ロシアのおすすめ観光スポット20選! 世界遺産など訪れるべき場所を紹介 4ページ目
モスクワ中心部にある文化遺産に指定された広場で、1493 年にイヴァン 3 世が自分自身の居城の前の市街地を整備させたのが起源とされています。なぜ「赤の広場」と呼ばれるかといいますと、この広場は「クラスナヤ広場」ともいい「クラスナヤ」はロシア語で「赤い」という意味なので、こう呼ばれています。しかし古代スラブ語では「クラスナヤ」は「美しい」という意味で使われていたため、本来は「美しい広場」という意味で名付けられたのでは、という説もあります。
そんな「赤の広場」の魅力は、その場所からクレムリンや国立歴史博物館、カザン聖母聖堂、宮殿のようなグム百貨店などを⼀望できることです。また、一年中さまざまなイベントが開催されていますので、いつ訪れてもにぎやかで楽しいでしょう。モスクワを訪れたらまず「赤の広場」へ足を運んでみて下さい。
ロシアのおすすめ観光スポット12.クレムリン
クレムリンは、モスクワ中心部に位置し、赤の広場と共に世界遺産に登録されている宮殿です。ソビエト政権下では共産党の中枢が置かれ、現在でも大統領府や官邸が置かれていることから、ロシア政府の代名詞として「クレムリン」が使用されています。
総面積 26 ヘクタールの中に大小さまざまな宮殿、聖堂、20 の塔があり見所満載です。(中には一般公開されていないものもあるので注意)。
特におすすめなのがウスペンスキー聖堂です。クレムリンの中央に位置している⼤聖堂で、歴代ロシア皇帝の戴冠式に使われてきた歴史ある建物です。ロシアの聖堂建築特有の豪華な装飾品やイコン、フレスコ画を思う存分堪能することができます。
ロシアのおすすめ観光スポット13.レーニン廊
レーニン廊は赤の広場にあり、クレムリンに隣接しています。1924 年に亡くなったソビエト連邦の指導者レーニンの霊廟で、ここでレーニンの遺体が保存処理を施されて安置されています。中ではもちろん撮影禁止、さらに兵が監視しているので緊張感がありますが、まるで生きているかのようなレーニンの遺体はぜひ自分の目で見てほしいものです。
ロシアのおすすめ観光スポット14.ボリショイ劇場
1776 年ピョートル・ウルソフ公爵がエカチェリーナ2世によって大衆劇場の開設を許されたことから建てられた、2153人もの収容人数を誇るロシア最大の劇場で、主にバレエやオペラが上演されています。
有名な「白鳥の湖」が初めて上演されたのはこの劇場で、ここを本拠地とするボリショイバレエ団により現在でも上演されています。バレエやオペラだけでなく、巨大なシャンデリや天井画といった内装も素敵でうっとりしてしまいます。
ロシアのおすすめ観光スポット15.トレチャコフ美術館
1851 年にモスクワの商人パーヴェル・ミハイロビッチ・トレチャコフとセルゲイ・ミハイロビッチ・トレチャコフの兄弟が開いたギャラリーが発展してできた美術館で、その美術品の数は約 13 万点に及びます。
イコン画の傑作として知られるアンドレイ・ルブリョフの「至聖三者」や「ウラジーミルの生神女」、アレクサンドル・イワノフの「民衆の前に現れたキリスト」、カジミール・マレーヴィチの「黒い三角形」といった現代美術などそのコレクションは多岐に渡ります。