でしょう。
ロシアのおすすめ観光スポット10.聖イザク大聖堂
サンクトペテルブルクにある、1818年から1858年まで、実に 40 年の歳月をかけて建てられた世界最⼤規模の教会です。ソビエト政権下では博物館として使用されたこの教会の最大の特徴は、 100kg 以上の金を使った金箔貼りのドーム、花崗岩や大理石をふんだんに使用して作らせた外壁や柱といった外観です。さらに内部にある800平方メートルに及ぶ巨大絵画をはじめとしたイコン、モザイク画などの膨大な数の美術品や、サンクトペテルブルクを一望できる展望台も魅力のひとつです。